シャトルの落下地点にいち早く動く練習法とは?

2008/07/08 by material-crew

┏—<<本日のメニュー>>———————————–┓
<1> 前回のおさらい【ゼロからのハイバック】
<2> 本日のお話【シャトルの落下地点にいち早く動く練習法とは?】
┗—————————————————————┛
*—————————————————————-*
<1> 前回のおさらい【ゼロからのハイバック】
*—————————————————————-*
前回は『ゼロからのハイバック』ということで、
いかがだったでしょうか?
簡潔にまとめますと、
1.まずリストをお風呂の浴槽で鍛える。(グーパーグーパー・・・)
2.グリップは軽く握ったイースタングリップ。
3.体は完全に相手に背を向けるぐらい。
4.手首を手前に立て、ラケッドヘッドを立てて待ち構える。
5.打点はつま先の延長線上で高過ぎず低過ぎず、
  肘がやや曲るぐらいの高さ。
6.打つ瞬間に肘を軽く上に「エルボー」する感じからラケットを
  振り出し、シャトルを手の甲で「裏拳」する感じでヒット。
こんな感じです。
打つというより弾く感じです。
そう簡単にできる訳ないでしょ?^_^;
なぁ~んてご意見も出そうですが、
やろうとしなければいつまで経っても出来ないです。
何回も何回も打ってみて、
「これだ!」というポイントを探してみましょう!
そういえば、以前、とある強豪高の先生からお聞きしたのですが、
「バドミントン王国」インドネシアでは、
ジュニアの時代は最初バックハンドから教わるそうです。
もちろんハイバックも(^。^)
その当時の日本のジュニアの指導法は、
まずフォアから教わり、そしてフォアで取れる限界を知った後、
バックの必要性を知り、バックを練習するという流れでした。
出来るだけフォアでカバーする日本のジュニアは、
そのジュニアの時代では世界で通用していたそうですが、
その後、体が出来上がってくる年頃になると、
一気にインドネシアの選手に抜かされると言っていました。
この話をお聞きしたのが10年以上も前の話ですので、
今はそのような指導法からかなり変わってきた為、
だいぶ海外の選手とも対等に戦えてきていますね(^^♪
今後の日本のジュニアには大いに期待できると思います。
*—————————————————————-*
<2>本日のお話【シャトルの落下地点にいち早く動く練習法とは?】
*—————————————————————-*
よく、「球の下に早く入りなさい!」
って言われますよね?
分かっちゃっいるけど、
手を伸ばせばとりあえず取れてしまうので、
横着してしまいます”^_^”
今回はその横着ぶりを直す練習法です。
この練習はゲーム感覚で出来て、
さらに集中力UPにもつながってしまう練習なんです!
すごいと思いませんか?(^^♪
まず、横着してしまう理由は先ほど述べたとおり、
ラケットの長さが腕の代わりとなり届いてしまうからです。
そこで、ラケットを床に置き、
その代わりにシャトルの筒を持ちましょう!
えっ!?どうするかだって?^_^;
筒を片手にコートに入り、
相手コートの真ん中からストレートに高くノックを上げてもらいます。
そして飛んできたシャトルを上手に、
持っている筒の中に入れてあげるのです。
ただ入れるのでは無く、
クリアを打つ感じのポーズで入れます。
下からすくうような感じではダメ!
きちんとした足運びでシャトルの下に入り、
もちろん半身にもなります。
最初は筒のフチに当たってしまい、
中々筒の中に入ってくれません。
ノッカー(フィーダー)は相手のレベルに合わせて、
取りやすいように、ゆっくり高く上げてあげましょう。
慣れてきたら、フォア奥、バック奥と交互にやります。
それもいとも簡単に出来てしまったら、
ランダムに上げてもらいましょう!
ランダムだとかなり難しいですよ^_^;
この練習は必ずシャトルの真下、
そして自分よりも前でシャトルを捕らえないと、
絶対に入りません!
要するに手を伸ばすだけでは入らないので、
しっかりシャトルの落下地点まで動かなくてはいけないのです。
特にラウンドの苦手なプレーヤーには絶対お勧めですね(^。^)
そしていち早くシャトルの落下地点を計算して移動し、
筒の角度も計算しなければいけません。
集中力も必要になってきますので、
集中力強化の練習にも繋がります。
筒をコート上に立ててそれを当てたり、
投げたりしてフォーム作りをしたりする練習はよく見られますが、
筒を持って追っかける練習はあまり無いと思います。
この練習はゲーム感覚で出来るので、
周りの人と最高何個入るか競い合えば、
なお一層、集中力UPにもなります(^^♪
ぜひやってみてください。

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