レシーブの狙いどころ

2006/08/22 by material-crew

さて、今回は先日お邪魔させていただいた地元のクラブチームの中で
ふと気づいたことです。

たまたまゲーム中に組んだ人に
「ダブルスのレシーブってどこを狙えばいいですか?」
って聞かれたんです。

「スマッシュはどこ狙えばいいですか?」って質問でしたら
「二人の間」とか「センター付近」とか、「相手の肩口」
まぁ、基本的に相手の取りづらいとこや、
空いているスペースに狙って打つように、とアドバイスできます。

でも、そういえばレシーブってどこを狙うんでしょうね?

言われてみれば素朴な疑問ですが、
「一瞬どこだろう・・・」って思ってしまいました^_^;

「同じとこに上げちゃダメ!」とか、
「ネット前に返す」とか、
そういうことはよく言いますが
「ここを狙ってレシーブする」っていうことってあんまりないと思います。

要するに相手あってのレシーブですから、
その時の相手の状況によってかなり変わってきますから。
なら、普段の練習では一体どこを狙えばいいのでしょうか?

今回はこのレシーブについて考えてみたいと思います。

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上級者の方によく「上げちゃダメ!」って言われませんか?
でもそういう上級者は、試合で簡単にポンポンと上げてしまっている(・・?)
矛盾していると思いませんか?

確かに上級者の方は試合で簡単にレシーブを上げているようですが、
実はこれは前衛に止められないようにその前衛の上を越すように
上げているのです。

結果として高く上げてしまっていますが、
ただ単に相手にスマッシュを打たせている訳ではありません。
上げながら相手の後衛を左右に振って動かし、
甘い球が来たらすかさず前衛を抜くドライブでの切り返しを狙っているのです。

そして攻撃に移るのです。

実際、初級~中級者ぐらいのプレーヤーの方って、
上級者の試合を見て、
自分達もスマッシュを「奥まで高くレシーブしなくちゃいけない」
と思いながら打ってるように見受けられます。
前衛がまったく張っていないのに
“奥までロングレシーブ!”
甘い高めのスマッシュが来ても無理して
“奥までロングレシーブ!”
そんな光景をよく見かけますが、これではどうぞ打ってください!
って言っているようなもので、攻撃される一方です。

前衛が張っていなかったり、甘い高めの遅いスマッシュが来たら
奥まで返さず、ネットに置きましょう!
もちろんドライブで切り返えせれば尚良いです。
そのような返球により自分たちに攻撃のチャンスが回ってきます!
“たまたま上がってきた球を攻撃する”から“上げさせて攻撃する!”
という意識に変えるのです。

とにかくバドミントンは攻撃が最大のレシーブ!
まずは1本でも多く攻撃のチャンスを作るようにしましょう!
どのような状況の時にどこにレシーブすれば上がってくるのか?
そのように考えてプレーするにつれて自然とどこにレシーブすれば
いいのかが分かってきます。

「考えてプレーをする」これがレシーブ上達のカギなんです!

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【ぷちコラム】
ラリーポイント制の試合運び 
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先日、千葉で行われた全国小学生ABC大会の会場で、
偶然、トナミ運輸の舛田圭太選手にお会いしました。
私もビックリしたんですが、
彼も「なんでワカさんここにいるの?」って感じの顔をしてました^_^;

実はちょっとした知り合いで
こっちに来た時に練習の相手をしてもらったりしているんです。
せっかくの機会なのでラリーポイント制のゲームの進め方
について色々と聞いてみました(^.^)

実は私もまだ公式戦でラリーポイントではやったことなかったので、
聞いてみたかったんです。
まずは、基本的に戦略は変えない方が良いそうです。
そして、今までほとんど点数を取られなかった格下の相手でも、
15点ぐらいの失点はしてしまうそうです。

なので、最初からある程度の失点は仕方ないと割り切って
試合に臨むのが良いそうです。
またラリーポイントにおいての2点差は、一回のミスですぐ挽回できる
ので、とにかく「焦らない!」

焦ってしまっている選手がやはり追いつかれて自滅してしまうようです。
最後に言われたのが相手のミス待ちを待って受身になってしまうと、
相手にペースをもっていかれてしまうので、
とにかく“強気!”で
と言われました。

参考になりましたか?(^.^)

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