結構簡単!?すぐに覚えられるフェイント

2008/01/08 by material-crew

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<1> 前回のおさらい【ロングサーブの有効打とは?】
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前回は少しでも試合を優位に進める為、
ロングサーブの有効的な使い方のご紹介でした。
「サーブとは唯一自分のペースで打てるショット」
この自己中なショットをいかに有効打として使えるか?

それがポイントでした。

そしてそのポイントとは、
相手にロングサーブの返球場所を限定させてしまい、
そこに先回りしてカウンターを狙うというものです。

その場所とは、
左の箱から右の箱にサーブする場合で、
相手が右利きの場合のセンターライン付近の奥です!
(※相手が左利きの場合は逆の箱になります。)
この場所に来たロングサーブをレシーバーがスマッシュすると、
体が開いてしまっている為に、
ほとんどサーブした人の箱のサイドに返ってくるのです。

サーブのリターンがどこに打たれるかが分かれば、
対処し易くなりますよね?(^^♪
そしてその返球を頑張ってスマッシュを打ってきたレシーバーの前、
またはちょっと高度ですがクロスでネット前に落とせれば、
エースショットとして結構決まります。

この技はあえて相手にスマッシュを打たせて、
その返球をエースショットにしてしまう裏技なのです(^_^)
最初は慣れなくてスマッシュが決まってしまいますが、
めげずに頑張って練習すればコツをつかめます。

前回のブログに図説のリンクを張ってありますので、
もう一度見て確認し、
しっかり復習してくださいね!(^^♪

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<2>本日のお話【結構簡単!?すぐに覚えられるフェイント】
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上級者がよくやるフェイント。
あれってやられると頭にきますよね?

“いつか絶対に仕返ししてやろう!”

あなたもきっとそんなふうに思ったことがあるはずです。

そこで今回は初めて覚えるフェイントの入門として、
結構簡単に誰でも出来てしまうフェイントを教えちゃいます(^^♪

その前にフェイントの定義って何だと思いますか?
例えば「フレームショット!」。
あれってどう思います?

あんなのでもフェイントの一つだと思いませんか?
まぁ、意図的に出せればの話ですが^_^;

見た目はなんてことの無い球なんですが、
実際にやられると取れないですよね?
「わぁ~強打が来る!!(>_<)」 と思ってガッチリ構えていたら、 なんと、 思いっきり振ったラケットのフレームに当たって、 あなたの前方にヒュロヒョロと落下。

そしてあなたはその球を目で追っかけるだけで、
足が止まって反応出来ず。

こんなこと多々ありますよね?(^。^)

強打が来ると予想していたのに、
実際に来たのは気の抜けた球。
予想していたものとは違ったのです(ーー;)
そして、
フェイントとはこの現象を自ら作り出すことなんです。

そのフェイントにも色々とありますが、
どれも難しいものばかり。
ショットに変化を付けたり、
体を大きく使ったりするものがほとんどなので、
上級者レベルでないとちょっと難しいです。

そこで今回はそのような上級者がやるようなフェイントでは無く、
それでいて効果抜群のフェイントを二つほど教えちゃいます!

実に簡単!
“ドロップを打つ時にはアゴを上げる”
そして
“クリアを打つ時にはアゴを引く”

この二つだけです!

これだけで意外にも、
結構フェイントになっちゃうんですよ(^^♪
なぜだか分かりますか?

理由は簡単!!

一般的にドロップを打つ時って、
角度やネットを意識してしまうので、
どうしても目線が下にいってしまうんです。

そう、アゴが下がっているのです。
そしてクリアは角度やネットはほとんど関係無いので、
自然にアゴが上がってしまうんです。
要するに顔の向いている角度によって、
次に何を打ってくるかの予想がついてしまうんですよ^_^;

ある程度のバド経験者になると、
次に何を打ってくるのかは、
無意識の内に分かってしまうんです。

それを逆の発想に考えたのが、
今回のフェイントです。
このフェイントを使うと、
相手にとってみれば、
クリアかと思って後ろを警戒していたところに、
“ドロップ!”

