地元のクラブでは、練習の前半はノックをやっているのですが、
昨日の練習でやったノックが、なかなか好評だったので、
ここでご紹介します(^_^.)

いつもは、左右プッシュや、左右ドライブなどの1点ノックが
多いのですが、今回は試合でよくあるケースを想定した3点のノックを
やってみました。

皆さんは試合の中で、
「スマッシュを打ったら、クロスに切り返され取れずに自滅・・・」
なんていうことはありませんか?(^◇^;)

スマッシュはもちろん、もっとも攻撃的なショットではありますが、
その返球も速いため、コースを間違えれば、
もっとも危険なショットにも成りえます。

レシーブの得意な選手は、むしろ相手がスマッシュを打つのを待っていて、
切り返しから攻撃に移ろうとします。

今回はそんなケースを想定した、
3人いれば出来るノック練習法です。

こちらの図説をご覧下さい↓
http://material-crew.com/mailmagazine_img/20101012.GIF

まず、ノッカーはコートの右の箱の真ん中付近に立ちます。

そしてもう一人、ノッカー補佐は左の箱の真ん中付近で待ちます。

ちょうど、ノッカーとノッカー補佐は、サイドバイサイドになるような形です。
そしてノッカーは「A」のバック側方向に、
スマッシュが打ちやすいロブを上げてやります。

それを「A」はストレートに全力でスマッシュ!!

ノッカーはスマッシュが打たれた後、ちょっと早いタイミングで、

逆奥の隅を目掛けて、低い弾道でロブを打ってやります。
「A」の打ったスマッシュがクロスへ切り返された、というイメージですね。

そのロブを「A」は、全力で追い掛けて行き、
ストレートにサイドストロークでクリア、またはドライブで返します。

この時、なるべくドロップにならないように注意しましょう!(^_^;)

そして、ノッカー補佐は、打たれたその返球を、
ストレートのネット前に返してやります。
この時、ノッカー補佐は絶対にミス無く、
そして球足が長くならないようにしてあげて下さい。

返された球を、「A」はクロスネットで決めて終わりです。

これを一人10セットを目安に行います。

この練習で大事なのは、スマッシュを全力で打ちにいった後、
切り返されたと想定した速めのロブを、いかに奥まで返せるか?です。

この練習は、スマッシュを適当に打ってしまっていたら、
次の球は案外簡単に取れてしまうんです。

でもそれだと、何ら意味の無い練習になってしまいます^_^;

なので、スマッシュは必ず、試合のつもりで全力で打ってくださいね。

自分が打ったスマッシュが切り返された場合は
打った人の責任です!
死んだ気になって取りにいきましょう~!!(^0^)/

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ノック・パターン練習

このブログでも以前書いたことがあるのですが、
バドミントンは周辺視をうまく使うと、
パートナーや相手の動きを見ることができます。

周辺視とは、車の運転や自転車の運転で例えると、
横から急に飛び出してきた車や自転車、歩行者などを見る視野のことです。

そこで、今回はその周辺視を鍛える練習法のご紹介です。

まず、コートに2人ずつ4人入ります。
次に、サイドバイサイドの状態で、それぞれ
ダブルスのロングサービスライン付近に立ちます。

そして、反面で向かい合ったもの同士が、
同時に正面の相手に向かってロングハイサーブをします。

ロングハイサーブを受ける側は、
飛んできたシャトルを正面にストレートのハイクリアで返球します。

つまり2つのシャトルがネットを挟んで行き交うわけです。

一回クリアを打ち終わるごとにコート内の隣の人とスイッチして、
代わりばんこにハイクリアを打ち続けます。

この時、お互い声を掛けながら、
なるべく同じ高さや軌道になるように注意します。
このタイミングがずれてしまうと中々続きません(^_^;)
チェンジは、二人とも同じ方向で周り、
入れ替わる方向は時計周りでも反時計周りでもどちらでもいいです。

これをそれぞれタイミング良く続けていきます。

この練習で大事なのは、
隣で打っている人の状況を周辺視で確認することです。

「押されている感じなのか?」
「それとも余裕があるのか?」
それにより、自分のクリアの軌道や打点などを、
調整して相手に合わせなくてはいけません。

自分に飛んでくるシャトルを見ると同時に、
パートナーの状況を“なんとなくつかむ”ことで、
周辺視を鍛える良い練習になります。

ぜひ、皆さんも周辺視を鍛えてみてください(^^♪
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ノック・パターン練習

