ドロップ&ロブ・ドライブ・ヘアピン

2006/01/24 by material-crew

前回はクロスショットでの基礎打ちにおける注意点でした。

今回はクロスショットでの基礎打ち、ドロップ&ロブ、ドライブ
ヘアピンの詳細です。

前回もお話しましたが、当クラブでは基礎打ちメニューは
クリアを除いてストレートではなくクロスにしています。

  ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「CLUB WAKABA」でやっているの基礎打ち(クロス)メニュー
をご紹介します。
1.ドロップ&ロブ
2.ドライブ
3.クリア(ストレート)
4.ヘアピン

エッ!これだけ??そうなんです、
時間が無いのでスマッシュ、プッシュはやっていません。
これを2分半ずつ各3セット合計で30分ぐらいやっています。

まずドロップですが、
なるべくネットに近いゆっくりとしたショットを打つようにしましょう。
速いのもダメです。
なぜならロビング側が上げるのが難しくなってしまい
続かなくなってしまうからです。

ドロップのバックは難しいので、
バックサイド側のドロップはラウンドでいいです。
バックでも打てる人はバックも混ぜて練習しましょう。
ロビングはしっかりと、かかとから踏み込んでスイングします。
この時、手首だけで打とうとすると狙っている方向にシャトルが打てなく
なくなります。
肩→肘→手首の返し
という一連の動作で打つようにします。

また打つ瞬間までは力を入れず、
ラケットヘッドの重さを感じながら、打つ瞬間だけ軽く握りこむように
しましょう。

シャトルがラケット面に当ってから、
飛ばしたい方向にラケットヘッドを向け、
その後、手首を返しながら利き手と反対の肩の方にラケットヘッドを
持っていきフォロースルーします。

次にドライブですが、
ショートサービスラインから1.5メートル後ろ、
センターラインから1メートル離れた場所から打ちます。
打つ瞬間はしっかりラケットヘッドを立ててラケット面をかぶせるように打ち、
打ち終わったらすぐラケットヘッドを立てて次の球を打つ準備をします。

また重要なのは手首を返して打つのではなく肘から先で打つようにしま
しょう。
バックのドライブはバカ殿の「アイ~ン」みたいな感じです(^_^)
フォアはバックとまったく裏返しと考えてください。

特にドライブは体全体でタイミングを取りながら、
リズム良く打つようにするといい球が打てますよ。

最後にクロスヘアピンですが、
よく最初から打つ方向に体を向けてしまって打っている人を見かけますが
これではダメです。

クロスヘアピンは相手の裏をかくショットなので、
出来るだけ相手に何を打つのかを悟られないようにしなくていけません。
最初から体を打つ方向の斜めにかまえていたら、
相手に“これからクロスを打ちますよ”と言っているようなもんです。

体はネットと平行になるようにして、相手にはストレートもあるように
思わせましょう!

特に初級者の方はクロスヘアピンが決め球になることが多いので、
たくさん練習したほうがいいですね。
力もいらないので誰でも打てるショットですから。

最後にまとめますと、
全てのショットに共通することは、
フォアもバックも基本的に打ち方は同じです。
バックが難しいのは日常生活の中で、
バックの肩、肘、手首の使い方が少ないので慣れていないだけです。
慣れてしまえば何ら難しいことはないのです。

また常に飛んでいくシャトルの軌道をイメージしながら打つように
心掛けましょう!

イメージはとても大切であり上達への近道です。
これだけでだいぶ違ってきます。

いずれのショットも続けないと練習になりませんので、
お互いコースをしっかり狙って続ける事を念頭に置き練習しましょう!

*————————————*
【ぷちコラム】
フレームショットの返球は
なぜフレームショットになりやすい? 
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どんな一流プレーヤーでもフレームショットはしてしまいます。
このメルマガを見てるあなたも先日の練習でフレームショットを
しませんでしたか?

今回はそのフレームショットについてです。

フレームショットとはその名のとおりフレームでシャトルを打って
しまうやつです。
「コキンッ!」とかいう金属音がしますよね(*^。^*)
あれって意識してフレームショットしようとしても意外とできなくて、
力んでしまっている時によくでてしまいます。

更にあのなんでもないフレームショットを返球しようとすると、
なぜかまたフレームショットになってしまいませんか?
なぜなんでしょう・・・?

答えは“タイミングがずれてしまっている為”に
フレームショットになってしまうからです。
一見簡単そうな、なんでもないショットでも、
打つタイミングがずれてしまうときちんと打てないもんです。

バドミントンは、いかに「相手のタイミングをずらして勝ちにいく」
というスポーツです。
ですから普段の練習においても、
相手のタイミングをはずして打つように意識しましょう!

強打がなくてもタイミングさえはずしてしまえば
相手に十分勝つことができます。
今回は「フレームショットからでも学ぶべきことはある」
というお話でした。(^^)

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