実戦で使える初級者の為の極意!

2006/07/25 by material-crew

前回の内容は「基礎打ちの盲点」。
基礎打ちでは上手に打てるのに、実際のゲームではなぜ打てないの?(・・?
・・・というお話しでした。

実戦で使うにはやはり【実戦を想定した練習】が必要不可欠だ
ということを改めて痛感させられました。^_^;

そこで今回は“試合を想定した練習方法”を二つほどご紹介します!

題して■■実戦で使える初級者の為の極意!■■

名前だけは凄そうですが、セオリーどおりのことかもしれません。

あくまでもバドミントンを始めて3~5年ぐらいの家庭婦人プレーヤーの方で、
初級から中級レベルぐらいまでの方が対象です。
上級者の方は参考にならないかもしれませんのであしからず(^。^)

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さて、前回【クロスヘアピン】が実戦で使えないということでしたが、
その理由は飛んでくるシャトルの向きにヒントがありました。
要するにシャトルが飛んで来た方向へ返球するのは簡単ですが、
それ以外の方向へ返球するのは難しいということです。

例えば相手からクロスヘアピンが飛んできて、
それをストレートのロビングやストレートのヘアピンで返球したいとします。
やってみると分かりますが、
これって簡単そうで意外と難しいんです。

そこで今回は“実戦で使える初級者の為の極意!”
ということで、まず
実戦で使えるようになるクロスペアピンとクロスペアピンの返球練習
をご紹介します。

第一弾として、前回のメルマガの中でご紹介したハンドトスノックに、
今回はもう一パターン増やしてのご紹介です。
一つ目は前回のメルマガでご紹介した内容ですが、
相手のバック側の前にドロップの軌道をイメージして
上からハンドトスノック、
それをクロスヘアピンで返すという練習です。

ある程度この練習していると、なんとなくコツが掴めると思います。
コツが掴めないようならまだまだです!(^。^)

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二つ目のハンドトスノックは
クロスヘアピンをストレートのヘアピン、またはロビングで返球する練習です。
ノッカーは場所をバック前に移動し、
バックからのクロスヘアピンを想定したハンドトスノックです。

投げ方は多少浮いても構わないのでオーバーハンドで上から投げます。
この二つのノックでしっかりクロスヘアピンとその返球を練習しましょう。
もちろんフォアバージョンも同様にやる方が良いでしょう。
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さて次は“実戦で使える初級者の為の極意!”第二弾!
実戦でクロスヘアピンが使えるようになるパターン練習です。
まず1コートに4人入ります。
※それぞれのポジションは図を参考にしてください。
↓ ↓ ↓ 

クロスヘアピン練習


1.A(ノッカー)の人はセンターライン付近からはBの人にロブを
  上げます。
2.Bの人は上がってきたロブをCの人にストレートのドロップで
 落とします。
3.Cの人はBの人が打ったストレートのドロップをクロス方向のDの人に
  クロスヘアピンで返します。
4.Dの人はCの人が打ったクロスヘアピンをストレートのヘアピンか
ロビングで返します。
これをノック形式で5分ずつ回していき、4人全員がまわります。

この練習で重要なのはCとDの人です。
「Cの人はストレートに飛んで来たシャトルをクロスヘアピンで返せるか?」

「Dの人は飛んで来たクロスヘアピンをストレートのヘアピン、ロビングで
きちんと返せるか?」

この二つがポイントです!

今回、ご紹介したノック、パターン練習はバック、フォアの両方やるように
してください。
フォアハンドはバックハンドをそのまま鏡に映したように逆に考えれば
いいだけです。

これらの練習は基本中の基本なので、しっかりと打つ習慣を身につけましょう!
とにかく反復練習あるのみです。
練習をすれば実戦で使えるようになります。
せっかく覚えた技も実戦で使えなくては意味がありません!
プレーの幅が広がればまた新たな技術を覚えたくなってきますよ(^^♪

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【ぷちコラム】
ラリーポイント制によって何が変わる? 
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さて皆さん!
ポイントがラリーポイント制による事で決定しましたが、
日々、練習の中でラリポイントは体験されましたでしょうか?
最初はかなり戸惑ってしまってポイントが何点なのか、
またどっちのポジションなのかが分からなくなってしまった
のではないでしょうか?

確かに分からなくなってしまいますよね^_^;
ちなみに“今現在”のスポーツの中で
サーブ権を必要としているものは唯一バドミントンだけなんですよ。
知ってました?

さて各市区町村大会も秋ごろから試験的にラリーポイント制が導入される
ようでして、各協会の方も現在、対応に追われているようです。
そこで今回、「ラリーポイント制によって何が変わるか?」です。
ラリーポイントはミスしたら相手に加点。

ということは・・・できるだけミスをしない、する環境にいないことです。
まず試合を始める前のトスで、
今までだったら勝った方がサーブ権を取るのが一般的でしたよね?
でもラリーポイント制になるとそのサーブをする方が不利になるんです。
サーブを引っ掛けてミスしてもダメ!あまいサーブを打ってもダメ!
最初はちょっとビビリますよね?

ということは・・・そうです!
ジャンケンで勝ったらコートを取りましょう!(^^♪
これで相手がサーブをミスってくれたらラッキーポイントです。

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