さて、いよいよ「CLUB WAKABA」の練習も後半に突入です。
前回はそれぞれのショットの細かい動きやバックハンドの注意点でした。
今回は基礎打ちの後にやっているパターン練習編です。
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「CLUB WAKABA」では同じ練習を何回も何回もやり、
体に覚えこませるという手法を取っています。
“習うより慣れろ!”です(^。^)
出来てもいないのに次のショットを覚えようとしても
出来ないのが目に見えています。
そこで「CLUB WAKABA」では同じ練習のメニューを
2ヶ月間変えないでやっています。
コートは3面有るので、毎回トランプを引きそれぞれの引いた数字の
場所に入ってもらい、2分~2分半ぐらいを1セットで半時計周りに
一周したら終わりという感じです。
時間にして30分前後ぐらいです。
まず一番初めに行ったパターン練習は半面でのドロップ交互です。
ドロップ→ヘアピン→ロブ→ドロップ→ヘアピン→ロブ・・・の
繰り返しです。
そして慣れてきた2ヶ月後に、
ドロップ→ヘアピン→ヘアピン→ロブ→ドロップ→ヘアピン→ヘアピン→ロブ・・・
と変化させ、更にその2ヵ月後はオールショートといった感じで
現在に至っています。
オールショートとはロビング側はヘアピンかロブ、
ドロップ側はドロップかヘアピンで返します。
ドロップ側はとにかくひたすらネットに返すという練習です。
この練習で一番気をつけることはロブ側はミスしないということです。
今は半面でやっていますが、
今後はこのパターン練習にもクロスも混じえながらやっていきます。
最終的には全面を4人一組でやり、
クリア、スマッシュも中に入れていく予定です。
ここまでくるには早くても1年後ぐらいでしょうか。
これらのパターン練習で注意していることは、
ネット前の入り方(かかとから入る)、ヘアピンの打点(打点は目の高さ)、
ロブの高さ(できるだけ高く)の3点に重点を置き、そしてとにかく
“ミスをしないで続ける事”を最大の目標にしています。
後ろからネット前に取りに行く時は、
必ずかかとから入りしっかり踏み込みます。
つま先から入ると足をくじいてしまい捻挫してしまう恐れがあるからです。
ヘアピンの打点は目線!
そしてネットの白い帯から10~15センチぐらい下で取ることが
望ましいです。
ヘアピンをよく手首でコントロールしている人を見かけますが
それでは安定しません。
しっかり踏み込んだ足に体重を乗せ、膝で衝撃を吸収してヘアピンを
すると安定します。
ロビングは当る瞬間にグリップを軽く握り込むような感じで
リラックスして打つと高さも稼げて安定します。
とにかく打つ前から力まないことです。
基本的にパターン練習は前回のメニューに新たな動作が一つ加わる
という感じにしています。
毎回毎回、違うことをやっていたのでは、
前回まででようやく慣れてきたものが生かされないからです。
せっかく慣れてきたのに違うパターン練習に変えてしまっては
効率良く有りません。
何事もそうですが、やはり継続してやるということが
上達への最短距離だと思います。
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【ぷちコラム】
まだ間に合う!ゲームの勝敗を左右する
鍵はロングサーブ!?
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バドミントンの試合に出ている方なら誰でも想像がつくと思いますが、
夏場の試合は最悪ですよね。
1ゲームを取って2ゲームを取られ
ファイナルにでもなったならため息をついてしまいます(-_-;)
さて、そんな夏場の過酷な試合には耳寄りな情報かもしれませんが、
なんと現行の15点ゲーム(サーバー側のみ点数が加点)から
21点のラリーポイントのゲーム(ミスしても相手に加点)に
ルールが改定されるようです。
現在、国際バドミントン連盟(IBF)では試験的にこの新ルールを導入
していて、4月に日本で開催されるトマス杯、ユーバー杯も
このルールで行うそうです。
この新ルールになると試合時間はかなり短縮され、
選手の体力的負担は相当減るそうです。
でもラリーポイントなので精神的にはきついかも・・・
さて、ここからが重要です、
ラリーポイントということはミスしたら相手に点数が入るというルール。
つまりショートサーブをネットぎりぎり狙って引っ掛けても
相手のポイント、短くてアウトでも相手にポイントということになり、
いくらラリーに勝っても“ミス=敗北”という厳しい現実が
待っているのです。
ということは、そういうリスクの高いショートサーブより、
リスクの少ないロングサーブが主流なるのではないでしょうか?
特に初級者~中級者レベルではロングサーブ合戦が予測されます。
そこで思ったのが、
今のうちからロングサーブとロングサーブのレシーブの練習を
しておいた方がいいということです。
国内の試合も順次、改定されるそうでして
市町村の大会もそう遠くはない時期に変わることが予測されます。
今のうちから準備をしておけば、
ルール改定後も慌てることも無く冷静に判断が出来て
良い結果につながるということになります。
ロングサーブの練習をしてみてはいかがでしょうか?
今回は「防災準備は今のうちから」というコラムでした(^・^)
パターン練習の基本(前編)
2006/02/07 by material-crew