スマッシュやドロップが来ると思い、
ちょっと前傾姿勢になっていたら、
“クリア!”

どっちとも相手は一瞬タイミングがずれてしまうのです。
どうですか?
是非試してみてくださいね!(^。^)

ロングサーブの有効打とは?

2007/12/25 by material-crew

バドミントンって、
ミス一つで流れが変わったりするもんです。

さらにラリーポイントになった今日、
以前は楽に勝てていた相手にも、
かなりの接戦を強いられてしまうこともあります。

まぁ、逆に言えば、
以前のサーブポイントの時代には、
到底かなわない相手にも勝てそうになったりもしますが(^_^.)

明らかに追われる立場より、
追う立場のほうが有利です。

読者の方の中にも、
以前よりそのようなチャンスが増えたのではないでしょうか?

そこで今回は更に少しでも優位に進められるよう、
ロングサーブの有効的な使い方をご紹介します。

サーブは唯一自分のペースで打てて、
しかも止まって打てる訳ですから、
動きながら打つよりも数段狙いやすいはず、
そして、さらにそのサーブの返球場所が分かれば、
次の対応もし易いので、かなり有利になりますよね?

そんな好都合な場所はというと、
それは“センターライン付近の奥”なんです!(^^♪

左の箱から右の箱センターライン奥の青いエリアに
ロングサーブを打ちます。

青いエリアに打ったロングサーブを
レシーバーがスマッシュすると、
レシーバは体が開いてしまっているので
ほとんどの場合赤いエリアに返ってきます。

サーバはそれを予測して、
いまスマッシュを打った選手の前、
ピンクのエリアに返球してやるのです。
そうすると、いまスマッシュを打った選手は
体勢がくずれているので、
うまくいけばエースで決まり、
悪くても次は甘いのが上がってきます。
要は、わざと相手にスマッシュを打たせて
その返球でエースを狙う裏技というわけです(^_^)

ちょっと難しいですが、
クロスのネット前に返すことが出来れば、
なお、一層効果があります。
最初は慣れなくて難しいかもしれませんが、
パターン練習などで何度もやっていく内に、
コツがつかめると思います。

上級者の方には効かない場合もありますので、
一回試してみて効かなかったらやめましょう!^_^;
バドミントンはサーブ、サーブレシーブ、そしてそのリターンで、
試合内容の7割が決まってしまうと言われています。

7割も占めている訳ですから、
いかに重要なのかはいうまでもありません。
私がコーチをしている家庭婦人のクラブで、
以前こんな調査をしてみたことがあります。
サーブを打ってから4回以上続いたラリーは
何回あるか?
結論!!
20回中わずか4回(ーー;)

2割・・・。

それだけ続かないもんなんですよ。
皆さんも是非やってみてください!

これは抜き打ちでやらないと意図的に続けてしまうので、
そうならないように気をつけてくださいね^_^;

強くなる条件、そして全国大会で勝つには

2007/12/21 by material-crew

今回のタイトル、
『強くなる条件、そして全国大会で勝つには』

本日のお話はあまりにも漠然としていて、
現実から、かけ離れたタイトルですよね?(*^。^*)

誰だって強くなりたいし、上手くなりたいものです。
ましてや全国大会に出場して勝ち上がる。

そんな夢のようなこと、
一般プレーヤーのほとんどの方が
無縁の領域ではないでしょうか^_^;
私自身、未だ全国大会などに出場したことは無く、
心のどこかで
「いつかは・・・(*^。^*)」
などと密かに夢を抱いてはいるもののそのようなチャンスは無く、
現実とは厳しいものです(ToT)

さて、今回なぜこのタイトルにしたかというと、
先日、あるプレーヤーの方とのメールのやりとりの中で、
とても印象に残ったものがあり、
ぜひ読者の方にも参考にしてもらいたくメルマガに載せました。

