「緊張」

ほとんどのプレーヤーが経験したことがあると思います。
もちろん私にもあります(^_^.)

先日、とある試合に出場した時のことです。
同じクラブから出場している女子ペアの一人が突然、
 『どうしよう~(;_;)
  パートナーが手が震えて止まらないって言い出すの。
  それを聞いたら、私まで手が震えてきちゃって(*_*)』

緊張の連鎖です(^_^.)

このように、緊張は突如あなたを襲ってきます!
そんな経験、あなたにもないですか?

緊張は精神的なものなので、無理に、
「落ち着こう!落ち着こう!」
「とりあえず落ちつかなきゃ!」
「こんなんじゃ練習の成果がだせなーい!」
なんて自分に言い聞かせても、
はっきり言ってドツボにはまるだけで効果は無いです!!

残念なことに、試合はあなたの緊張がほぐれるまで
待ってくれるものでは無いですし(T_T)

そこで今回、突如緊張してしまった時の対処法です。
最初に言っておきますが、
これはあくまでも私の実体験に基づくものでして、
100%緊張をほぐせる保証はありませんのであしからず^_^;
でも私はこれで数多くの緊張を回避してきました。

その方法とは、
“とにかく怒るのです!”
ひたすら。。。意味も無く。。。(^◇^;)
理由は何でも良いのです。

例えば、
今日の試合の組み合せだとか、天気予報がはずれただとか、
試合の待ち時間が長すぎるとか、
昨日食べたカレーににんじんが入っていたとか、
はたまた、上司や同僚、親や友人、恋人なんかのことでも。
とにかく怒れることなら何でも良いんです!
無茶苦茶な発想で、ちょっと無理あるかもしれませんが(^_^.

でも良く考えてみてください!
普通、怒るのに緊張なんてしませんよね?
緊張どころか、怒る時って集中しているはずです。
「瞑想」や「禅」の世界では、
「集中とリラックスは同じもの」という考え方があります。
実はこれと同じことでして、
リラックスする為には、何かに集中できるものを
見つければいいのです。

私の場合、それが「怒る」という訳です^_^;
怒っている内に自然と試合のことが楽になり、
今まで緊張していたのがウソのようになってしまうんです。
そうそう、昔、とある町のダブルスオープン試合決勝戦で、

こんな事がありました。
1セット目は、な、なんと1点も取れないラブゲーム。
ところが2セット目にある事件が勃発!!(@_@;)

なんと前衛にいた私の額に、
相手のプッシュが命中!!
よくあることとはいえ、ラブられた腹いせもあって
カチ~ン!!ときてしまい
パートナーに一言!

「もう試合なんてどうでもいいから、あいつの顔面に当て返すから!」

パートナーは唖然(‘_’) ・・・・
そこから怒とうの逆襲が始まり、
2セット目を取りファイナルも圧勝!
なんと優勝してしまったのです^_^;
結局、相手には当て返す事は出来ず、
試合が終わってからもプンプンしてた私でしたが、

今となってみれば、笑い話の一つです(^_^.)

あ、もちろん普段は温厚な私です。(^_-)

その他

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<1> 前回のおさらい【スマッシュのロングレシーブ上達法とは?Vo.2】
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前回は、
「スマッシュのロングレシーブ上達法とは?Vo.2」
ということで、前々回の続編でした。

スマッシュロングレシーブの秘訣とは、

1.タイミング良く。
2.前過ぎず、手前過ぎず、程よく抵抗が感じられるぐらいの打点。
3.上から目線はダメ!、腰を低く。
4.怖がって腰を引いちゃダメ!
5.コルクの下部分を叩く感じで、

  スマッシュの力の向きを変えてあげる感じ。

上の5項目が出来れば、
ある程度スマッシュのロングレシーブは出来ます。
スマッシュ力は人間が生き物である以上、
年を増すごとにいずれ低下してきてしまいますが、
レシーブ力は違います!!

レシーブ力は維持、
さらには強化することだって出来きます。
そしてレシーブ力を上げる最大の秘訣は、
“レシーブが好きになることですね(^^♪”

頑張って、
壁のような、レシーブ力を目指しましょう!

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<2>本日のお話【パートナーが左利きだったら??】
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「相手が左利きの場合の狙いどころは?」
なんてのはよく聞くと思います。

今回はその逆で、
「パートナーが左利きだったら??」
ってお話です。
パートナーが左利きの場合、
自分が打った球がパートナーのフォア側に返ってくるよう、
無理にいつもと違うコースに打とうとしていませんか?

