ラリーポイントになって一番変化があったのは
サーブではないでしょうか?
これは「バドミントンマガジン」でも毎号、触れられているとおり、
試合の勝敗を左右する重要なポイントです。
今まではサーブ権を持った方がミスしても、
相手のポイントにはなりませんでした。
「ミスしても次入れよう!」
そう、セカンドサーブがあったので、
気持ちを切り替えられていたんですよね(^_^.)
しかし!
ルールがラリーポイントに変わってしまった今、
サーブミス1本でその試合に負けてしまうこともあるんです!
ほんとに怖い世の中になってしまった ^_^;
そこで、今日はサーブを短期間で「安定して」「確実に」入れることが出来る
極意を皆さんに教えちゃいます!
ちなみにこの極意を、私が指導している
家庭婦人クラブ「CLUB WAKABA」で試してみたところ、
ほとんどの方のサーブが変わりました!
それも30分ほどの練習を3回ぐらいやっただけで、です。
すごいと思いませんか?
たったの延べ90分!!
では早速本題に入りましょう!(^^♪
まず、サーブが浮いたり短かったりで、安定して入らない人!
入らないには“入らない理由”があることに気付きましょう!
これはレシーブに関しても同じことが言えます。
『レシーブがヘタな人=サーブもヘタ!』
サーブ、そしてレシーブが安定しない人に共通して言えることは、
ズバリ!
”打点が一定で無い!” これが原因です。
何故だと思いますか?
そう、その答えは
“手首が支点”
になっているからです。
打点を一定に保つには、ラケットを振り出し初めてから、
シャトルに当たるまでのラケット面の角度が一定でなくては
いけません。
サーブが浮いたり短かったりして安定しない人は、
構えてから振り出し始め、そしてコルクに当たるまでの
ラケット面の角度がまちまちなのです。
その為、手前で当たってしまうとネットにかけてしまい、
遅れて振ってしまうと浮いてしまうのです。
またコースもまちまちになりやすいですね。
安定して確実にネットギリギリにショートサーブを入れるには、
ギリギリで入る角度を保ちながら面の角度を変えず、
振り出せば良いのです。
コツは打つというより、
ラケット面で押し出す感じ。
そう、「ところ天」を作る、あの押し出し器のイメージで(^^♪
えっ!?そんなところ天なんか作ったことない!?
そうですよね、私もありません^_^;
でもなんとなくイメージはつかめたならOKです。
それでは具体的に構えから打ち終わるまでの説明に入りましょう!
ちなみに今回はバックハンドによるショートサービスです。
1.まずシャトルの羽部分先端を人指し指と親指で軽く摘み、
コルクが自分の方に向くように固定させます。
2.シャトルを持つ手の親指付け根当たりに、
ラケットのヘッド側フレーム斜め部分を付けて
実際に当たるかを確認します。
3.確認できたら、次にラケット面の角度がネットギリギリに
シャトルが飛んでいく角度になっているかを確認します。
この角度については、何回もやっているうちに自分ならでは
の角度がありますので探してみてください。
4.そしてそのラケット面の角度を変えずに肩を後ろに引く感じ
で、肘を後方やや上気味に引いて上げるのです。
(手首は固定して、肘を支点にして引きます)
5.最後に引いた肘を元に戻してあげる感じで、ラケット面の角度
を変えずシャトルに当てます。
この当たる瞬間にシャトルを持っている指を離してあげます。
たったのこれだけです!
「打点」「ネットの白帯上ギリギリ」「ショートサービスライン上」
この三点を結んだ放物線をイメージしながらやると、
より一層上達します。
騙されたと思ってやってみてください!(^^♪
30分もやれば、納得いくサーブが打てるはずですから。
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ぷちコラム【プレッシャーの中でサーブを入れる練習とは?】
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プレッシャーでショートサーブが入らない人!
そんなあなたに「CLUB WAKABA」でやっている
練習方法を教えます!(^o^)
「CLUB WAKABA」ではゲーム練習で
ロングサーブ禁止!そしてサーブレシーバーは
可能な限りプッシュするという2点に注意してやっています。
レシーバーは通常よりも前、ショートサービスラインギリギリに
立つ人もいますので、最初はかなりビビリます^_^;
でも何回かやっているうちにネットギリギリに入って来るサーブだと
いくら前にいても中々プッシュできないものです。
プッシュされないショートサーブをパートナーが入れて
くれれば後ろで構えている方も気が楽チン!(^^♪
だって余計な返球を考えなくていいのですから。