ちなみにそのプレーヤーは、
先日福井で行われた全日本シニアのあるランクの覇者なんです(^。^)
そのプレーヤーの方は私に、
————————————————————–
 
『全国に行くと もっと凄い選手が沢山います。
 そういう選手を見てまた刺激を受けて頑張ることも
 凄く大切だと思います。
 またこういう練習は継続が全てです。
 気持ちが乗っている時は誰でも練習出来るけど、
 疲れている時や頑張ったのに思うような結果が出ない時こそ、
 一番の頑張り時だといつも自分は思っています。

 「継続は力なり」
 よく言われる言葉ですが、
 簡単なようで難しいことです。

 誰もがバドミントンだけの為に生きている訳では
 ないですからね・・・・・

 だから、
 それが出来るごく一部の人間が勝つんじゃないかとも思えます。

 全国のツワモノは考え方が普通じゃない人ばかりです。
 特にシニアのような年齢が上がって行けば行くほど、
 若い頃の勢いだけでは勝てないので、
 そういう人間離れした感覚を持ち続けている人が多いです。

 苦手な事にあえて挑戦して、
 それが今までより出来る様になった時、
 自分が進歩した時だと思います。
 “得意な分野は誰でも頑張れる”
 練習も同じで、得意な練習には頑張れるけど、
 苦手なトレーニングやランニングは敬遠されやすい。』

————————————————————–
このようなことをおっしゃっていました。

確かにそうかも(-_-;)
一般的に
「得意なところを伸ばして苦手なとこをカバーする方法」と、
その逆の、
「苦手なとこを克服してベースアップさせる方法」
があります。
どちらがそのプレーヤーに合っているのかは、
なんとも言えません。

「強くなる条件」
それは苦手分野をやることにより得ることが出来た、
自身のベースアップだと思います。
ましてや全国に行きたいのなら、
その苦手分野を避けては通れないようです(+_+)
私も少しずつ苦手分野にも挑戦してみようと思います。
そしていつか、
そのような舞台に立てることを夢見て
頑張ろうと思います!

このメルマガを読んでいる読者の方の中からも、
ぜひ苦手分野にトライしてみてはいかがでしょうか?
新たな目標を持つことにより、
また違ったバドミントン人生が開けるかもしれませんよ(^^♪

セオリーどおりのはずなのに・・・

2007/11/27 by material-crew

格下の人と組んで試合に出たとき、
こちらはちゃんとセオリーどおりの動き、配球をしたのに
うまく回らず負けてしまったぁ。。。

そんなことってありませんでしたか?^_^;
相手に上げさせるような配球もしてるのに、
でもパートナーはそれについてきてくれない・・・。
そんなあなたはパートナーにちょっとカリカリ(ー_ー)!!
でもパートナーのせいにしてはいけません!
実は、意外にもあなたの配球に問題があったりもするんですよ!

過去のメルマガでも何度も言ってきていますが、
“ダブルスの基本はパートナーをどう活かすか!”
です。

パートナーを活かせなければ、
本来のダブルスとは言えません!
いくら速いタッチであなたが絶妙な配球をして、
チャンスを作ったとしても、
それを活かせなければ無意味なのです。

具体例で言うと、
パートナーはスマッシュを連打できないのに、
あなたは無理に前衛に張り付いてトップ&バック
すなわち攻撃の形を取ろうとし、
結果、パートナーは打ち切れずミスしてしまう。

このようにあなたのレベルについていけなければ、
意味が無いどころか、
逆にそれは相手へのチャンスとなってしまう場合もあるのです。

ラリーポイントとなった今、
ミス=敗北です(T_T)
ではそうならない為にはどうしたらいいのでしょうか?

