【余裕があるのに上げてしまう・・・】

2014/06/03 by material-crew

ある中級レベルぐらいの選手の試合を見ていて、
疑問に思ったことです。

彼は前衛にいて十分な体勢で余裕をもっていました。

そこへ後衛が打ったスマッシュのリターンが前衛の前に、
返ってきたのです。

「そのままプッシュしてフィニッシュ!」

・・・・と思いきや、ロビングで上げて、
サイドbyサイドに戻っていきました。

「えーーー、絶好のチャンスなのに、なんで??」(・・?

そう思ったのは私だけでは無いと思うのですが。

パートナーもそのままプッシュで決めてくれると思っていたのに、
また守らなきゃならず、困惑していました。

仮にプッシュ出来ないならヘアピンなり、何か沈める球を打って、
前衛に残ってくれると思ったはずです。

初級レベルの人の試合ならまだ分かります。
前に入っても上げてしまうので、延々と左右の半面を守り続ける。
これではいくらやっても勝てません。

ある程度のランクに上がったら、当然のことながら
サイドbyサイドのままでは得点につながるようなショットは
打てないのですから。

いくらレシーブがうまくても、攻撃され続けていれば
相手のミスで点が入るを待つだけになってしまいます。(~_~;)

とにかく前に入れる球を作って、守りから攻めに転じていくのが、
ダブルスの基本中の基本であり理想なのです。

ではどうして前衛にいて、そうなってしまうのでしょうか?
前衛にいて攻撃できない最大の原因は、
“ラケットを下げている”ということです。

ラケットを下げて待っているので、振り遅れてしまい、
結果として上げざるを得ないのです。

そして、ラケットを上げるという習慣が無いことです。
それにはとにかく「意識する」ということですね。

何も考えずにいつものクセで来た球を上げてしまっている人は、
とりあえず失敗しても良いので、前衛に入った時は肘を上げ、
ラケットも上げましょう!

ダブルスをやっている以上、自分が前衛にいる時は
パートナーに後ろを任せ、自分は前衛の仕事をきっちりする!

これができないといつまでも経っても、
半面シングルスのままになってしまいますよ(~0~)

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Material Crew マテリアルクルー
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