ドロップ交互っていうパターン練習は知っていますよね?
多くのバドラーは経験されたことがあるかと思います。

半面に二人入って、
ドロップ→ヘアピン→ロブ→ドロップ→ヘアピン→ロブ・・・
を繰り返す代表的なパターン練習です。
私も基礎打ちが終わった後などに、
よくやっています(^^♪

とっても練習になる、
良いパターン練習の一つなんです!
ところが、このとっても良いパターン練習が、
意外にもあまり意味の無いパターン練習に、
なってしまっていることがあるのです。

そもそもパターン練習は、
次に飛んでくる相手のショットが分かってしまっているので、
いつの間にか、先に動いて次のショットを待ってしまい易いのです。

どういうことだか分かりますか?

つまり、今回のドロップ交互の場合を考えてみると、
相手のドロップをあなたがネット前にヘアピンすると、
あなたは相手がロブで打ち返す前に、
すぐさま後ろまで下がろうとしてドロップを打つ準備を
していませんか?

一見、早く打点まで下がっているので、
良いような気がします。

しかし、実は飛んでくる相手のショットが事前に分かるので、
出来てしまうのです。

そこで、ヘアピンを打った後に、
さらに1回だけヘアピンを打っても良いことにします!(^。^)

こうなるとどうでしょうか?

ヘアピンを打った後に、またヘアピンを打たれるかもしれなくなり、
相手が打つ前に後ろまで下がれなくなります。
要するに、前にも後ろにもある訳です^_^;

このように、パターン練習の中に、
一つでもイレギュラーなショットを入れると、
がらりとパターン練習が変わります。

普段やっているパターン練習で、
意外にも簡単に続いてしまっている場合があったら、
一度注意してみてはいかがでしょうか?(^^ゞ

実はワンパターンになってしまっていることが
ありますから(^。^)
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ノック・パターン練習

さて、今回は、

「インドネシア流ダブルス練習法」

のご紹介です。

インドネシアはバドミントンを国技とする
バドミントン王国です(^。^)

その熱狂振りと言えば、選手も応援する方も、
半端ない凄さなんです!

日本で言えば、野球やサッカーのような感じですね。

とても日本では想像つかないと思います^_^;

今回はそのインドネシア ナショナルチームが、
実際にやっているダブルス練習法をご紹介させていただきます。

まず、普通にゲームに入る感じで、
コートに2人ずつ、4人入ります。
この練習法、ちょっと“しばり”がありますが、
基本的にはゲーム練習。
サーブはショートサーブでもロングサーブでも
どちらでも良いのですが、
なるべくショートサーブでいきましょう!

レシーバーはプッシュかスマッシュで返球します。

要するに最初からガンガン攻撃です。
さて、その“しばり”なんですが、
実はコートの大きさに“しばり”があるのです。

まず、ネット際からショートサービスラインまでは、
すべてアウトとします。

そして、後ろはダブルスのロングサービスラインから、
一番後ろのバックバウンダリーラインまでも同じく
すべてアウトとします。

簡単に言えば、
“ドロップ、ヘアピン、ロビングはダメ!”
ということです。

分かりましたか?

これ、実際にやってみると分かりますが、
ほぼドライブ合戦になるんです^_^;

このラリーに勝つコツは、
いち早く動いてシャトルを前で捕らえること。

そして常に球を沈めていき、
“常に攻撃する!”
という気持ちを持ち続けることです。

守ろうとしたり、受身になったら、
ほとんどやられてしまいますね。

インドネシアの選手はこういう練習を
毎日ひたすらやっているので、
ドライブ戦に強いんだそうです^_^;

ちょっと難しい練習ですが、
皆さんもぜひトライしてみてください(^^♪

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ノック・パターン練習

クリアの応酬からゲームが展開されていく

『女子ダブルス』

クリアは基本中の基本ショットであり、
特に初級から中級者レベルの女性の方は、
このクリアが飛ぶか飛ばないかで、
ゲームの勝敗が大きく変わります。

しかし、女性の方は、男性みたいにパワーだけで飛ばす事は
中々できないと思います。

そりゃ~そうですよねぇ~^_^;