過去に左利きの人と組んだことのある方は
こんな二つの状況を思い出してみてください。

攻撃の時、
あなたが前衛、左利きのパートナーが後衛だったとします。
後衛のパートナーはフォア側(左の箱)からクロススマッシュ。

相手はレシーブをするが、
前衛で待っていたあなたのフォア前に上がって来たので、
あなたはすかさずプッシュ!
中々の共同作業です(^^♪

では次に後衛と前衛を入れ換えて、
“同じように”思い出してみてください。
今度は後衛のあなたがフォア(右の箱)からクロススマッシュ。

その時、左利きのパートナーの前衛は同じように、
フォアでプッシュ出来たでしょうか?
それ、その後、
逆にカウンターとか食らったりしていませんか?

実は左利きのプレーヤーは、
右利きのプレーヤーと絶えず組むことが多いので、
右利き同士の球回しに慣れているのです。
だから、あえて気をきかして、
いつもと違ったコースを狙わなくてもいいんですよ。

いつも打たないコースを狙って打ったばかりに、
コンビネーションがバラバラになってしまうんです^_^;
左利きのプレーヤーと組んだ場合の一番の注意点は、
サイドバイサイド(レシーブの形)になった時の、
センターに来た球です。

これは両方ともバックハンドの場合や、
フォアハンドの場合がありますから、
お見合いしやすくなるのです。

ここだけはパートナーと相談してみたり、
話し合いをしてください。
これだけを気をつけておけば、
後は気にせず、いつもどおりのコースでOKです!

 ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は左利きのお話でしたが、
実は私は学生時代、左利きのプレーヤーだったんです。

訳あって今は右利きですが(^_^.)
左利きから右利きに変えた今、
まず言えることは、
やはり良く言われるバックが弱かったですね^_^;

でもその代わりに、
ラウンドやクロスカット、クロススマッシュなんかは
良かったです。

学生時代のパートナーは右利きでしたけど、
あの頃はお互いそんなの気にもしてませんでしたね。
でもそれがあの当時は良かったのかもしれません(^^♪

その他

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<1> 前回のおさらい【半面基礎打ちを有効に使うには?】
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いつもゲーム練習前にやっている半面の基礎打ち。
試合前などに数分しか打てない基礎打ちなら、
アップがてらなので相手が返し易い正面でOKです。

アップの目的はあくまでも連続して体を動かすことですから。
でも、通常の時間がそこそこ取れる基礎打ちなら、
ただ単に相手の取り易い正面ばかりに返すのでは無く、
半面を全面のように、
フルに使いましょう!

半面の中でのクロスも折り混ぜることにより、
相手をくずすことが出来ます。
実際の試合でも、あなたの正面ばかりに
シャトルは返ってこないのですから。

相手は簡単に取られたく無いと思っていますし、
もちろん、あなただって同じく考えているはずです。

バドミントンは正面なら結構取れるんですが、
ちょっと横にずれただけで
意外に取れなくなってしまうもんです。
まあ、それだけシャトルが飛んで来るのが速く、
タイミングを取るのも大変なスポーツですから、
当然といえば当然ですけどね^_^;

常に練習であっても、
試合を想定したショットや配球を意識しましょう!(^^♪

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<2>本日のお話【誉め合いでレベルアップ!?】
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同じクラブ内で、
パターン練習やノック練習などをやっていた時、
自分よりちょっと上や、同じぐらいのレベルの人に対して、
そのショットが間違っているような気がしても、
実際注意しにくいですよね?

向こうが、
「どお?合ってる?間違ってない?」
とか聞いてくれれば、
「なんかちょっとここが変かも??・・・」
ぐらいは言えそうですが(^o^;
確かに同じレベルやあまりレベル差が無い場合は、
どこまで口出ししたらいいのか戸惑ってしまいます(^_^;)

でも言ってあげるほうが、
“本人の為だと思う”とも思うし、
いやいや、やっぱり
“おおきなお世話、小さな親切”と思ってしまう
かもしれません。

非常にデリケートな部分ですね。
ではそんな時の対処法です!
“人間誉められると悪い気はしません!”
そう、それが自分より下のレベルの人から言われてもです。

そして何より良いプレーを他人に褒められることが
レベルアップにもつながるのです。
あたかもいやらしく言うのはダメですよ(^_^;)
ダメ出しするより、良いショットが出たときに
誉めるのです!

