ドロップ交互にプラスα?

2015/11/19 by material-crew

本日は私がコーチをしているクラブで、
実際にやっている練習内容をご紹介します(^_^)/

クラブのメンバーはまだ初・中級者クラスの家庭婦人の皆さんで、
なかなかラリーが続かないのが悩みのようです(~_~;)

《第1ステップ》

コート全面に4人入ってもらい、ドロップ交互をやってもらいます。

(1)ショートサービス
 ↓
(2)ロビング
 ↓
(3)ドロップ
 ↓
(4)ヘアピン
 ↓
(2)ロビングに戻ります

まずはこの繰り返しですが、半面2人でやるのと違って、
実際のダブルスのような動き方をしなくてはなりません。

・ロビングを上げたら、サイドバイサイドになる

・ドロップを打つ人のパートナは前衛に入り、
 トップアンドバックになる

・ヘアピンを落としたら、落とした人が前衛に入り
 そのパートナは後ろへ回り込む

といった、ローテーションも一緒にやってもらいます。

これはダブルスの基本中の基本の動きですよね(^_^)b

まずはこれが基本の動きとなるので、しっかりと体に叩き込んでもらい、
ミスなくできるようになったら次のステップへ進みます。

《第2ステップ》

(1)ショートサービス
 ↓
(2)ロビング
 ↓
(3)ドロップ ※または ハイクリア
 ↓
(4)ヘアピン
 ↓
(2)に戻ります

(3)で打つ球種をドロップとハイクリアの2つに増やすことによって、
より実践に近づけていきます。

次に必ずドロップが来ると分かっていると、
ついポジションが前気味になってしまいますし、
ラケットも下がってきてしまいますからね^_^;

ちなみに(3)で、※ハイクリアを打たれたら、
必ず打ってきた来た人にハイクリアで返球します。

さらに次の球は必ずドロップを打つというルールです。

そして(4)ヘアピンになります。

「何が来るかは分からない」という状況は(3)の時だけにしておきます。

ここまでマスター出来たら次は

《第3ステップ》

(1)ショートサービス
 ↓
(2)ロビング 
 ↓
(3)ドロップ ※または ハイクリア
 ↓
(4)ヘアピン ※または ロビング
 ↓
(2)に戻ります

(4)でさらにヘアピンとロビングの2つの選択肢に増えます。

今まではヘアピンだけだったので、
相手は前で待ってれば良かったのですが、
ロビングという選択肢が増えたので
前だけを意識していてはダメなのです^_^;

またロビングを打った側は(3)に戻るので、
相手からはドロップが来るとは限らず、
ハイクリアを打たれることもあるのです。

この第3ステップまでくると、
かなり実際の試合に近くなってきますよね。

ちなみに(4)でロビングを打つのは1回だけ、
ドロップを打った人に対し返球します。

次の相手からの返球は(3)のドロップまたはハイクリアになります。

選択肢を増やしつつも、ある程度パターン化しておかないと
ラリーが続かなくなるからです。

あくまでも「ラリー力」をつけることがこの練習の目的ですから。

最後はゲームと同じように点数を数えての練習となりますので、
けっこう白熱しますよ(^_^)

初・中級クラスの家庭婦人の方たちの試合では、
ドライブ戦よりもハイクリアやドロップを使った球回しの中で
点が入ることが多いと思います。

たかがドロップ交互とは思わず、
しっかりと身に着けてほしいと思っています(^。^)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
Material Crew マテリアルクルー
~リピート率90%のシャトル~
http://www.material-crew.com/
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
人気ブログランキングへ

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