骨格から筋肉にいたるまで、
男性とは体の作りそのものが違いますから当然です。

でも、そうは言っても、
なんとか頑張ってクリアを飛ばしたいものです。

そんなクリアでよくやられてしまっている方に、
オススメな練習法のご紹介です(^^♪

これは、先日、ある講習会に参加させていただいた時に
元日本リーグの方から教わったパターン練習方法です。

まず、コートに2人ずつダブルスで入ります。

ショートサーブから始め、
レシーバーはプッシュせず、ネット前に返すか、
または大きくエンドラインまでロビングを上げます。

ネット前に返されたら次は
「ヘアピン」か「ロビング」
ロビングで大きくエンドラインまで上げられたら、
今度はそれを
「クリア」か「スマッシュ」
で返球します。

クリアで返球されたらさらに、
「クリア」か「スマッシュ」
スマッシュで返球されたら、
ロングレシーブか、もしくはネット前に返します。

要するに、
「ドライブ」と「ドロップ」はダメ!!
ってことです(^^♪

これって、やってみるとよく分かるんですが、
いつもなら厳しい時にドロップで逃げていたのが、
この練習ではやってはいけないんで、とても辛いんです(T_T)

だって後ろに大きく上げられたら、
頑張って「クリア」か「スマッシュ」を打つしかないんですから。

クリア打った時に、相手もさらにクリアで返してくると予想し、
そのまま後ろにいるとスマッシュを打たれてしまいます。

かと言って、スマッシュを警戒してやや前にいると、
後ろに大きくロビングされてしまいます。

いずれにしてもヤマを張ると厳しいので、
前も後ろも取れるポジションにいなくては
いけません。

実際に私もやってみたんですけど、
「なるほどなぁ~(^_^.)」
って感じでした。

中々の練習法です!!

特にクリアが中心の女子ダブルスには
必見なパターン練習法だと思いますよ。

ぜひ、やってみてはいかがでしょうか(^^♪

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ノック・パターン練習

バドミントンって、
ミス一つで流れが変わったりするもんです。

さらにラリーポイントになった今日、
以前は楽に勝てていた相手にも、
かなりの接戦を強いられてしまうこともあります。

まぁ、逆に言えば、
以前のサーブポイントの時代には、
到底かなわない相手にも勝てそうになったりもしますが(^_^.)

明らかに追われる立場より、
追う立場のほうが有利です。

読者の方の中にも、
以前よりそのようなチャンスが増えたのではないでしょうか?

そこで今回は更に少しでも優位に進められるよう、
ロングサーブの有効的な使い方をご紹介します。

サーブは唯一自分のペースで打てて、
しかも止まって打てる訳ですから、
動きながら打つよりも数段狙いやすいはず、
そして、さらにそのサーブの返球場所が分かれば、
次の対応もし易いので、かなり有利になりますよね?

そんな好都合な場所はというと、
それは“センターライン付近の奥”なんです!(^^♪

左の箱から右の箱センターライン奥の青いエリアに
ロングサーブを打ちます。

青いエリアに打ったロングサーブを
レシーバーがスマッシュすると、
レシーバは体が開いてしまっているので
ほとんどの場合赤いエリアに返ってきます。

サーバはそれを予測して、
いまスマッシュを打った選手の前、
ピンクのエリアに返球してやるのです。
そうすると、いまスマッシュを打った選手は
体勢がくずれているので、
うまくいけばエースで決まり、
悪くても次は甘いのが上がってきます。
要は、わざと相手にスマッシュを打たせて
その返球でエースを狙う裏技というわけです(^_^)

ちょっと難しいですが、
クロスのネット前に返すことが出来れば、
なお、一層効果があります。
最初は慣れなくて難しいかもしれませんが、
パターン練習などで何度もやっていく内に、
コツがつかめると思います。

上級者の方には効かない場合もありますので、
一回試してみて効かなかったらやめましょう!^_^;
バドミントンはサーブ、サーブレシーブ、そしてそのリターンで、
試合内容の7割が決まってしまうと言われています。

7割も占めている訳ですから、
いかに重要なのかはいうまでもありません。
私がコーチをしている家庭婦人のクラブで、
以前こんな調査をしてみたことがあります。
サーブを打ってから4回以上続いたラリーは
何回あるか?
結論!!
20回中わずか4回(ーー;)

2割・・・。

それだけ続かないもんなんですよ。
皆さんも是非やってみてください!

