ハーフ球の見極め

2006/10/17 by material-crew

前回はダブルスの前衛における
「中心視」「周辺視」というちょっと硬いお話でしたよね。
皆さんどうでしたか?

なんとなく雰囲気だけ感じられればいいですよ(^。^)
後は慣れです。
 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
さて今回は、「CLUB WAKABA」のお話です。
今月からメニューが大幅に変わりました。
実は6月の総会で、皆さんからの意見を聞いたら
「基礎は確かに上達したけど、
実際の試合になると全然結果が出せませ~~ん」
って・・・^^; 

う~~ん(-_-;)

でもまぁ、そうですよね。
基礎が上達したからって試合で勝てるかどうかは別ものだし、
とりあえず、ダブルスの基本的な攻撃パターンの練習を
コートの半分を使ってやってみることにしました。

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
まずコートの半面に2人入ってもらい、
攻撃の形、トップ&バックになってもらいます。
前衛はコート真ん中のセンターライン付近から50cm外側、
後衛はコート半面のダブルスのバックサービスライン付近に立ち、
ノッカーの球を待ちます。

ノッカーはコート真ん中、センターライン付近から
後衛の人がスマッシュを打てるぐらいの高さに球出しします。
【図説1】
後衛がスマッシュを打ったら、
次にノッカーはコート半分ぐらいのサイドライン付近に、
中途半端な高さのハーフの球出しをし、
それを、先程スマッシュを打った後衛が前に出てきて更に
スマッシュをしてもらいます。
【図説2】
スマッシュのコースは共にストレートです。

クロスに打ってしまうと、ノッカーやノッカーのアシストを
している人に直撃してしまうからです。
シャトルって当たるとめちゃ痛いですからね(^_^.)

そしてハーフ球を取った後衛に
ノッカーはすかさずネット前にプッシュが出来るぐらいの高さに球出しし、
それを決めてもらいます。

前衛は、後衛がハーフ球をスマッシュすると同時に
センターラインから外側に向かって後衛に周り込み、
前衛、後衛をチェンジします。
【図説3】

後はこれをぐるぐる回していくのです。
時間は1分半ぐらいがいいですね。

そしてここからが重要です。
ある程度動き方に慣れてきたら、
ノッカーは一発目の球出しを少し早めにしたり、遅くしたり
調節してあげるのです。

一発目を万全な体制でスマッシュを打たせたり、
下がりながら打たせたりして、色々と緩急をつけてあげるのです。
万全な体制でスマッシュを打てれば後衛は前に出て二発目の
ハーフの処理はできます。

しかし後衛が万全な体制で無い状態でスマッシュを打ったなら、
その後衛は二発目のハーフ球を打つことは出来ず、
前衛がカバーして取りにいかなくてはなりません。
【図説5】

また、前衛が憶測を誤って、
後衛が前に出てきているのにもかかわらず
下がりながら二発目のハーフに手を出してしまうと、
後衛とかち合ってしまいます。
【図説4】

この練習でのキーポイントは
“前衛は後衛が万全の体制で一発目のスマッシュを打てたのかどうか”
ということです。
その状況により前衛は、ハーフ球を処理しにいくかどうかを
判断しなくてはならないのです。

その辺の見極めがダブルスでは重要です。

この練習はとにかく反復練習によって体に覚えこませるしか無いです。
何度も何度もやって、パートナーと話し合いをしながら
調整していくのです。

これが出来るようになるとより一層バドミントンが面白くなります。
ダブルスは前衛ができるようになると面白くなると言われますので
頑張って前衛の練習をしましょう!(^。^)

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【ぷちコラム】ミックス時の女子の心境とは? 
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やっぱり教える立場に立つと、
色々と経験しなくてはいけないと思い、
この間、逆ミックスをやってみました。

いわゆる男子前、女子後ろっていうやつです。

結論!女子は偉い!!
っていうかよく後衛の男子を信頼してるなぁ~って思いましたね。
自分が女子ならキレてますよ^^;
ほんといつかシャトルを当てられそうで。
前衛にいたら怖い怖い^_^;

でも、よくミックスの試合で男子が女子にキレている光景を見ますが、
だったらお前がやってみろよ!って思いましたね。
たまにはお互いの心境を知るということで
そういうのも必要かなって思いました。

もしよかったらやってみてください!(^^♪

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