チャイナステップとサーキットトレーニング

2006/06/27 by material-crew

さて今回は「CLUB WAKABA」のメイン練習でもある
『チャイナステップ』と『サーキットトレーニング』の詳細についてです。

これは本メルマガ(2005年12月13日発行【Vol.3】)
である程度は触れていますが、
実際どういうものかを今回ご紹介していきたいと思います。

まずチャイナステップステップですが、
これは字のごとく「中国式ステップ」
なんでこう呼ばれるのかは分かりませんが、
感じとしてはコサックダンスを立ってやるような感じです(^_^.)

このチャイナステップは、
「次の動作に速く移る」
為のきっかけを作るもので、
簡単にいえばフットワークをスムーズに行う為の準備運動
のようなものと思ってみてください。

では、実際どういったものなのか?
文章ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、
皆さん頑張って頭に思い浮かべながら読んでみてください。

まず大きな輪を作り、中を見て立ち、
隣同士動いてもぶつからない様にします。
それと!実際このチャイナステップを行う際には、
ストップウォッチが必須アイテムとなりますので
やってみようという方はご準備を・・・

それでは・・・まず始めと同時に基本ステップです。
基本ステップはどちらの足から始めても良いです。
かかとがおしりにつくような感じで足を後ろに曲げ、
次にボールを蹴るような感じで前に出します。
これを右・左交互に行い、更に軽く上に飛び跳ねながら行います。
イメージ出来ますか?
この時、体(肩)に力が入っていてはダメです!リラックス!
手はブラブラしていてOKなくらいです。

大体10秒くらい基本ステップをしたら、
次に色々なステップが入ります。
ステップが終わったらまた基本ステップ・・・ステップ・・・基本・・・
こんな感じで行っていきます。
大体の感じは想像出来ますか?

基本ステップ(10秒)
   ↓
足を閉じたまま、前後に動く(ゆっくり10秒、速く5秒)
   ↓
基本ステップ(10秒)・・・疲れても止まらないで続ける。
   ↓
足を閉じたまま左右に動く(ゆっくり10秒、速く5秒)
   ↓
基本ステップ(10秒)・・・呼吸を整えて、休まない。
   ↓
足を開いて、クロスに閉じる(ゆっくり10秒、速く5秒)
   ↓ 
基本ステップ(10秒)・・・止まらない、休まない。
   ↓
腿上げジャンプ(10回)
   ↓
1セット終了(お疲れ様でした)

WAKABAではこれを3セットしています。

セット間の休みは30秒。
はっきりいって体力づくりも兼ねてます^_^;

最近は慣れてきたので、歩幅を大きくやったりといろいろ工夫してます。
変化させるステップは他にも色々とたくさんありますが、
今現在やっているのはこの5種類のステップですね。

次にサーキットトレーニングですが、
これは一定方向に走ったりスキップしたりする練習です。
コート3面分の外周を使ってやっています。

1.10分間ゆっくりランニング(アップ)
2.スキップ
3.後ろ向きでスキップ
4.サイドステップ(足を入れ換えない横走りでスキップ)
5.細かくサイドステップ
6.サイドステップ2(※1、2歩目を小さく3歩目を大きくサイドジャンプ)
6.ツイスト(腰を左右に大きくひねりながら両手を真横に上げて横走り)
7.前ステップ(利き手を前にフェンシングみたいな感じでステップ)
8.後ろステップ(クリアを打つ感じで半身になり後ろにステップ)
9.後ろステップ2(3歩目を空中で足を入れ換える)
10.ジグザグサイドステップ(2歩で足入れ換える)
11.後ろジグザグサイドステップ(2歩で足入れ換える)
12.ダッシュ

サーキットトレーニングはサイドステップ(足を入れ換えない)がメインです。
これはフットワークで言えばシャセと言われる足運びですね。

シャセとは利き足に逆足が追っかけていくフットワークでして
常に利き足が前にある状態なので、どこからでも打つことができます。

ただ対角線など距離が長い移動には向いていないフットワークなので、
通常のランニングステップと混ぜて使うのが一般的です。

覚えると大変便利なので、
是非、マスターしましょう!

チャイナステップやサーキットトレーニングで
気をつけなくてはいけないのは過度のトレーニングです。
これは故障の原因になりますので要注意です。
少しでも体に違和感があるなら即、練習は控えてください。

これからの時期、バドミントンプレーヤーには過酷な季節ですが、
是非とも肉体改造に少し目を向けてはいかがでしょうか?
プレーの幅は必ず広がりますよ!!

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【ぷちコラム】
プレースタイルは方言!? 
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地元のクラブでは自分よりも上のレベルの人にも通用していたショットが、
他のクラブだと自分より下のレベルの人にあまり通用しなかった
という経験はないですか?
バドミントンのプレースタイルは地域によって結構違ったりするようです。

ドライブでガンガン攻めていく地域もあれば、
レシーブ主体の地域もあり、
クロスショットやヘアピン、ドロップ、
またはフェイントなどを多用する地域もあるようです。

プレースタイルは言葉で言い換えると
「方言」みたいなもんだと思います。
地元では十分通用するけど他ではあまり通用しない。
どこへ行っても通用させるには、
対戦相手によって色々なプレースタイルに即、切り換えられることがポイント
になります。

その為には出来るだけ色々な地域やクラブに足を運び、
色々なプレーヤーの球を受ける必要があります。
たまには環境を変え、アウェイでの練習も必要ということですね。

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