レシーブの半身はアリ地獄!?

2007/03/20 by material-crew

試合会場でこういう光景を目にしませんか?

一生懸命バックハンドでレシーブしているけど、
ストレートにしか返せず、それも段々甘くなってしまい
最後は相手の前にトスしちゃっている人。

それを周りで見てたあなたは、
「ネット前にクロスでひょっこっと返せば、
そのアリ地獄から抜け出せるのに・・・」って(^_^.)
しかし本人はその時心の中で、

「クロスに逃げたいけど、逃げられないの!」

って思っているんです(>_<)

ここまで読んで、
あ~~分かる分かるその気持ち!
って感じた人もきっといることでしょう。
なぜだと思いますか?

実はレシーブする時の体の向きに理由があったのです。

初級~中級プレーヤーの方によく見られるのですが、
サイド・バイ・サイド、いわゆるペアの人と平行に並んで
守りの形になる時です。
最初は両足がネットに対して平行になっているのですが、
段々とラケットを持つ方の足が前になってしまい、
そう、気付いたらいつもクリアやスマッシュを打つ時に
コーチから言われている『半身』に(・・?

実はこの半身の状態だとクロスには返球できないんです。
なぜなら手首や肘関節の構造に理由があるからです。

人間の関節はある一定方向にしか曲がりません。
ですから力が入るのもある一定方向だけ。
あなたがロボットだったらできるかもしれませんが”^_^”
仮に半身の状態で無理やりクロスに返球するとしたら、
それは両足を平行に構えてレシーブする時の、
自分の“斜め後ろ”にレシーブすることと同じなんです。

そんなの普通じゃ無理ですよね?
実際にやってみれば分かると思いますが、
出来たらすごいかも^^;
ちなみにこれはフォアハンドの場合でも同じことが言えます。

とにかくレシーブの時は足を平行にしましょう!
そうすればレシーブの配球も、
ストレートやクロスに打ち分けられる選択肢が増えるので、
プレーの幅が広がることになります。

アリ地獄から抜け出すには、
足を平行に保つことです!(^^♪

ぷちコラム【グリップの太さを変えるだけで弱点克服?】

グリップの太さって皆さんまちまちですよね?
太かったり、細かったり。
結構、好みだったりしますが、
微妙な太さにこだわっている人もいます。
一般的に太いと力が入りやすくスマッシュが打ちやすなりますが、
その分コントロールがおおざっぱになりやすいです。

逆に細い場合ですが、
こちらは手首が良く回る為、ラケットの操作性は上がり、
コントロールしやすくなりますが、力が入りにくくなります。
そこで、太いグリップでコントロールがあまりにも悪ければ
少し細めにしてみたり、
またコントロールは良いけど、パワー負けをしているのなら、
逆に太くしてみてはいかがでしょうか?

グリップの太さを変えるだけで、苦手なショットが少しでも克服
できれば儲けもんですから(^^♪

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