今回は、二兎追うものは一兎をも得ずということで、
前衛の張りについてです。
バドミントンの勝敗は前衛にあると言っても過言ではありません。
前衛がしっかりと仕事が出来るダブルスほど、
強いとダブルスと言えるのです。
そんな前衛ですが、意味も無くひたすら、
相手の返球を追っかけていても、
ほとんどスルーしてしまうのです^_^;
ではどうやってあの速いショットを止めたらいいのでしょうか?
基本的に前衛は相手の意図やクセを読み、
そこから考えられる返球を予測をして待ち構えます。
そして、その予測して待ち構えることを、
一般的に“張る”と言います。
ここで注意して置かなければならない点が、
2つあります。
一つ目は、あなたのパートナー、すなわち後衛の意図です。
後衛が、前衛のことをまったく考えずにただ打ってるだけですと、
返球もあちこち来るので、前衛のいる意味がまったくなくなります。
二つ目は、前衛はあくまでも相手の“返球を予測して張る”訳ですから、
当然外れてしまうことはあります。
今回のテーマは、この二つ目に関してなんですが、
特に前衛がうまく出来ず、悩んでいる方に多いのは、
ストレートもクロスも両方取ろうとすることです。
「二兎追うものは一兎をも得ず」
クロスもストレートも両方張って取ろうとしても、
結局どっちも取れなくなってしまうのです。
まずは相手の返球がストレートで返って来ると予測して張りましょう!
10本中、2本でも3本でも確実にストレートの返球を止めるほうが、
相手へのプレッシャーになるのです。
そして、何より後衛の負担軽減にも繋がるのです(^^♪
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【二兎追うものは一兎をも得ず】
2011/09/27 by material-crew