「スゲっ!」とか「ナイスショット!」とか
そういうのは言われて悪い気はしませんから(*^_^*)
それが定着してくると、
自然に何も言ってもらえない時は、
ナイスショットでは無いなってことに気付きます。

たぶん。。。
100%ではないですけど。
ただ、これを定着させるには、
とにかく他人のプレーを可能な限り見てなくてはいけません(^_^.)
見もしないで適当に声出ししているのがバレたら、
逆効果ですから。

人のプレーも見て学ぶ。
これもレベルアップする一つの要素です。
そして、これは練習だけで無く試合の時にも同じことが言えます。

パートナーのサーブが浮き浮きで、
一言言いたくなる気持ちを抑えて、
良いサーブが入った時にすごく褒めてあげるのです。

「ナイスサーブ!!(#^.^#)」
これだけで、パートナーの気持ちも高まり、
結果、次のサーブも入る確率は高くなるのです。

ぜひ、声を出してお互い誉め合いましょう!(^^♪

その他

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<1> 前回のおさらい【結構簡単!?すぐに覚えられるフェイント】
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前回のフェイント編はいかがだったでしょうか?
できました?

バドミントンはだまし合いのスポーツ。
フェイントだって、とても効果的な戦略の一つなんですよ(^。^)
フェイントとは相手に予想とは異なる現象を自ら作りだすこと。

そして、その入門編として、
顔だけで出来る簡単なフェイントのご紹介でした。
“ドロップを打つ時にはアゴを上げる”
そして
“クリアを打つ時にはアゴを引く”
この二つだけ!
これだけでも結構使えるフェイントです!(^^♪
フレームショットも一応はフェイントですが、
それはあくまでも意図的に出せればの話。
自分の意思とは関係無く出るのは、
“単なるミスショットですからね!”
お間違えの無いように!^_^;

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<2>本日のお話【試合で簡単なミスで負けてしまう】
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これってよくありませんか?
勝てる相手なのに簡単なミスの連発で負けてしまう(>_<)

そして、負けてしまった後に、
「何でもっと落ち着いてプレーが出来なかったんだろう」
「いつもの練習のようにやれば勝てる相手だったのにぃ」
そう思ってへこんでいるプレーヤーはたくさんいます。

私も、もちろんそのうちの一人です^_^;

試合中も頭では分かっているのに、
行動はまったく逆のことばかり。
でも後から冷静になってみれば、
あの時こうしていれば・・・
なんて^_^;

いつもいつも同じ理由を勝手にあてはめて、
自分を納得させて落ち着かせてしまう。
それで、次の試合の時にまた同じことを・・・(-_-;)
同じ繰り返しをしていませんか?

本当の負けた理由は他にあるのではないでしょうか?
自分は気づかないだけで・・・。
『 There is a reason to lose, also to win. 』
この英文、皆さんはどのように訳されますか?
わたしは、このように訳しています。

「負けるには負ける理由有り、また勝つにも勝つ理由有り。」

そう、“負けるには負ける”ちゃんとした理由があるのです。
そのちゃんとした理由が分からないでいると、
いつまでたっても同じ事を繰り返し、
そして悔しい思いをしてしまうのです。
私は先日、久々に悔しい負け方をした試合がありました。

その時も、
「試合後、冷静になって練習どおりやっていれば勝てた相手なのに!」
と勝手に結論を出してしまいました。
でも、ちょっと待てよ(・・?
これじゃ、いつもと同じじゃん!
そう思い、他の人の意見も聞いてみようと、
ある大変お世話になっている人に問いかけてみたところ、
このような返答が返ってきたのです。

———————————————————-
「大会になると、どうしても勝ちたいがために
自分を見失う事が多くなってしまいます。
勝ちたい気持ちが強すぎて、勝敗にばかり意識がいき、
自然と自分のプレーが小さくなってしまったり、
逆に無理なプレーをして簡単なミスをしてしまう
というケースです。

この場合、とりあえず勝敗は二の次に考えて、
自分達が今出せる最高のプレーをするように意識を集中させれば、
自ずと結果はついてきます。

“一見 負けてもいいのか?”

