浮いたスマッシュと高めのスマッシュ

2008/11/25 by material-crew

┏—<<本日のメニュー>>———————————–┓
<1> 前回のおさらい【勝負脳とは何ぞや??】
<2> 本日のお話【浮いたスマッシュと高めのスマッシュ】
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<1> 前回のおさらい【勝負脳とは何ぞや??】
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前回は「勝負脳」とは??
という内容でした。
この勝負脳とは、日本大学大学院の林 成之教授が考え出した
“人間の能力を最大限発揮する為に考えられた方法”の事です。
日本競泳界のエース北島康介選手が
この「勝負脳」を取り入れたことにより、北京で2個の金メダルを
獲ったことで、多くの人に知られるようになったのです。
私もそれまでは知りませんでした^_^;
勝負脳の代表的なものは次のとおりです。
1.【否定語は使わない】
2.【相手に勝つのではなく自分に勝つ】
3.【勝ったとしても、本当に勝ったとは思わない】
4.【とにかく好きになる】
5.【コツコツ練習するのでは無く、常に全力で練習する】
6.【4拍子半のリズムを保つ】
前回のメルマガに、私なりにバド用にアレンジしたものが
書いてありますので、そちらをご覧ください。
この『勝負脳』は、レベルや環境、その他色々な要因により、
個人では変わってくると思います。
ですから、皆さんもご自分の『勝負脳』を探してみては
いかがでしょうか?
要はモチベーションが上がれるものを
見つければ良いのです。
ただしこれはあくまでも私自身が感じたことであり、
全ての人が共通するものとは限りませんのであしからず ^_^;
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<2>本日のお話【浮いたスマッシュと高めのスマシッシュ】
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今回はスマッシュの角度についてです。
「浮いたスマッシュ」と「高めのスマッシュ」
この二つって同じだと思いますか?
それとも違うと思いますか?
答えはスマッシュの角度だけみれば同じです^_^;
しかし、スマッシュの角度は同じかもしれませんが、
そのスマッシュをレシーブする側にしてみれば、
同じとは限らない場合もあるのです。
それは、その時の状況やレシーブのクセなんかにより、
効果が変わります。
具体的に言うと、
がっちりとレシーブの体勢で構えているところに、
いくら角度があるスマッシュを頑張って全力で打ったとしても、
結構返されてしまうんです。
それも奥まで大きくロングレシーブで(^_^.)
ところが、
そのがっちりとレシーブの体勢で構えているところに、
あえて高めのスマッシュを打ってみると、
甘いレシーブしか返って来ない場合があるのです。
なぜなら、レシーブする側は体勢を低く構え、
ラケットを下げて構えていることが多いので、
高めの球が来ると振り遅れてしまうのです。
特に中級~上級者の場合は、
スマッシュをバックハンドでレシーブするのが一般的なので、
その効果はテキメンに現れる場合があります。
うまくいけばレシーブをミスショットなんかしてくれます(^。^)
では実際、どのような場面で高めのスマッシュを打ったらいいのか
というと、セオリーに反するかもしれませんが、
ちょっと甘く上がってきた時に高めのスマッシュを打つのが
効果的なんです。
でも、実際の試合では、
ちょっと甘くなったレシーブが来たら角度を付けたくなりますよね?
分かります!その気持ち(^_^)
この高めのスマッシュ、
分かっちゃいるけど、打つにはとても勇気がいります(^_^.)
でもそこをあえて高めに打ってみてください!
浮いてしまっったスマッシュでは無く、
狙った、高めのスマッシュです。
あと、ここで気を付けなくてはいけないのは、
左右に振られていたりして、
体勢が十分では無い場合に打つ時です。
この状況の時はレシーブする側は、
スマッシュが高めに来ることを予測していますので、
高めに打ってしまうと、相手のカウンターとなり、
切り返されてしまいます。
そう、高めというより、浮いてしまったスマッシュです。
相手に角度あるスマッシュが来る可能性が高い!
と思わせるほど、効果があるのです。
もちろんあまりにもレシーブが甘い場合は、
当然角度のあるスマッシュを打って決めてください。
身近でレシーブが堅いプレーヤーに
ぜひ、試しに打ってみてください。
相手の思わぬ弱敵が浮き彫りになったりする可能性も、
あるかも!?です(^^♪

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