「中心視」と「周辺視」

2006/10/03 by material-crew

前回は急遽予定を変更して
マイパートナーがアキレス腱を切ってしまったことから、
「アキレス腱」のお話でした。

それにしても「アキレス腱」を切ってしまうと、
楽しいバドミントンも当分出来ず、
さらには、日常生活に支障がでてきてしまいます。
皆さんも、練習前にはしっかりと時間を取って、
ストレッチを行いましょう!
さて今回は、前回予定していたお話です。

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ところで皆さん、
「中心視」とか「周辺視」って言葉を聞いたことありますか?

ちなみに私はその言葉を知ったのは
半年ほど前に放送されていたあるテレビ番組でした。

どんな番組かというと、
「何故、車の運転手は交差点で曲がる時、
歩行者や自転車の巻き込み事故を起こすのか?」
というものでした。

車を運転される方ならちょっと思い出してみてください。
運転する時ってどこ見ていますか?

まっすぐ走っている時は前の車、
もしくは15~20m先を見て運転しますよね。

曲がる時はどうですか?
まずは信号を見て、それで左右、そして後ろを確認して
曲がると思います。

この時、運転手が見ている前方を「中心視」
左右斜め前を「周辺視」と言うのです。

「中心視」とは物がなんであるのかを
『はっきりと』確認して見ることが出来ます。
この場合、前の車や信号を見る時です。

逆に「周辺視」とは、何であるのかは分からないが、
『何かが動いている』という情報だけが確認できます。
交差点などで左折や右折する時に「チラッ」と視界に入る
横断歩道を渡っている歩行者などです。

運転手は前方だけに注意が片寄ってしまうと、
その結果、交差点で周りの状況判断を怠ってしまい
そのような事故を起こしてしまうのです。

その番組を見ていた私はふと、疑問に思ったのでした。
バドミントンでも同じような原理が働いてないか(・・?

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通常、ダブルスのゲームの時に、
トップアンドバックになったり、
サイドバイサイドになったり、
その時の状況によって、
フォーメーションを変えていきます。

その時、前衛に入ったあなたは
どこを見て構えていますか?

後衛がどこにいるのかを確認する為、
ちょくちょく後ろを振り返って見たりはしていませんか?

実は後ろを振り返ってしまうと、
前衛の仕事がおろそかになり、
結果、反応が遅れてしまうのです。

それにより、切り返されたり、
また、チャンス球をネットに掛けたりしてしまいます。
もったいないですよね(>_<)
ならどうやって後衛の動きを確認すればいいのでしょうか(・・?
実はここで、冒頭でお話しした「周辺視」が出てくるのです。

この「周辺視」うまく使って的確な状況判断が出来れば、
効率の良い攻め方が出来ます。

具体的にどうやるのかとういうと、
前衛に入った時、なんとな~く横長に視野を大きく見るんです。
そう、前ばかり一点に気を使うのでは無く。

そうすると、どうでしょう。。。後衛がどの辺で、
どういう態勢になっているのかが感じ取れませんか?

見るというより感じるのです。(・_・)

後は後衛が打つ時に、
「周辺視」から「中心視」に切り換えるのです。

切り換えるポイントは後衛が打ったと思ったら、
すぐ「中心視」、すなわち飛んでいくシャトルに集中するのです。

最初は慣れないかもしれませんが、
慣れてくると今まで前衛にいても反応できず、シースルーの球
だったのが反応が出来るようになります!

ダブルスの基本中の基本、後衛がチャンスを作って
前衛が決めるというダブルス本来の形が出来れば、
より一層、バドミントンが楽しくなりますよ!(^^♪

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【ぷちコラム】気にいっているラケットが折れてしまったら 
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バドミントンのラケットって本当に高額ですよね?
年々、価格も上がっていき、使いやすさも向上?
しています^^;

そんな高額なラケットは実に簡単に折れてしまいます。

あ~高い(-_-;)

大半のお店は割引されても1本、1万4千円~7千円ぐらいします。
痛い出費ですよね?(>_<)
そこで、もし折れてしまったら、ダメ元で買ったお店から
メーカーに出してもらいましょう!

うまくいけば6割負担で同じラケットと交換できるかも
しれません。
6割負担なんで、4割引で新しいラケットを購入するのと
同じなんですよ!

保障が切れてしまっていても頑張って交渉してみましょう!
もしかしたら・・・(^^♪

でもあくまでもダメ元ですのであしからず。

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