っと思われがちですが、そうではなく、
勝ち負けの意識を考えなくなった所から、
本当の勝負が始まるのです。

場面、場面で、
自分のしてきた練習を信じられるなら、
この状況もきっと乗り越えられます。」

———————————————————-
これは私の心に響きました。
でもこのとおりにすれば、必ずそうなると言う訳では無いです。

逆に、
「絶対に勝とう!」
「勝たなくてはいけない!」
「負けられない!」

と思って結果が出る人はもちろんそれが正解です!
でも大半の方は、練習どおりに出来ていないと思いませんか?
それなら試してみる価値は十分あると思います^_^;

技術的な練習ももちろん大切ですが、
こういった精神的な練習も同じぐらい大切だと思います。
特にこれは試合でのみ得られる練習ですから。

その他

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<1> 前回のおさらい【ロングサーブの有効打とは?】
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前回は少しでも試合を優位に進める為、
ロングサーブの有効的な使い方のご紹介でした。
「サーブとは唯一自分のペースで打てるショット」
この自己中なショットをいかに有効打として使えるか?

それがポイントでした。

そしてそのポイントとは、
相手にロングサーブの返球場所を限定させてしまい、
そこに先回りしてカウンターを狙うというものです。

その場所とは、
左の箱から右の箱にサーブする場合で、
相手が右利きの場合のセンターライン付近の奥です!
(※相手が左利きの場合は逆の箱になります。)
この場所に来たロングサーブをレシーバーがスマッシュすると、
体が開いてしまっている為に、
ほとんどサーブした人の箱のサイドに返ってくるのです。

サーブのリターンがどこに打たれるかが分かれば、
対処し易くなりますよね?(^^♪
そしてその返球を頑張ってスマッシュを打ってきたレシーバーの前、
またはちょっと高度ですがクロスでネット前に落とせれば、
エースショットとして結構決まります。

この技はあえて相手にスマッシュを打たせて、
その返球をエースショットにしてしまう裏技なのです(^_^)
最初は慣れなくてスマッシュが決まってしまいますが、
めげずに頑張って練習すればコツをつかめます。

前回のブログに図説のリンクを張ってありますので、
もう一度見て確認し、
しっかり復習してくださいね!(^^♪

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<2>本日のお話【結構簡単!?すぐに覚えられるフェイント】
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上級者がよくやるフェイント。
あれってやられると頭にきますよね?

“いつか絶対に仕返ししてやろう!”

あなたもきっとそんなふうに思ったことがあるはずです。

そこで今回は初めて覚えるフェイントの入門として、
結構簡単に誰でも出来てしまうフェイントを教えちゃいます(^^♪

その前にフェイントの定義って何だと思いますか?
例えば「フレームショット!」。
あれってどう思います?

あんなのでもフェイントの一つだと思いませんか?
まぁ、意図的に出せればの話ですが^_^;

見た目はなんてことの無い球なんですが、
実際にやられると取れないですよね?
「わぁ~強打が来る!!(>_<)」 と思ってガッチリ構えていたら、 なんと、 思いっきり振ったラケットのフレームに当たって、 あなたの前方にヒュロヒョロと落下。

そしてあなたはその球を目で追っかけるだけで、
足が止まって反応出来ず。

こんなこと多々ありますよね?(^。^)

強打が来ると予想していたのに、
実際に来たのは気の抜けた球。
予想していたものとは違ったのです(ーー;)
そして、
フェイントとはこの現象を自ら作り出すことなんです。

そのフェイントにも色々とありますが、
どれも難しいものばかり。
ショットに変化を付けたり、
体を大きく使ったりするものがほとんどなので、
上級者レベルでないとちょっと難しいです。

そこで今回はそのような上級者がやるようなフェイントでは無く、
それでいて効果抜群のフェイントを二つほど教えちゃいます!

実に簡単!
“ドロップを打つ時にはアゴを上げる”
そして
“クリアを打つ時にはアゴを引く”

この二つだけです!

これだけで意外にも、
結構フェイントになっちゃうんですよ(^^♪
なぜだか分かりますか?

理由は簡単!!

一般的にドロップを打つ時って、
角度やネットを意識してしまうので、
どうしても目線が下にいってしまうんです。

そう、アゴが下がっているのです。
そしてクリアは角度やネットはほとんど関係無いので、
自然にアゴが上がってしまうんです。
要するに顔の向いている角度によって、
次に何を打ってくるかの予想がついてしまうんですよ^_^;

ある程度のバド経験者になると、
次に何を打ってくるのかは、
無意識の内に分かってしまうんです。

それを逆の発想に考えたのが、
今回のフェイントです。
このフェイントを使うと、
相手にとってみれば、
クリアかと思って後ろを警戒していたところに、
“ドロップ!”