これは抜き打ちでやらないと意図的に続けてしまうので、
そうならないように気をつけてくださいね^_^;

ノック・パターン練習

えーーー、、、
最初に言っておきたいことがありまして、
ごめんなさい!!サルにはできません!

すいませんでした!m(_ _)m
でもまぁ、それぐらい簡単にできる!
という意識でトライしてみてください。o(^o^)o

  “スピンネット”

グルグル不規則に廻っていて、
いつ打ち返したらいいのか分からないヘアピン、
そう、それがスピンヘアピン!

普通、スピンヘアピンって、
上級者の人だけが使う特別なショットって思っていませんか?
まぁ、確かにそういう傾向にあるかもしれません^_^;
でも、スピンヘアピンを使いこなしている上級者だって、
昔は初級者や中級者。
何度も何度もノックなどによる反復練習によって、
マスターしたのです。

最初からできる人はいません!
だから、これからマスターしたいって思っている人も
十分習得できます。
まずは、マスターしてやるぞー!
という前向きな取り組みが大事ですね(^^♪

では本題に、
よくスピンヘアピンって時計の2時~6時、
または6時~10時をなぞるように切るとか擦る
とか聞いたことないですか?

何だかよく分からないですよね?あれじゃ^_^;
スピンヘアピンには、外側から内側に切る「純切り」と、
その逆の内側から外側に切る「逆切り」が有り、
それぞれフォアとバックで計4つあるんです。

今回はその4つの中で一番やさしい、
フォアハンドの純切り、
時計の2時(外側)~6時(内側)に切るショットについてご説明します。
(左利きの場合は10時~6時に反時計周りです。)

まず、スピンヘアピンをする上で
私が特に気をつけていることは、

「しっかり踏み込んで打点を高く、」
「コルクをしっかり見て、」
「そしてグリップは力まない」

この3つです。

次にイメージです。
シャトルのコルク部分を人の足だと見立ててください。
そしてその足を(コルク部分)柔道の足払いをするように
ラケット面で払います。

この時、時計の2時~6時に切るとかは気にしなくていいです。
まずは、足払いの感覚をイメージしながら打ってください。
どうですか?
なんとなくイメージが湧きましたか?
飛んできたシャトルを“足払い!”
これで十分スピンがかかるもんなんです。

次に練習法です。
ヘアピン練習は、
とにかくハンドトスノック(手投げノック)による
反復練習が効果的です。
ネット前から手で放り投げてもらって、
それをスピンヘアピンで返す。
この時、大事なのはノッカー(フィーダー)の球出し。

そのままふんわり投げたシャトルを
スピンヘアピンで返すのって意外に難しいんです(~_~;)
ではどうするのかというと、
ノッカー(フィーダー)はコルク部分を指で駒を廻すように、
回転をかけて球出しをしてあげます。

そうすると、いとも簡単に初心者の方でも、
簡単にスピンをかけることができるのです。
このノッカー(フィーダー)が指でかける回転が、
速ければ速いほどよくスピンがかかります。
まずは意図的に回転させ、
スピンヘアピンの感覚をつかみましょう!

スピンヘアピンは力をほとんど使いませんので、
非力なプレーヤーでも正しい打ち方や理論さえ理解していれば
十分できます。

できないのは普段からそういう練習をしていないだけ。
ぜひ、この機会にスピンヘアピンを使いこなしちゃいましょう!
さすればあなたもネット前の魔術師!?(^^♪

ノック・パターン練習

皆さんノックって受けたことはあると思いますが、
逆にノッカーってやったことってありますか?

指導者の方なら絶対にやったことがあると思います(^_^.)
もちろん私が教えている「CLUB WAKABA」でも
隔週でノックをやっていて、私自身ノッカーをしております。

まぁ、指導者ですから当然ですけど・・・(^。^)

ノッカーとはシャトルをラケットで出したり、手で投げたりして、
ネット向こうの相手に球を出す人のことです。

やったことのある方は分かると思いますが、
意外と難しくないですか?