考えられる要因は、
パートナーが「体力的についていけてない」
もしくは、
「どう対応したらいいのかが分からず迷っている」
この二つが大半だと思います。

前者の「体力的についていけてない」場合は
ある程度、パートナーの速さや体力面に合わせてあげましょう。

衛星のように勝手に動き回っていてはダメです。
パートナーにやさしい配球を心がけます。
スマッシュが連打出来ないならクリアやドロップを混ぜさせたり、
とにかくミスをしない、させないように注意することです。
後者の「どう対応したらいいのかが分からず迷っている」場合は
あなたがパートナーに教えてあげる、
または伝えてあげることです。

そう、声を掛けて伝えてあげるのです!
「はい!打って!」
とか
「はい!前!」

結構皆さん、
声を掛けてのコミュニケーションが取れていないんですよね^_^;

これってやる、やらないだと全然違うんですよ。
まとめると、
「あなたにとってみてチャンスでも、
パートナーにとってみれば、
それはまったくチャンスでは無い時もある」
ということです。

セオリーが全てでは無いという事も、
勝つ為には必要な条件なんです(^。^)

団体戦のオーダーを組む上で

2007/11/13 by material-crew

先日行われた地元での団体戦を元にあれこれ書いてみました。
以前、団体戦のオーダーの出し方について書いた記事が
ありましたが、そちらと合わせて見ていただければと思います。

【団体戦のオーダーの出し方】
http://material-crew.com/blog/2007/06/12/

今回は、いつも一緒に練習しているだけに、
お互いを知り尽くしている同士との団体戦の為、
団体戦のオーダーでは考えさせられましたね(^_^.)

まず、いつものオーダーはだいたいが
トップに1番手、
2番目は外して、
3番目に2番手。
このパターンが多いです(^。^)

これは相手チームが3番目に一番実力のあるペアを
「持ってこれない!」
「まず無い!」
という根拠に基づいて決めています。

いくら毎回3番目に2番手ダブルスが来ると分かっていても、
中々3番目に1番手は持ってこれないのが現状ですからねぇ。

これはまぁお互い様かもしれませんが^_^;
要するに、3番目に1番強いペアを持ってくると、
オーダーが外れた場合、
一番強いペアの試合が、
消化試合になってしまうリスクがあるからです。

よって、3番目には外してきたペアか、
もしくは2番手との対戦になる訳です。
1/2の確率で外してきた相手との対戦となる訳ですから、
勝率も高くなります。
これもお互い様ですが。

また、1番手と当たるというプレッシャーも無くなります。
仮に2番手とガチンコ勝負になったとしても、
それは想定内(^_^.)
相手の1番手はトップダブルスか、
もしくは2番目の真ん中となりますね。

ということは、
団体戦での勝利のキーポイントは2番手でしょう!
ここの勝敗により、団体戦の順位が決まってしまうと言っても
過言ではないです。
しかし今回、我がチームは裏をかいて、
今までの必勝パターンをはずしたんです。

なぜなら、相手チームは私たちを知り尽くしていましたし、
今大会にかける意気込みや、過去のオーダーの出し方から、
3番目に相手の1番手が来ると大胆な予想をしたんです^_^;

優勝がかかったこの最終戦、
相手チームは私たちになんとか土を付けようと必死だったんで。
でも実は試合が終わってから判明したんですが、
相手チームは私たちに3個全部勝利しないと優勝は無かったんですよ。

これに私たちは誰一人気付かず、
2勝1敗で逃げ切るオーダーばかりを考えていたのです。

これが大きな落とし穴でした(ーー;)
相手の勝ち数や負け数、
相手がどういう状態にならないと優勝は無いのか!
ということを調べておけば、
オーダーを変えることもできたのです。

冷静に考えてみれば、
「そうだよなぁ~(^_^.)」
って感じですが、
いざ、その場になってみると意外に気付かないもんです^_^;

そういうのもあって混戦となり、
お互いの応援に拍車がかかったので、
周りで観ていた人たちは面白かったのではないでしょうか(^^♪
まぁ、それが団体戦の面白さでもあるんですけどね。
でもそうは言っても出場する以上は試合に勝ちたいもの。
団体戦のオーダーを組む前に、
対戦相手の勝利数は絶対に把握しておくべきでしたね。

