さて、今回はショートサービスのコースについて、
あれこれ考えてみようと思います。
ダブルスのゲームでは、ほとんどがショートサービスから始まります。
もちろんロングサービスも使う傾向は昔よりは高くはなったものの、
やはりショートサービスが主流ですね。
コースとしては、
センターライン付近、サイドライン付近、そしてその中間の3点です。
では、それぞれのコースに打った場合のメリット、デメリット
をみてみましょう!(^。^)
ちなみに、サーバーもレシーバーも全て右利きで、
偶数から始まる右の箱からサーブした場合です。
まずは、センターライン付近です。
ここのメリットとしては、レシーバーまでの距離が一番短いので、
うまく打てれば、相手にとっては一番プッシュされにくいです。
デメリットとしては、ショートサービスラインとセンターラインの
2本の線を気にしながら打たなくてはならないので、
狙う場所が小さく、初心者の方にはちょっと難しくなります。
次はサイドライン付近です。
この場所のメリットは、ほとんどクロスに返球されることは無く、
プッシュもされにくいです。
ただ、その反面、デメリットとして、
レシーバーが相手のバック奥やハーフに打ちやすくなるので、
バックハンドが苦手なパートナーでしたら、
あまりオススメできないかもしれません。
また、センターライン付近と同様に、縦横2本の線を気にしながら
打つことになるので、アウトにもなりやすいです。
最後に、センターライン付近とサイドライン付近の中間、
すなわち、相手の真正面です。
この場所の最大のメリットは、サイドアウトを気にせず打てて、
そして、バック側への厳しい返球があまり無いことです。
デメリットとしては、相手の真正面になるので、
ちょっと浮いてしまうとプッシュされてしまいます。
それぞれの狙う場所には、いずれもメリット、デメリットがあります。
しかし、それをうまく理解して使えば、
効果的なショートサービスを打てることもあります。
例えば2つ目の、サイドライン付近に打つショートサービスの場合、
バック側にレシーブされる確率は、逆サイドと比べると、
9:1ぐらいの割合になります。
ということは、ほとんど、バック側に打たれるということです。
それなら、それを最初から予測していたら、
逆に返球しやすくなる場合もあり得ませんか?
要するに、最初からバック側に張っていてもらうか、
もしくは、サーバーがサービスをした瞬間にバック側に、
動き始めるということです。
来るコースが分かれば、どっちに打たれるか分からないでいるより、
返球はしやすくなります。
まぁ、それにはサーバーが、
「今からサイドライン付近に打つよ!」
というサインが必要になりますが^_^;
このように、パートナーとサーブの使い方を理解し合っていると、
デメリットをメリットとして使うことも可能になります(^。^)
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