初心者でも簡単!バックハンドのプッシュ

2008/03/04 by material-crew

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<1> 前回のおさらい【意外にネットに引っ掛けてない!?】
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スマッシュとスマッシュの間に入れる
“とりあえずドロップ”

ネットに引っ掛けていませんでしたか?^_^;
前回はスマッシュを連続で打っている時によくある、
仕切り直しの為に打った何気ないドロップを
引っ掛けてしまう理由と、その対処法のお話でした。

その理由とは、
自らがタイミングをずらしている為に起こったことで、
対処法は意外にも気持ちの問題でだいぶ違ってくる
ということでした。

“とりあえずつなぎのドロップ”
から
“このドロップで決めてやる!!”

と、常に「攻撃的なドロップを打つ意識」
を持つことでミスが結構減るものです。

普段の基礎打ちの段階から、
連続でスマッシュを打っている中に、
“決めるドロップ”
を1、2本入れて練習すると良いですね(^^♪
頭では分かっていても、
実際にそうは簡単にはいきません^_^;

“習うより慣れよ!”
日々の練習の中から、
常にそのような意識をもってやることが
実際の試合で使える最短の道です。

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<2>本日のお話【初心者でも簡単!バックハンドのプッシュ】
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普通バックハンドで打つ時って、
サムアップしますよね?

サムアップとは、
親指をグリップの一番平らな面(面積の広い部分)
もしくはその手前の斜め部分にあてて、
テコの応用で力を加える持ち方です。

バックハンドはサムアップしないと力が入らないので、
とても重要です。

しかしここ10数年の間にラケットがかなり軽量化され、
また同時にスィートスポットも広くなり、
操作性もかなり良くなりました。

そのおかげで、
以前はサムアップしてしっかり面を作って打っていたバックハンドも、
ショットによってはしなくても十分打てるようになったのです。

その一つが今回のバックハンドのプッシュ。
バックハンドのプッシュをサムアップして打つと
手首がとても窮屈になり、
球足も長くなってアウトになりやすいです。

またストレートにしか打てず、
クロスにはほとんど打てないです。
ではサムアップもしないで、
どうやって球足の短い鋭いプッシュを打つのかというと、
まずグリップはフォアハンド(イースタングリップ)
で持ちます。
床に対してラケット面は垂直、
ちょうど包丁を握るような感じですね。

ラケットを包丁に例えた場合、
刃と背がフレームになります。
そして“ぎゅーっ”と握るのでは無く、
軽く掴む感じです。
掴んだグリップは、親指と人差し指の間に、
ちょっと隙間が空くぐらいがベスト。

この状態のまま、
ドアノブを回すような手首の使い方(廻外運動)で
シャトルが当たる瞬間だけ
「キュッ!」
と握りこむような感じで打ちます。

ちゃんと当たると、
「パチンッ!」と、とても良い音がして、
球足が短く、
ショートサービスライン付近に鋭角に突き刺さるようなプッシュ
が打てます。

面が切れちゃったり、ちゃんと当たっていないと
球に勢いも無く打った感じもしません。

コツをつかんで慣れてくれば、
クロスにだって面白いように打てますよ!(^^♪

これは初心者の方にでも十分できます!
練習方法は手でネット前からシャトルを投げてもらい、
それを打つハンドトスノックが一番です。

あと狙う場所にシャトルの筒を立てて、
何本目で倒せるか?みたいにゲーム感覚でやるのが
良いですね(^。^)

納得いくまで、
たくさん打ちましょう。
とにかく数打つことです!

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