スマッシュやドロップが来ると思い、
ちょっと前傾姿勢になっていたら、
“クリア!”

どっちとも相手は一瞬タイミングがずれてしまうのです。
どうですか?
是非試してみてくださいね!(^。^)

その他

今回のタイトル、
『強くなる条件、そして全国大会で勝つには』

本日のお話はあまりにも漠然としていて、
現実から、かけ離れたタイトルですよね?(*^。^*)

誰だって強くなりたいし、上手くなりたいものです。
ましてや全国大会に出場して勝ち上がる。

そんな夢のようなこと、
一般プレーヤーのほとんどの方が
無縁の領域ではないでしょうか^_^;
私自身、未だ全国大会などに出場したことは無く、
心のどこかで
「いつかは・・・(*^。^*)」
などと密かに夢を抱いてはいるもののそのようなチャンスは無く、
現実とは厳しいものです(ToT)

さて、今回なぜこのタイトルにしたかというと、
先日、あるプレーヤーの方とのメールのやりとりの中で、
とても印象に残ったものがあり、
ぜひ読者の方にも参考にしてもらいたくメルマガに載せました。

ちなみにそのプレーヤーは、
先日福井で行われた全日本シニアのあるランクの覇者なんです(^。^)
そのプレーヤーの方は私に、
————————————————————–
 
『全国に行くと もっと凄い選手が沢山います。
 そういう選手を見てまた刺激を受けて頑張ることも
 凄く大切だと思います。
 またこういう練習は継続が全てです。
 気持ちが乗っている時は誰でも練習出来るけど、
 疲れている時や頑張ったのに思うような結果が出ない時こそ、
 一番の頑張り時だといつも自分は思っています。

 「継続は力なり」
 よく言われる言葉ですが、
 簡単なようで難しいことです。

 誰もがバドミントンだけの為に生きている訳では
 ないですからね・・・・・

 だから、
 それが出来るごく一部の人間が勝つんじゃないかとも思えます。

 全国のツワモノは考え方が普通じゃない人ばかりです。
 特にシニアのような年齢が上がって行けば行くほど、
 若い頃の勢いだけでは勝てないので、
 そういう人間離れした感覚を持ち続けている人が多いです。

 苦手な事にあえて挑戦して、
 それが今までより出来る様になった時、
 自分が進歩した時だと思います。
 “得意な分野は誰でも頑張れる”
 練習も同じで、得意な練習には頑張れるけど、
 苦手なトレーニングやランニングは敬遠されやすい。』

————————————————————–
このようなことをおっしゃっていました。

確かにそうかも(-_-;)
一般的に
「得意なところを伸ばして苦手なとこをカバーする方法」と、
その逆の、
「苦手なとこを克服してベースアップさせる方法」
があります。
どちらがそのプレーヤーに合っているのかは、
なんとも言えません。

「強くなる条件」
それは苦手分野をやることにより得ることが出来た、
自身のベースアップだと思います。
ましてや全国に行きたいのなら、
その苦手分野を避けては通れないようです(+_+)
私も少しずつ苦手分野にも挑戦してみようと思います。
そしていつか、
そのような舞台に立てることを夢見て
頑張ろうと思います!

このメルマガを読んでいる読者の方の中からも、
ぜひ苦手分野にトライしてみてはいかがでしょうか?
新たな目標を持つことにより、
また違ったバドミントン人生が開けるかもしれませんよ(^^♪

その他

先日行われた地元での団体戦を元にあれこれ書いてみました。
以前、団体戦のオーダーの出し方について書いた記事が
ありましたが、そちらと合わせて見ていただければと思います。

【団体戦のオーダーの出し方】
http://material-crew.com/blog/2007/06/12/

今回は、いつも一緒に練習しているだけに、
お互いを知り尽くしている同士との団体戦の為、
団体戦のオーダーでは考えさせられましたね(^_^.)