そこで今回は『ノッカー』について、
上手に上げるコツや注意点などのお話です。

まず、ノックとはどういうものなのでしょうか?
これは野球のトスノックっていうものと同じような感じです。

ノッカーから次々と出されたシャトルを、
ある程度決められた場所に打ち返すという練習のことです。
このノックの方法にはラケットで打つノックと、
手で投げて行うハンドノックの二通りがあります。

主にヘアピンやボディー周りのレシーブ練習をする場合は
ハンドノック。

それ以外はラケットを使って行うのが一般的ですね。
一見簡単そうに見えるハンドノックも、
狙ったところにちゃんと飛んでいかなく、
慣れないと意外に難しいんですよ!^_^;
ハンドノックのコツは手首のスナップを使わず、
肘を支点に前に出す感じです。
力いっぱい投げてしまうと狙った場所にうまくいきません。
どちらかというと投げるというより、”放り投げてやる”という感じ
でしょうか。
イメージ的にはダーツを投げる感じですね。

ラケットを使って行うノックもハンドノックと同様に、
手首を使わず肘を支点にして球を出します。
そしてしっかりコルクを打つことです。
次にノックを上げるにあたっての注意点です。
ズバリ!ノッカーが一番気をつけなくていけないのが、
その“プレーヤーに合った配球であるか?”です。

クリアーが奥から奥まで飛ばせない初心者の人に対して、
あなたと同じ中級者レベルでのオールロングのノックでは、
ネット前やコートの半分ぐらいまでしか返ってきません。

この場合は球を出す間隔を遅めにして、
高さもやや低く、甘めに上げて奥まで楽に返せるように
してあげるのです。

今回のノックの目的はオールロングですから、
奥まで返すことが出来ないノックでは意味がありません。
ノックはきちんとした目的をもってやらないと本当に意味の
無い練習になってしまうのです。

もちろん慣れてきたら徐々に距離を伸ばしたり、
シャトルを出す間隔も短くしてあげます。
スピードや間隔、距離や場所などは、ノックを受けるプレーヤーに
丁度良いのかどうかを聞いてあげるのがいいですね。

ノックを受ける側のレベルに合わせてあげれば、
初心者のプレーヤーでも気持ち良く返球することができます。
そう、この

“気持ち良く打たせる”

ということがノックをあげる重要なポイントなのです。
またノックは決められた場所にきちんと出さなければ
相手の練習にならないので、
そういう意味では狙った場所に正確に出すという
あなた自身の練習にもなるはずです。
皆さんも是非、積極的にノッカーを体験してみましょう!

*————————————————————-*
ぷちコラム【ちょっとしたことでスロースターターが!?】
*————————————————————-*
ラリーポイントの試合ってほんと序盤から集中しないと
キツイですよね?(^_^.)

私もスロースターターなので、ラリーポイントの試合の序盤を
すごく集中するようにしています。
でも人間、早々変われるものではないので、
スロースターターがいきなり出だしからガンガンタイプ
には成れないもんです^_^;

しかし、練習で“あること”に重点を置くように意識したら
その後の試合の初戦で、序盤から結構集中できて良かったような
気がしました。

その“あること”とは、
ゲーム練習で始まってからノーミスで何点まで取れるか?
という自分の中だけのゲームです。

もちろんパートナーがミスしてしまってもダメです。
これを意識するようになってから、
少しはマシになったような気がします。

もしよかったら皆さんもお試しあれ!
ちなみに私の最高は14点で、その時の最後のミスは
ペアの人でした(^。^)

ノック・パターン練習

前回はダブルスの前衛における
「中心視」「周辺視」というちょっと硬いお話でしたよね。
皆さんどうでしたか?

なんとなく雰囲気だけ感じられればいいですよ(^。^)
後は慣れです。
 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
さて今回は、「CLUB WAKABA」のお話です。
今月からメニューが大幅に変わりました。
実は6月の総会で、皆さんからの意見を聞いたら
「基礎は確かに上達したけど、
実際の試合になると全然結果が出せませ~~ん」
って・・・^^; 

う~~ん(-_-;)

でもまぁ、そうですよね。
基礎が上達したからって試合で勝てるかどうかは別ものだし、
とりあえず、ダブルスの基本的な攻撃パターンの練習を
コートの半分を使ってやってみることにしました。

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
まずコートの半面に2人入ってもらい、
攻撃の形、トップ&バックになってもらいます。
前衛はコート真ん中のセンターライン付近から50cm外側、
後衛はコート半面のダブルスのバックサービスライン付近に立ち、
ノッカーの球を待ちます。