これって結構混乱しますが(@_@;)
今回は色々とオーダーや心理的に考えさせられた大会でした。
次回はリベンジしたいと思います。

テークバックとフォロースルー

2007/10/30 by material-crew

テークバックとフォロースルーって聞いたことありますよね?
多くのプレーヤーの方は知っている、
または聞いたことがあると思います。

これはバドミントンだけではなく、
テニスや卓球、野球やゴルフなどにも共通する動作の一つです。

一言で言えば、
「打つ前の溜め」がテークバック
「打った後の抜き」がフォロースルー
こんなところでしょうか。
しかし意外にも、この二つを指導者の方でさえ
あまり理解されていないことがあるようです。

“テークバックを取るように”
とか
“フォロースルーしなさい”
などと言われつつも、
言われた方は「何でするのか?」とか、
「どういう目的なのか?」など、
あまり理解されてないことが多いようです。

私もその一人なのかもしれませんが・・^_^;
そこで今回はこのテークバックとフォロースルーについて、
私なりに今一度考えてみたものを書いてみました。

あくまでもこれは私の主観的に感じたもので、
絶対ということは無いと思います (^_^.)

さて、それぞれの目的や役目ですが、
テークバックは、
「球に勢いを付ける」
「相手に色々な球が打てるぞ!という見せ掛け」

フォロースルーは
「打った球を安定させる」
「次のショットを打つ準備」
大まかに言うとこんなところでしょうか。

例えばクリアやスマッシュの場合、
テークバックを取ることにより腰がひねられ力が溜められます。
それを一気に開放することにより、
溜められた力も一気に開放され、ラケット面のシャトルに伝わります。

これがテークバックをしないで打つと、
ただ単に当てるだけの「手打ち」になってしまいます。
そして打った後のフォロースルーですが、
途中で止めず、しっかり振り抜くことにより、
腰の回転が使われたことになります。

このフォロースルーが出来ていないと、
体のひねりを使いきれていないことになり、
100%の力を出し切って無いと言っていいでしょう。
クリア、ドロップ、スマッシュ、プッシュ、ヘアピン。
それぞれのショットには大なり小なり
テークバックとフォロースルーが入るのが理想だと思います。

私のコーチしている家庭婦人のバドミントンクラブ
「WAKABA」でも、
このテークバックとフォロースルーに関しては、
毎回指摘しています。

特に初心者の方や力の無い人こそ、
この二つが出来るか、出来ないかで、
シャトルが飛ぶ距離やスピード全く変わってきます。
羽を打つことばかりにとらわれて、あまりテークバックとフォロースルーを
意識していない方は、一度、チェックされてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら力が最大限使われていないかもしれないですよ^_^;

ちなみに、
私がこのテークバックとフォロースルーを、
特に重視しているのがドライブです。

サイドバイサイドでレシーブの形になった時、
バックサイドに浮いたスマッシュが来たら、
私は、すかさずバックハンドでテークバックを取り、
そしてセンター寄りのクロスにドライブで切り返します。

この打った時にバックハンドでフォロースルーをしながら、
そのままフォアハンドでテークバックを取ります。
そしてそのままプッシュ!!
こうすることにより相手の返球を更に詰めて、
前で決めることができるのです。

特に速い球の場合、
クロスに打った球の返球の約8割がストレートに返ってくるので、
このようなコンビネーションが可能となるのです。
ただし、これには気をつけなくてはいけない点があります。

あまりにも相手の構えているバックハンドのところへ打ってしまうと、
逆にクロスに切り返され、カウンターを食らってしまうのです(^_^.)
でも決まった時には快感です(^^♪

サーブレシーブを有利にするには?