まず、いつものオーダーはだいたいが
トップに1番手、
2番目は外して、
3番目に2番手。
このパターンが多いです(^。^)

これは相手チームが3番目に一番実力のあるペアを
「持ってこれない!」
「まず無い!」
という根拠に基づいて決めています。

いくら毎回3番目に2番手ダブルスが来ると分かっていても、
中々3番目に1番手は持ってこれないのが現状ですからねぇ。

これはまぁお互い様かもしれませんが^_^;
要するに、3番目に1番強いペアを持ってくると、
オーダーが外れた場合、
一番強いペアの試合が、
消化試合になってしまうリスクがあるからです。

よって、3番目には外してきたペアか、
もしくは2番手との対戦になる訳です。
1/2の確率で外してきた相手との対戦となる訳ですから、
勝率も高くなります。
これもお互い様ですが。

また、1番手と当たるというプレッシャーも無くなります。
仮に2番手とガチンコ勝負になったとしても、
それは想定内(^_^.)
相手の1番手はトップダブルスか、
もしくは2番目の真ん中となりますね。

ということは、
団体戦での勝利のキーポイントは2番手でしょう!
ここの勝敗により、団体戦の順位が決まってしまうと言っても
過言ではないです。
しかし今回、我がチームは裏をかいて、
今までの必勝パターンをはずしたんです。

なぜなら、相手チームは私たちを知り尽くしていましたし、
今大会にかける意気込みや、過去のオーダーの出し方から、
3番目に相手の1番手が来ると大胆な予想をしたんです^_^;

優勝がかかったこの最終戦、
相手チームは私たちになんとか土を付けようと必死だったんで。
でも実は試合が終わってから判明したんですが、
相手チームは私たちに3個全部勝利しないと優勝は無かったんですよ。

これに私たちは誰一人気付かず、
2勝1敗で逃げ切るオーダーばかりを考えていたのです。

これが大きな落とし穴でした(ーー;)
相手の勝ち数や負け数、
相手がどういう状態にならないと優勝は無いのか!
ということを調べておけば、
オーダーを変えることもできたのです。

冷静に考えてみれば、
「そうだよなぁ~(^_^.)」
って感じですが、
いざ、その場になってみると意外に気付かないもんです^_^;

そういうのもあって混戦となり、
お互いの応援に拍車がかかったので、
周りで観ていた人たちは面白かったのではないでしょうか(^^♪
まぁ、それが団体戦の面白さでもあるんですけどね。
でもそうは言っても出場する以上は試合に勝ちたいもの。
団体戦のオーダーを組む前に、
対戦相手の勝利数は絶対に把握しておくべきでしたね。

これって結構混乱しますが(@_@;)
今回は色々とオーダーや心理的に考えさせられた大会でした。
次回はリベンジしたいと思います。

その他

今年もやってきました!
日本国内で行われる最高峰の試合
「ヨネックス オープン ジャパン2007」

恐らくこのブログをご購読されている方の中にも、
きっと観にいかれた方がいらっしゃるでしょう(^^♪

私も昔はコートサイドのSS席という一万円の席で観戦していた
のですが、ここ最近はテレビ放映ばかりでした^_^;
でも今年は久々に生のプレーを観に行ったんです!

私がその日、体育館に着いたのが1時過ぎで、
ちょうどミックスダブルスの準々決勝をやっていました。
とにかくまず見て一言、“スゴっ!”
同じスポーツをしているとは思えませんね。

当たり前か^^;

このレベルになると、
私たちのように
「あっ!やばっ!上げちゃった^_^;」
とか、
「ゲッ!、浮いちゃった」とか、
はっきりいってそんなの無いです。

まぁ、そうでしょうねぇ~

とにかくヘアピンでもドライブでも
ネットからほとんど浮かないんですよ。
ほんと見ていて圧巻!\(◎o◎)/!
浮いたらまずプッシュで決められてしまいますからね。
さらにそのプッシュでさえも、
レシーブしてました(^_^.)

でもそんなすごい人たちなんですが、
私たちの試合中にもよ~く見られる
ある光景を目にしてしまったのです・・・。

それは私の地元では

    「アレ」

と呼ばれています。

使い方としては
「あのペアにはそろそろ“アレ”が生まれそう」(>_<) などと言います。
要するに、よくミックスの試合などで目にする
ペア同士の険悪なムードのことです(~_~;)
で、タイのペアに“アレ”が生まれかかっていたのです!

私は見ました!!(-。-)y-゜゜゜
男子の選手が女子の選手に向かって、
ラケットで「お前が前に入らないから決められた!バァカっ!」
みたいな仕草をしたのです。

すると女子は不機嫌そうに、
「そっちの配球が悪いから打たれたんだっ!」
みたいに言い返していたように見えました。

ほんとは違ったりして^^;

それも見て私は、
「あ~同じ人間なんだ、この人たちも」
と、ふと親しみを感じたのでした(^_^.)

