戦いはすでに始まっている!

2007/07/24 by material-crew

さて、今日のお話は心理戦です!

普通、大会では試合のコールをされ、
そしてコートに入りますよね?
そして2分前後でしょうか、
たいして出来ない基礎打ち&アップを開始。

この時、あなたは何を考えて打っていますか?
最近出た試合のことをちょっと思い出してみてください。

「今日は足が良く動くかも!?」
「スマッシュがいけてるかも!?」
「レシーブがいつもより良い!?」
「足が動かないよぉ~」
「サーブ入るかなぁ・・・」
「力がなんか入らないよ」
 ・・・
とまぁ、色々と考えちゃったりしませんか?^_^;

そしてさらにあなたは、
これから対戦する相手がどんな攻撃、どんな球回し
をしてくるのかが気になっていたはずです。
そりゃあ気になりますよね?
当然です!
ちょっと想像してみてください。

いま隣で対戦相手が、
「ガンガンスマッシュ打っていたら?」
「ドロップ交互やスマッシュ交互をしていたら?」
「半面フリーなんかしてたら!?」
そんな光景をあなたは横目でチラリ・・・(;¬_¬)
う~ん、気になりますよねぇ~。。。
そしてあなたは心の中でこう思うはずです。
ガンガンスマッシュを打っていたら、
⇒この人に上げたらヤバイかも~(~_~;)

ドロップ交互やスマッシュ交互、
そして半面でフリーなんかしてたら、
⇒この人シングルスもやりそうだし、動かされそう・・・(>_<)

そうです、勝手に色々なことを想像してしまい、
より一層緊張してしまうのです。
試合が始まる前にこんな状態では、
勝てる試合も勝てないですよね?

この場合、対戦相手も同じ心境にあるんだ!
ということを念頭に置き、
これを逆に使って対戦相手にプレッシャーを与えるのです!

試合で勝つ為には少しでも相手に強いと思わせることが、
意外と大事なんです。
ただし、気をつけないといけないことがあります。
それは逆に弱いところ、調子が悪いところを
相手にさらけ出してしまうことです。

例えばペアの人はスマッシュの調子良いけど、
あなたはレシーブがいまいちだったとします。
そこにペアがガンガンスマッシュ!
あなたはまったくレシーブ出来ず(>_<) そんなのをこれから対戦する相手に見せてしまえば、 あなたがレシーブが出来ないのをいち早く察知され、 狙われてしまう可能性が出てきます。

これでは逆効果です(T_T)

こんな時あなたは無理に奥までレシーブせず、
ネット前に返してスマッシュ&ネットにしたほうが無難です。
結論!ダメなところを見せるより、
調子の良いものを見せて相手にプレッシャーを与える!
そういう意味で、
実は“ラブオールプレー!”で試合が始まる前に、
“もう戦いは始まっているのです!”

ただ単に基礎打ちをするのでは無く、
限られた時間を有効に使うことが勝利への第一歩なのです。(^o^)

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