セオリーって何?Vol.1

2007/05/01 by material-crew

さて、今回はセオリーについてです。
このセオリーについては、色々と耳にしているとは思いますが、
今回は色々な角度から見てお話します。

ちょっと長くなりそうなので、
次回5/15発行予定分と2回に分けてお送りしていきたいと思います。

さて、この「セオリー」なんですが、
知っているようでいて、
意外と気付いてないプレーヤーが多いんですよね^^;
「CLUB WAKABA」人たちも
”セオリー集”みたいなのががあったらほしい!
な~んて言ってました^_^;
そんなのある訳が・・・。
あるのかなぁ~(^_^)

実は先日、女子中級レベルのプレーヤーの方に
こんな質問をしてみたのです。

私:「試合で初めて対戦する相手にはまずどこ狙います?」
女子中級プレーヤー:ちょっと不思議そうに、
「え!?バックでしょう??(^_^;)」
私:「何でですか?」
女子中級プレーヤー:「う~ん・・・だってそこ狙えって習ったし^_^;」
私:「そうなんですかぁ。。。」

バックに打てと言われてるからバックに打つ。
決して間違ってはいないと思います。

でも何でバックなんでしょう(・・?

実はその理由を知っている、知らないとでは、
その試合の内容や勝敗が大きく変わってきます。
その答えは【セオリーって何?Vol.2】5/15発行にて
お話しするとして、今回は控えさせていただきます。

とりあえず結論から言ってしまえば、
このバックを狙うということが、
“セオリー”なのです。
それも代表的なものの一つですね、
特に中級レベルぐらいでは(^。^)
ではなぜセオリーなのでしょうか?

これは以前も書きましたが、
日本人プレーヤーはフォアハンドと比べてバックハンドの練習量が
明らかに少ないのでバックが弱いのです。
ちなみに余談ですが、バドミントン王国インドネシアでは
ジュニアの頃はバックハンドから教えるそうです。
練習量が少ないのに、バックハンドが強いはずがありません!
ただでさえ、日常生活の中でバックハンドの手首の使い方をする
動きが少ないのですから。

一般的に相手のバックに打てば、
あまり切り返されることが少ないので、
そこを狙うのです。
仮に取られたとしても、
ある程度の返球される場所が限られてしまうので、
こちらとしては次の予測がしやすくなるのです。
この相手からの返球を限られた場所に絞り込ませることが
セオリーなのです。

ご存知でしたか??
このほかにもセオリーに添った配球は、たくさんあります。
例えば、クリアやドロップを打つ場合、
「センターを狙う」
相手の真ん中を狙うことにより、
相手ペアにお見合いをさせ、判断を遅くさせるのです。
判断が遅ければ、返球のコースも限られてくるわけです。

次回はこのセオリーについて、
具体的な図式での説明と、
ちょっと違った点から見たセオリーのお話をします(^o^)/
次回、5/15発行【セオリーって何?Vol.2】まで
いましばらくお待ちを!

ぷちコラム【シャトルの打球感は味付け?】

今回はシャトルについてのお話です。
よく、試合とかで
「今日の試合球重くない?」とか
「軽くて打った気しないよね?」など
耳にします(^_^;)
ところでこの“感じる重さ”って何だと思いますか?
実は、この重さ、すなわち打球感は、
普段の練習で使い慣れているものと比べて、
軽いとか、重いとか、打った気しないとか感じるもので
大きく左右されるようです。

普段から使い慣れているシャトルが軽めのシャトルなら、
適度な重さのシャトルを打つと重いと感じてしまいます。
もちろん逆の場合もありますし、
飛ぶ、飛ばないということでも同じことが言えます。

食べ物で言えばいつも塩分控えめで慣れている人が、
適度な辛さのものを食べても「しょっぱい!(>_<)」 と感じてしまうのと同じ原理なんですね。 シャトルの打球感はまさに味付けと同じなんです(^。^)

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