さて私の場合、
普通とは違った観戦をします。
特にダブルスの時なんですが、
普通は豪快なジャンピングスマッシュを打ってる人に目が
いっちゃいますよね?
でも私の場合は違うんです。
後衛にシャトルが上がった場合の前衛のポジション取りに
目を向けています。
そして後衛が打った球の返球に対して、
前衛がどのタイミングで反応するかを見ます。
この見極めがダブルスでは重要なんです。
ダブルスは一人一人の力1+1を2にして戦うのでは無く、
“3”などにして戦うもの、
それにはコンビネーションというものが絶対に必要なんです。

特に上のレベルにいけばいくほど、
コンビネーションが必要不可欠なんです。
一人でやっても絶対に勝てません!
それがダブルスです。

全体を通してみて感じたことは、
とにかくレシーブが硬い!
ということです。

とくにインドネシアのチャンドラ・ウイジャヤ選手のレシーブが
凄かったですね。
後ろには絶対に引かないで、
「レシーブでも攻めてやる!」
という姿勢が見習うべきところでした。

後、気づいた点は、
点数がかなり引き離されても決して最後まであきらめずに、
同点までもっていってしまうというのもさすがでした。
私たちのような一般プレーヤーでは、
ラリーポイント制になった今、5点も6点も点数が離れてしまうと、
どうしても
「もうダメかな・・・」(>_<) という思いが心のどっかに現れてしまい、 結果として本当にそのようになってしまいます。
しかし彼らは本当に最後の最後、
床にシャトルが落ちるまで追っかけていくところは、
さすが一流プレーヤーって感じでしたね(^。^)

もし皆さんも機会がありましたら、
ぜひ、そういうプレーを実際に見ることをお勧めします。
見るだけでもイメージトレーニングになりますよ(^^♪

その他

今回は私が今試しにやっている練習法のご紹介です。

最初に言っておきますが、
この練習法で得られる効果の、客観的なデータは無いので、
本当に効果があるかは分からないです^_^;すいません。
バドミントンって皆さんご存知のとおり、
スポーツ界で最もスピードが速いものと言われています。

世界のトッププレーヤーが放つスマッシュのスピードは
なんと初速で時速350キロ以上!!
新幹線並みです!\(◎o◎)/
そんなとてつもなく速いスピードに反応するには、
目だけだと厳しいものがあります。

では、その速いスピードのシャトルを、
どうやって打ちかえしているのでしょうか?
今回ご紹介する練習法の“カギ”はここにあるのです。

例えば、小さい体育館と大きい体育館で、
どっちが打ち返すタイミングが取りやすいかを想像してみて
ください。(・・?)
ちょっと分かりにくい人は、
大勢で打っている体育館と、ほとんど人がいない体育館。

さて、あなたはどっちですか?
そう、ほとんどの方が小さい体育館、
または、ほとんど人がいない体育館のほうが
タイミングがとりやすいと思ったはずです。

なぜでしょう?

もうすでに始めからお解かりの方もいるかと思いますが、
実はプレーヤーは目だけで無く、
「聴覚」にも頼ってタイミングを取っていたのです。
相手が打った音、自分が打った音に反応しているのです。
そして、そこに注目して考えついたのが、
“耳栓をしてのバドミントン!”
「聴覚」を鈍らせて、目で見る反応力をUPさせる練習法です。

耳栓をすることにより「聴覚」が鈍り、
「視覚」はさらに研ぎ澄まさなくてはいけなくなります。
冒頭でもお話したとおり、
客観的なデータが出た訳でもないのですが、
実際やってみると、
「集中しなければ!」
という作用が働くようでした。

またゲーム数を重ねるごとに心拍数も上がり呼吸も乱れ、
より一層集中しなければいけないと感じました。
そういう意味で「集中力UP」に繋がる練習法といえるのでは
ないでしょうか。
こんな経験今までになかったですか?

たくさんの人が打ち合っている大きな体育館で試合したら、
タイミングが取りづらくレシーブが出来なかった^_^;
それはいつも練習している場所が、
音の反響の良い小さな学校の体育館だったりすると、
より一層そのように感じられるはずです。
そんなあなたは、意外と視覚よりも聴覚に頼りすぎているのでは
ないでしょうか?