2007/10/16 by material-crew

ラリーポイント制が日本国内でも全面的に採用され、
各地方大会を始め市民大会までほぼ浸透しました。

最初はどうなることやらと思いましたが、
やってみるとどうってことなかったですね^_^;
ただこのラリーポイント制により、
特にサーブ周りが以前よりも重要となり、
キーポイントとなったのは言うまでもありませんね。

シングルスでもロングサーブより、
ショートサーブから入る選手が多く見られるようになりました。
逆にダブルスでは、
ショートサーブだけで無く、
ロングサーブやドライブサーブも多用され、
序盤から、よりミスを誘う配球が多く見られます。

そこで今回は、
そのサーブ周りの一つ、
「サーブレシーブを少しでも有利にする」
そんなお話です。

サーブは、
唯一、自分のタイミングで打てる自由なショットです。
そんな自分都合で打ててしまうショットに対して
対策とは、
ズバリ!!
「ショートサーブが来たらプッシュしてやる!
と見せ掛けて、実はロングを張る」
という戦略です。

要するに、
相手にロングサーブを打たすように、
仕向けることです。

サーブを打つ側にしてみれば、
前傾姿勢でいかにもショートサーブが来たら
思いっきりプッシュしますよ!
なんて構えされたら、
ビビッてロングサーブ打っちゃいますよね?

そこが狙いなんです(^_^.)

では実際にどの辺にポジションを取ったら良いのでしょうか?
これはどこで構えていたら
「ロングサーブをスマッシュできるか?」
というのがポイントです。

あまり後ろ過ぎても、
相手にはロングサーブを張っているのがバレバレだし^^;
前過ぎれば、ロングサーブをスマッシュ出来ず、
結果上げてしまったり(>_<) そんなんでは意味がありません!

私が思う大まかの基準としては、
前に3割、後ろに7割ぐらいの感じで張るのが
良いと思います。
後ろに自信があるようでしたら、
前の配分を多くして4割、5割でも良いでしょう!

このポジションは個々のレベルに寄って異なりますので、
一概にショートサービスラインから何センチ後ろ
という言い方はできないです。
動ける人と動けない人とでは、
同じ割合でも位置が違ってきますから。

要は自分がどの辺のポジションからなら
ショートサーブも取れて、
ロングサーブをスマッシュできるか?です。
それを探ってみてください。
レベルが上がれば上がるほど前にいれると思います。

ちなみに世界で活躍するプレーヤーなんかは、
ほぼショートサービスライン付近でロングを張ってます。
その中でサーブを打たなくてはいけないのは
ほんとおっかないですよね^^;

でも怖いもの見たさに、
一回は打ってみたいと思うのは私だけでしょうか!?^^;

ドロップとカットの生かし方とは?

2007/10/02 by material-crew

ドロップとカット。

あれって、いつ?どういう時に使えば
一番有効だと思いますか?

まずは皆さん、つい最近の練習や試合などを
思い出してみてください。
どうでしたか?
思い出しましたか?
思い出したその中に、
果たして自分が予測していた形になりました?
予想通りの展開になったあなたはとりあえずOK!

でも意外にも、
この二つを一緒に考えていて、
使い方を間違っているプレーヤーが多いのです。

今回はこのドロップとカットについてのお話です。

まずはドロップとカットの違い。
これは皆さんもご存知のとおり、
ドロップはできるだけネットに近いところに
ラケット面に逆らうこと無くフワっと落とすショット。
そしてカットはドロップと入り方までは同じで、
インパクトの時にラケット面でシャトルのコルク部分をこすり、
ドロップほど短くはならなく、
ショートサービスライン付近近くに落とすショット。

ドロップもカットも相手に上げさせるショット、
すなわち相手を崩す時に使います。
次にシャトルが飛んでいく速さと軌道です。

ドロップの場合、
飛んでいくスピードは遅くネットに最も近く落ちる
山なりの軌道です。
逆にカットの場合、
飛んでいくスピードは速いので、
スピードがある分やや球足の長い軌道になります。

ドロップのように、
飛んでいくスピードが遅いということは、
レシーバー側から見ると、「取りに行く時間がある」
ということになります。
カットは飛んでいくスピードが速いので、
「取りに行く時間が短い」ということになります。

簡単に言えば、プレーヤーが打ってから、
シャトルが床に着くまでの時間はドロップの方が長く、
カットの方が短いのです。
ここまでの説明だけだと
一見、カットの方が有効的な気がしますよね?
でもよく考えてみてください。

ショットが速いということは、
取られた場合のリターンも
同様に速くなってしまいますよね?
あなたが前衛で構えていて、
パートナーがカットを打ったはいいが、
逆に左右に振られてしまって(>_<) 後ろでアタフタ走らされている、 そんなことありませんでしたか?

