ある中級レベルぐらいの選手の試合を見ていて、
疑問に思ったことです。
彼は前衛にいて十分な体勢で余裕をもっていました。
そこへ後衛が打ったスマッシュのリターンが前衛の前に、
返ってきたのです。
「そのままプッシュしてフィニッシュ!」
・・・・と思いきや、ロビングで上げて、
サイドbyサイドに戻っていきました。
「えーーー、絶好のチャンスなのに、なんで??」(・・?
そう思ったのは私だけでは無いと思うのですが。
パートナーもそのままプッシュで決めてくれると思っていたのに、
また守らなきゃならず、困惑していました。
仮にプッシュ出来ないならヘアピンなり、何か沈める球を打って、
前衛に残ってくれると思ったはずです。
初級レベルの人の試合ならまだ分かります。
前に入っても上げてしまうので、延々と左右の半面を守り続ける。
これではいくらやっても勝てません。
ある程度のランクに上がったら、当然のことながら
サイドbyサイドのままでは得点につながるようなショットは
打てないのですから。
いくらレシーブがうまくても、攻撃され続けていれば
相手のミスで点が入るを待つだけになってしまいます。(~_~;)
とにかく前に入れる球を作って、守りから攻めに転じていくのが、
ダブルスの基本中の基本であり理想なのです。
ではどうして前衛にいて、そうなってしまうのでしょうか?
前衛にいて攻撃できない最大の原因は、
“ラケットを下げている”ということです。
ラケットを下げて待っているので、振り遅れてしまい、
結果として上げざるを得ないのです。
そして、ラケットを上げるという習慣が無いことです。
それにはとにかく「意識する」ということですね。
何も考えずにいつものクセで来た球を上げてしまっている人は、
とりあえず失敗しても良いので、前衛に入った時は肘を上げ、
ラケットも上げましょう!
ダブルスをやっている以上、自分が前衛にいる時は
パートナーに後ろを任せ、自分は前衛の仕事をきっちりする!
これができないといつまでも経っても、
半面シングルスのままになってしまいますよ(~0~)
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