私自身、この練習法により、
音というものを意識させられたことには違いありません。
よって、目的である「集中力UP」には繋がったいえます。

皆さんの日々の練習環境や個人差に寄っても変わってきますので、
一概には効果があるとは言えませんけど^_^;
この練習法はしばらく続けてみますので、
その結果をここでご報告したいと思います。

もし試してみたいという方は
自己責任の範囲でやってみてくださいね!

耳栓をしていることを忘れて、パートナーと激突!などの事故には
くれぐれもご注意ください。(^_^;)
ちなみに私が使った耳栓ですが、
普通のスポーツ店で売られている粘土状のシリコンゴムの耳栓です。
価格は500円ぐらいでした(^。^)

その他

さて、今回はセオリーについてです。
このセオリーについては、色々と耳にしているとは思いますが、
今回は色々な角度から見てお話します。

ちょっと長くなりそうなので、
次回5/15発行予定分と2回に分けてお送りしていきたいと思います。

さて、この「セオリー」なんですが、
知っているようでいて、
意外と気付いてないプレーヤーが多いんですよね^^;
「CLUB WAKABA」人たちも
”セオリー集”みたいなのががあったらほしい!
な~んて言ってました^_^;
そんなのある訳が・・・。
あるのかなぁ~(^_^)

実は先日、女子中級レベルのプレーヤーの方に
こんな質問をしてみたのです。

私:「試合で初めて対戦する相手にはまずどこ狙います?」
女子中級プレーヤー:ちょっと不思議そうに、
「え!?バックでしょう??(^_^;)」
私:「何でですか?」
女子中級プレーヤー:「う~ん・・・だってそこ狙えって習ったし^_^;」
私:「そうなんですかぁ。。。」

バックに打てと言われてるからバックに打つ。
決して間違ってはいないと思います。

でも何でバックなんでしょう(・・?

実はその理由を知っている、知らないとでは、
その試合の内容や勝敗が大きく変わってきます。
その答えは【セオリーって何?Vol.2】5/15発行にて
お話しするとして、今回は控えさせていただきます。

とりあえず結論から言ってしまえば、
このバックを狙うということが、
“セオリー”なのです。
それも代表的なものの一つですね、
特に中級レベルぐらいでは(^。^)
ではなぜセオリーなのでしょうか?

これは以前も書きましたが、
日本人プレーヤーはフォアハンドと比べてバックハンドの練習量が
明らかに少ないのでバックが弱いのです。
ちなみに余談ですが、バドミントン王国インドネシアでは
ジュニアの頃はバックハンドから教えるそうです。
練習量が少ないのに、バックハンドが強いはずがありません!
ただでさえ、日常生活の中でバックハンドの手首の使い方をする
動きが少ないのですから。

一般的に相手のバックに打てば、
あまり切り返されることが少ないので、
そこを狙うのです。
仮に取られたとしても、
ある程度の返球される場所が限られてしまうので、
こちらとしては次の予測がしやすくなるのです。
この相手からの返球を限られた場所に絞り込ませることが
セオリーなのです。

ご存知でしたか??
このほかにもセオリーに添った配球は、たくさんあります。
例えば、クリアやドロップを打つ場合、
「センターを狙う」
相手の真ん中を狙うことにより、
相手ペアにお見合いをさせ、判断を遅くさせるのです。
判断が遅ければ、返球のコースも限られてくるわけです。

次回はこのセオリーについて、
具体的な図式での説明と、
ちょっと違った点から見たセオリーのお話をします(^o^)/
次回、5/15発行【セオリーって何?Vol.2】まで
いましばらくお待ちを!

ぷちコラム【シャトルの打球感は味付け?】

今回はシャトルについてのお話です。
よく、試合とかで
「今日の試合球重くない?」とか
「軽くて打った気しないよね?」など
耳にします(^_^;)
ところでこの“感じる重さ”って何だと思いますか?
実は、この重さ、すなわち打球感は、
普段の練習で使い慣れているものと比べて、
軽いとか、重いとか、打った気しないとか感じるもので
大きく左右されるようです。

普段から使い慣れているシャトルが軽めのシャトルなら、
適度な重さのシャトルを打つと重いと感じてしまいます。
もちろん逆の場合もありますし、
飛ぶ、飛ばないということでも同じことが言えます。

食べ物で言えばいつも塩分控えめで慣れている人が、
適度な辛さのものを食べても「しょっぱい!(>_<)」 と感じてしまうのと同じ原理なんですね。 シャトルの打球感はまさに味付けと同じなんです(^。^)

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