ノッカーはコート真ん中、センターライン付近から
後衛の人がスマッシュを打てるぐらいの高さに球出しします。
【図説1】
後衛がスマッシュを打ったら、
次にノッカーはコート半分ぐらいのサイドライン付近に、
中途半端な高さのハーフの球出しをし、
それを、先程スマッシュを打った後衛が前に出てきて更に
スマッシュをしてもらいます。
【図説2】
スマッシュのコースは共にストレートです。

クロスに打ってしまうと、ノッカーやノッカーのアシストを
している人に直撃してしまうからです。
シャトルって当たるとめちゃ痛いですからね(^_^.)

そしてハーフ球を取った後衛に
ノッカーはすかさずネット前にプッシュが出来るぐらいの高さに球出しし、
それを決めてもらいます。

前衛は、後衛がハーフ球をスマッシュすると同時に
センターラインから外側に向かって後衛に周り込み、
前衛、後衛をチェンジします。
【図説3】

後はこれをぐるぐる回していくのです。
時間は1分半ぐらいがいいですね。

そしてここからが重要です。
ある程度動き方に慣れてきたら、
ノッカーは一発目の球出しを少し早めにしたり、遅くしたり
調節してあげるのです。

一発目を万全な体制でスマッシュを打たせたり、
下がりながら打たせたりして、色々と緩急をつけてあげるのです。
万全な体制でスマッシュを打てれば後衛は前に出て二発目の
ハーフの処理はできます。

しかし後衛が万全な体制で無い状態でスマッシュを打ったなら、
その後衛は二発目のハーフ球を打つことは出来ず、
前衛がカバーして取りにいかなくてはなりません。
【図説5】

また、前衛が憶測を誤って、
後衛が前に出てきているのにもかかわらず
下がりながら二発目のハーフに手を出してしまうと、
後衛とかち合ってしまいます。
【図説4】

この練習でのキーポイントは
“前衛は後衛が万全の体制で一発目のスマッシュを打てたのかどうか”
ということです。
その状況により前衛は、ハーフ球を処理しにいくかどうかを
判断しなくてはならないのです。

その辺の見極めがダブルスでは重要です。

この練習はとにかく反復練習によって体に覚えこませるしか無いです。
何度も何度もやって、パートナーと話し合いをしながら
調整していくのです。

これが出来るようになるとより一層バドミントンが面白くなります。
ダブルスは前衛ができるようになると面白くなると言われますので
頑張って前衛の練習をしましょう!(^。^)

*———————————————*
【ぷちコラム】ミックス時の女子の心境とは? 
*———————————————*
やっぱり教える立場に立つと、
色々と経験しなくてはいけないと思い、
この間、逆ミックスをやってみました。

いわゆる男子前、女子後ろっていうやつです。

結論!女子は偉い!!
っていうかよく後衛の男子を信頼してるなぁ~って思いましたね。
自分が女子ならキレてますよ^^;
ほんといつかシャトルを当てられそうで。
前衛にいたら怖い怖い^_^;

でも、よくミックスの試合で男子が女子にキレている光景を見ますが、
だったらお前がやってみろよ!って思いましたね。
たまにはお互いの心境を知るということで
そういうのも必要かなって思いました。

もしよかったらやってみてください!(^^♪

ノック・パターン練習

前回の内容は「基礎打ちの盲点」。
基礎打ちでは上手に打てるのに、実際のゲームではなぜ打てないの?(・・?
・・・というお話しでした。

実戦で使うにはやはり【実戦を想定した練習】が必要不可欠だ
ということを改めて痛感させられました。^_^;

そこで今回は“試合を想定した練習方法”を二つほどご紹介します!

