ダブルスのペアとのコンビネーションの重要性

2006/10/31 by material-crew

前回はダブルスの基本的な攻撃パターンの練習を
コート半分を使って、ノック形式で行う、という内容でした。

どうですか?やってみましたか?
最初は前衛の球なのか、
それとも後衛の球なのか、
ただ、ただ夢中にシャトルを追っかけていたのでは
ないでしょうか(^_^.)

でもその内に
ここはペアがカバーしてくれるとか、
ここは私がカバーしなきゃとか、
それぞれの弱点や得意なところが分かってくると思います。
お互いの良いところを引き出せるプレーが出れば一層ダブルスが
面白くなりますよ(^^♪

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
さて今回は、前回に引き続き、
「ダブルスのペアとのコンビネーションの重要性」についてお話します。
今月から「CLUB WAKABA」では、

試合に出るペアで組んでもらって、ノック、パターン練習、
そしてゲーム練習をしています。

試合に出るペアの人と組んで練習をすることにより、
冒頭でも話したとおり、お互いの弱点や得意なところを
より一層知ることが出来ます。

もし、あなたが“バックハンドやラウンドが苦手”なら、
こんな状況を思い浮かべてみてください。
パートナーがサービスレシーバー、
そしてあなたがその後ろで、相手からの返球を待っていたとします。

「ラブオールプレー!」

試合が始まりました。
相手サーバー(右利き)からショートサーブが放たれ、
そしてあなたのパートナーはサーブを打った相手のフォア前に
ヘアピンをしたとします。

相手(右利き)は自分のフォア前の取りやすいところに飛んで
来たので、あなたの苦手なバック奥に打ち返しました。
【図説】
あなたは心の中で
「ここには打たれたら困るー(>_<)」とか 「打ち返せないってばー(T_T)」 とか思いませんか?
それならば、事前に、
「最初のサービスレシーブは、センター付近か、もしくはバック側にヘアピンして!」
と、パートナーにお願いしておけば良いのです。

そうすれば相手からの返球も“あなたの苦手なバック側”
に限定されることは少ないはずです。

このように、苦手なところをお互い納得いくまで話し合いをし、
どうしたらうまくいくかを考え、そして決めるのです。
心のなかで「ここに打たないで欲しいのになぁー」
と思っているだけではパートナーに伝わりません。

もちろんあなたもパートナーの苦手なところは出来る限り
カバーしてあげないといけません。

話し合いをし、練習で試していく中で、
“そのペアならではのコンビネーション”
というのも生まれてくると思います。

私の場合になりますが、
私がラウンド側から攻撃した場合は、
ペアが私の前に入って決めます。
“ラウンドの攻撃から前に詰められない私、
それをラウンドの前衛が得意なマイパートナーがカバーする”
本来なら私がそのまま前に詰めていくべきなんですがね、
私が前に出るよりも、前衛のペアが入ってくれた方が決まるんです^_^;

その代わり、後衛にいる私はクロスに返球されにくいコース
すなわち、相手が右利きなら右手肩口か、
もしくはサイドラインを狙っていくんです。

これはそのマイパートナーとだから出来る戦法なんです。
ですからこの戦法は組んでいるマイペアの時にしか
やりません(^^♪

料理でいえば調味料を後から入れて少し味に変化を付けるような
もんですね。

セオリーはあくまでもセオリー。

後から加えた調味料によって美味しくなればいいじゃないですか!!
もちろん入れた調味料によって
まずくなってしまったらダメですけどね^_^;

得意な攻めのパターンが出来たなら、
今度はどうやってその得意なパターンに持ち込むが課題となります。
弱点を克服することも大事ですが、
得意なものをもっと生かすという練習も勝つには必要なことです。

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【ぷちコラム】どこまで出来る!?日常生活でのバックハンド練習 
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よく日常生活の中で、バックハンドの手首の使い方を日々取り入れる
っていうのを聞きますよね?

例えば布団たたきで布団を叩く時とか、
ほうきでゴミを掃く時とかが代表的です。

では他にはどんなものがあるのでしょうか?

私はしゃぶしゃぶを食べる時にバックハンドを使います。
外側から内側へ、また内側から外側へスピンネットを想定してです。
でも実際に効果があるかは分かりませんけどね^_^;

今回はどうでもいいコラムでした(^o^)。

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