試合で簡単なミスで負けてしまう

2008/01/22 by material-crew

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<1> 前回のおさらい【結構簡単!?すぐに覚えられるフェイント】
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前回のフェイント編はいかがだったでしょうか?
できました?

バドミントンはだまし合いのスポーツ。
フェイントだって、とても効果的な戦略の一つなんですよ(^。^)
フェイントとは相手に予想とは異なる現象を自ら作りだすこと。

そして、その入門編として、
顔だけで出来る簡単なフェイントのご紹介でした。
“ドロップを打つ時にはアゴを上げる”
そして
“クリアを打つ時にはアゴを引く”
この二つだけ!
これだけでも結構使えるフェイントです!(^^♪
フレームショットも一応はフェイントですが、
それはあくまでも意図的に出せればの話。
自分の意思とは関係無く出るのは、
“単なるミスショットですからね!”
お間違えの無いように!^_^;

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<2>本日のお話【試合で簡単なミスで負けてしまう】
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これってよくありませんか?
勝てる相手なのに簡単なミスの連発で負けてしまう(>_<)

そして、負けてしまった後に、
「何でもっと落ち着いてプレーが出来なかったんだろう」
「いつもの練習のようにやれば勝てる相手だったのにぃ」
そう思ってへこんでいるプレーヤーはたくさんいます。

私も、もちろんそのうちの一人です^_^;

試合中も頭では分かっているのに、
行動はまったく逆のことばかり。
でも後から冷静になってみれば、
あの時こうしていれば・・・
なんて^_^;

いつもいつも同じ理由を勝手にあてはめて、
自分を納得させて落ち着かせてしまう。
それで、次の試合の時にまた同じことを・・・(-_-;)
同じ繰り返しをしていませんか?

本当の負けた理由は他にあるのではないでしょうか?
自分は気づかないだけで・・・。
『 There is a reason to lose, also to win. 』
この英文、皆さんはどのように訳されますか?
わたしは、このように訳しています。

「負けるには負ける理由有り、また勝つにも勝つ理由有り。」

そう、“負けるには負ける”ちゃんとした理由があるのです。
そのちゃんとした理由が分からないでいると、
いつまでたっても同じ事を繰り返し、
そして悔しい思いをしてしまうのです。
私は先日、久々に悔しい負け方をした試合がありました。

その時も、
「試合後、冷静になって練習どおりやっていれば勝てた相手なのに!」
と勝手に結論を出してしまいました。
でも、ちょっと待てよ(・・?
これじゃ、いつもと同じじゃん!
そう思い、他の人の意見も聞いてみようと、
ある大変お世話になっている人に問いかけてみたところ、
このような返答が返ってきたのです。

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「大会になると、どうしても勝ちたいがために
自分を見失う事が多くなってしまいます。
勝ちたい気持ちが強すぎて、勝敗にばかり意識がいき、
自然と自分のプレーが小さくなってしまったり、
逆に無理なプレーをして簡単なミスをしてしまう
というケースです。

この場合、とりあえず勝敗は二の次に考えて、
自分達が今出せる最高のプレーをするように意識を集中させれば、
自ずと結果はついてきます。

“一見 負けてもいいのか?”

っと思われがちですが、そうではなく、
勝ち負けの意識を考えなくなった所から、
本当の勝負が始まるのです。

場面、場面で、
自分のしてきた練習を信じられるなら、
この状況もきっと乗り越えられます。」

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これは私の心に響きました。
でもこのとおりにすれば、必ずそうなると言う訳では無いです。

逆に、
「絶対に勝とう!」
「勝たなくてはいけない!」
「負けられない!」

と思って結果が出る人はもちろんそれが正解です!
でも大半の方は、練習どおりに出来ていないと思いませんか?
それなら試してみる価値は十分あると思います^_^;

技術的な練習ももちろん大切ですが、
こういった精神的な練習も同じぐらい大切だと思います。
特にこれは試合でのみ得られる練習ですから。

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