本日は私がコーチをしているクラブで、
実際にやっている練習内容をご紹介します(^_^)/
クラブのメンバーはまだ初・中級者クラスの家庭婦人の皆さんで、
なかなかラリーが続かないのが悩みのようです(~_~;)
《第1ステップ》
コート全面に4人入ってもらい、ドロップ交互をやってもらいます。
(1)ショートサービス
↓
(2)ロビング
↓
(3)ドロップ
↓
(4)ヘアピン
↓
(2)ロビングに戻ります
まずはこの繰り返しですが、半面2人でやるのと違って、
実際のダブルスのような動き方をしなくてはなりません。
・ロビングを上げたら、サイドバイサイドになる
・ドロップを打つ人のパートナは前衛に入り、
トップアンドバックになる
・ヘアピンを落としたら、落とした人が前衛に入り
そのパートナは後ろへ回り込む
といった、ローテーションも一緒にやってもらいます。
これはダブルスの基本中の基本の動きですよね(^_^)b
まずはこれが基本の動きとなるので、しっかりと体に叩き込んでもらい、
ミスなくできるようになったら次のステップへ進みます。
《第2ステップ》
(1)ショートサービス
↓
(2)ロビング
↓
(3)ドロップ ※または ハイクリア
↓
(4)ヘアピン
↓
(2)に戻ります
(3)で打つ球種をドロップとハイクリアの2つに増やすことによって、
より実践に近づけていきます。
次に必ずドロップが来ると分かっていると、
ついポジションが前気味になってしまいますし、
ラケットも下がってきてしまいますからね^_^;
ちなみに(3)で、※ハイクリアを打たれたら、
必ず打ってきた来た人にハイクリアで返球します。
さらに次の球は必ずドロップを打つというルールです。
そして(4)ヘアピンになります。
「何が来るかは分からない」という状況は(3)の時だけにしておきます。
ここまでマスター出来たら次は
《第3ステップ》
(1)ショートサービス
↓
(2)ロビング
↓
(3)ドロップ ※または ハイクリア
↓
(4)ヘアピン ※または ロビング
↓
(2)に戻ります
(4)でさらにヘアピンとロビングの2つの選択肢に増えます。
今まではヘアピンだけだったので、
相手は前で待ってれば良かったのですが、
ロビングという選択肢が増えたので
前だけを意識していてはダメなのです^_^;
またロビングを打った側は(3)に戻るので、
相手からはドロップが来るとは限らず、
ハイクリアを打たれることもあるのです。
この第3ステップまでくると、
かなり実際の試合に近くなってきますよね。
ちなみに(4)でロビングを打つのは1回だけ、
ドロップを打った人に対し返球します。
次の相手からの返球は(3)のドロップまたはハイクリアになります。
選択肢を増やしつつも、ある程度パターン化しておかないと
ラリーが続かなくなるからです。
あくまでも「ラリー力」をつけることがこの練習の目的ですから。
最後はゲームと同じように点数を数えての練習となりますので、
けっこう白熱しますよ(^_^)
初・中級クラスの家庭婦人の方たちの試合では、
ドライブ戦よりもハイクリアやドロップを使った球回しの中で
点が入ることが多いと思います。
たかがドロップ交互とは思わず、
しっかりと身に着けてほしいと思っています(^。^)
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Material Crew マテリアルクルー
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