ノックを上げるコツと注意点について

2007/01/23 by material-crew

皆さんノックって受けたことはあると思いますが、
逆にノッカーってやったことってありますか?

指導者の方なら絶対にやったことがあると思います(^_^.)
もちろん私が教えている「CLUB WAKABA」でも
隔週でノックをやっていて、私自身ノッカーをしております。

まぁ、指導者ですから当然ですけど・・・(^。^)

ノッカーとはシャトルをラケットで出したり、手で投げたりして、
ネット向こうの相手に球を出す人のことです。

やったことのある方は分かると思いますが、
意外と難しくないですか?

そこで今回は『ノッカー』について、
上手に上げるコツや注意点などのお話です。

まず、ノックとはどういうものなのでしょうか?
これは野球のトスノックっていうものと同じような感じです。

ノッカーから次々と出されたシャトルを、
ある程度決められた場所に打ち返すという練習のことです。
このノックの方法にはラケットで打つノックと、
手で投げて行うハンドノックの二通りがあります。

主にヘアピンやボディー周りのレシーブ練習をする場合は
ハンドノック。

それ以外はラケットを使って行うのが一般的ですね。
一見簡単そうに見えるハンドノックも、
狙ったところにちゃんと飛んでいかなく、
慣れないと意外に難しいんですよ!^_^;
ハンドノックのコツは手首のスナップを使わず、
肘を支点に前に出す感じです。
力いっぱい投げてしまうと狙った場所にうまくいきません。
どちらかというと投げるというより、”放り投げてやる”という感じ
でしょうか。
イメージ的にはダーツを投げる感じですね。

ラケットを使って行うノックもハンドノックと同様に、
手首を使わず肘を支点にして球を出します。
そしてしっかりコルクを打つことです。
次にノックを上げるにあたっての注意点です。
ズバリ!ノッカーが一番気をつけなくていけないのが、
その“プレーヤーに合った配球であるか?”です。

クリアーが奥から奥まで飛ばせない初心者の人に対して、
あなたと同じ中級者レベルでのオールロングのノックでは、
ネット前やコートの半分ぐらいまでしか返ってきません。

この場合は球を出す間隔を遅めにして、
高さもやや低く、甘めに上げて奥まで楽に返せるように
してあげるのです。

今回のノックの目的はオールロングですから、
奥まで返すことが出来ないノックでは意味がありません。
ノックはきちんとした目的をもってやらないと本当に意味の
無い練習になってしまうのです。

もちろん慣れてきたら徐々に距離を伸ばしたり、
シャトルを出す間隔も短くしてあげます。
スピードや間隔、距離や場所などは、ノックを受けるプレーヤーに
丁度良いのかどうかを聞いてあげるのがいいですね。

ノックを受ける側のレベルに合わせてあげれば、
初心者のプレーヤーでも気持ち良く返球することができます。
そう、この

“気持ち良く打たせる”

ということがノックをあげる重要なポイントなのです。
またノックは決められた場所にきちんと出さなければ
相手の練習にならないので、
そういう意味では狙った場所に正確に出すという
あなた自身の練習にもなるはずです。
皆さんも是非、積極的にノッカーを体験してみましょう!

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ぷちコラム【ちょっとしたことでスロースターターが!?】
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ラリーポイントの試合ってほんと序盤から集中しないと
キツイですよね?(^_^.)

私もスロースターターなので、ラリーポイントの試合の序盤を
すごく集中するようにしています。
でも人間、早々変われるものではないので、
スロースターターがいきなり出だしからガンガンタイプ
には成れないもんです^_^;

しかし、練習で“あること”に重点を置くように意識したら
その後の試合の初戦で、序盤から結構集中できて良かったような
気がしました。

その“あること”とは、
ゲーム練習で始まってからノーミスで何点まで取れるか?
という自分の中だけのゲームです。

もちろんパートナーがミスしてしまってもダメです。
これを意識するようになってから、
少しはマシになったような気がします。

もしよかったら皆さんもお試しあれ!
ちなみに私の最高は14点で、その時の最後のミスは
ペアの人でした(^。^)

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