題して■■実戦で使える初級者の為の極意!■■

名前だけは凄そうですが、セオリーどおりのことかもしれません。

あくまでもバドミントンを始めて3~5年ぐらいの家庭婦人プレーヤーの方で、
初級から中級レベルぐらいまでの方が対象です。
上級者の方は参考にならないかもしれませんのであしからず(^。^)

  ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

さて、前回【クロスヘアピン】が実戦で使えないということでしたが、
その理由は飛んでくるシャトルの向きにヒントがありました。
要するにシャトルが飛んで来た方向へ返球するのは簡単ですが、
それ以外の方向へ返球するのは難しいということです。

例えば相手からクロスヘアピンが飛んできて、
それをストレートのロビングやストレートのヘアピンで返球したいとします。
やってみると分かりますが、
これって簡単そうで意外と難しいんです。

そこで今回は“実戦で使える初級者の為の極意!”
ということで、まず
実戦で使えるようになるクロスペアピンとクロスペアピンの返球練習
をご紹介します。

第一弾として、前回のメルマガの中でご紹介したハンドトスノックに、
今回はもう一パターン増やしてのご紹介です。
一つ目は前回のメルマガでご紹介した内容ですが、
相手のバック側の前にドロップの軌道をイメージして
上からハンドトスノック、
それをクロスヘアピンで返すという練習です。

ある程度この練習していると、なんとなくコツが掴めると思います。
コツが掴めないようならまだまだです!(^。^)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
二つ目のハンドトスノックは
クロスヘアピンをストレートのヘアピン、またはロビングで返球する練習です。
ノッカーは場所をバック前に移動し、
バックからのクロスヘアピンを想定したハンドトスノックです。

投げ方は多少浮いても構わないのでオーバーハンドで上から投げます。
この二つのノックでしっかりクロスヘアピンとその返球を練習しましょう。
もちろんフォアバージョンも同様にやる方が良いでしょう。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

さて次は“実戦で使える初級者の為の極意!”第二弾!
実戦でクロスヘアピンが使えるようになるパターン練習です。
まず1コートに4人入ります。
※それぞれのポジションは図を参考にしてください。
↓ ↓ ↓ 

クロスヘアピン練習


1.A(ノッカー)の人はセンターライン付近からはBの人にロブを
  上げます。
2.Bの人は上がってきたロブをCの人にストレートのドロップで
 落とします。
3.Cの人はBの人が打ったストレートのドロップをクロス方向のDの人に
  クロスヘアピンで返します。
4.Dの人はCの人が打ったクロスヘアピンをストレートのヘアピンか
ロビングで返します。
これをノック形式で5分ずつ回していき、4人全員がまわります。

この練習で重要なのはCとDの人です。
「Cの人はストレートに飛んで来たシャトルをクロスヘアピンで返せるか?」

「Dの人は飛んで来たクロスヘアピンをストレートのヘアピン、ロビングで
きちんと返せるか?」

この二つがポイントです!

今回、ご紹介したノック、パターン練習はバック、フォアの両方やるように
してください。
フォアハンドはバックハンドをそのまま鏡に映したように逆に考えれば
いいだけです。

これらの練習は基本中の基本なので、しっかりと打つ習慣を身につけましょう!
とにかく反復練習あるのみです。
練習をすれば実戦で使えるようになります。
せっかく覚えた技も実戦で使えなくては意味がありません!
プレーの幅が広がればまた新たな技術を覚えたくなってきますよ(^^♪

*———————————————*
【ぷちコラム】
ラリーポイント制によって何が変わる? 
*———————————————*
さて皆さん!
ポイントがラリーポイント制による事で決定しましたが、
日々、練習の中でラリポイントは体験されましたでしょうか?
最初はかなり戸惑ってしまってポイントが何点なのか、
またどっちのポジションなのかが分からなくなってしまった
のではないでしょうか?

確かに分からなくなってしまいますよね^_^;
ちなみに“今現在”のスポーツの中で
サーブ権を必要としているものは唯一バドミントンだけなんですよ。
知ってました?

さて各市区町村大会も秋ごろから試験的にラリーポイント制が導入される
ようでして、各協会の方も現在、対応に追われているようです。
そこで今回、「ラリーポイント制によって何が変わるか?」です。
ラリーポイントはミスしたら相手に加点。

ということは・・・できるだけミスをしない、する環境にいないことです。
まず試合を始める前のトスで、
今までだったら勝った方がサーブ権を取るのが一般的でしたよね?
でもラリーポイント制になるとそのサーブをする方が不利になるんです。
サーブを引っ掛けてミスしてもダメ!あまいサーブを打ってもダメ!
最初はちょっとビビリますよね?

ということは・・・そうです!
ジャンケンで勝ったらコートを取りましょう!(^^♪
これで相手がサーブをミスってくれたらラッキーポイントです。

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