実は相手がやや前にいるのに、
気付かずカットを打ってしまうとそうなってしまうのです。

カットは確かに有効打ではありますが
相手のいる位置によっては、
墓穴を掘ることにもなりかねません!
相手がやや前にいる場合は、
まずクリアでしっかり奥へ返球し、
奥へ追いやってから次にカットを打つのが有効的なのです。

ではドロップはどうでしょう(・・?
カットのような攻撃的なショットでは無いですが、
スマッシュを連打した後に入れたりすることで、
相手の打つタイミングをずらしミスを誘えます。
また、体制を立て直す為の繋ぎ球として使ったりも出来ます。
このドロップ、
とても地味なショットですが、
結構使えるショットなんです!

でも意外にそこまで重要視されずにいるんですよね。
言うなれば“影のショット”なのかもしれません。
このカットとドロップを上手に使い分けられるようになれば、
より上のレベルの人にも勝ったりできるようになりますよ(^。^)

ぷちコラム【右羽と左羽とでは飛行性が違う?】

皆さんが普段練習や試合、大会なので使っているシャトルは
水鳥(ガチョウやアヒル)の風切り羽と言われる
一番肉厚で軸の太い部分です。

このシャトルに使われている水鳥の羽には
左右あって、それぞれ右羽、左羽として区別されています。
見分ける方法としては、
シャトルのコルク内側に丸いシールが貼ってある方から見て、
軸が右側に反っているものを右羽、
左側に反っているものを左羽と言います。

この右羽と左羽なんですが、
右羽で作ったシャトルと左羽で作ったシャトルとでは
飛行性が微妙に違うんですよ。
理由はコルク台に羽を差し込む時の
羽の重なり方にあるのです。

シャトルは必ず右側部分の羽に重なるよう差し込んであります。
そして反時計周りに回転して飛んで行きます。
右羽の場合は軸が右に曲がっているので、
コルクがどうしても右方向を向いてしまい、
結果としてやや右に反れた軌道になってしまいます。

左羽の場合は軸が左に曲がっているので、
コルクは左を向くのですが、
羽の重なり方(反時計周りに回転)のおかげでバランスが取れ、
まっすぐ飛んでいくのです。
実際に打ち比べてみると分かりますよ(^^♪

ぶらりジャパンオープン観戦記

2007/09/18 by material-crew

今年もやってきました!
日本国内で行われる最高峰の試合
「ヨネックス オープン ジャパン2007」

恐らくこのブログをご購読されている方の中にも、
きっと観にいかれた方がいらっしゃるでしょう(^^♪

私も昔はコートサイドのSS席という一万円の席で観戦していた
のですが、ここ最近はテレビ放映ばかりでした^_^;
でも今年は久々に生のプレーを観に行ったんです!

私がその日、体育館に着いたのが1時過ぎで、
ちょうどミックスダブルスの準々決勝をやっていました。
とにかくまず見て一言、“スゴっ!”
同じスポーツをしているとは思えませんね。

当たり前か^^;

このレベルになると、
私たちのように
「あっ!やばっ!上げちゃった^_^;」
とか、
「ゲッ!、浮いちゃった」とか、
はっきりいってそんなの無いです。

まぁ、そうでしょうねぇ~

とにかくヘアピンでもドライブでも
ネットからほとんど浮かないんですよ。
ほんと見ていて圧巻!\(◎o◎)/!
浮いたらまずプッシュで決められてしまいますからね。
さらにそのプッシュでさえも、
レシーブしてました(^_^.)

でもそんなすごい人たちなんですが、
私たちの試合中にもよ~く見られる
ある光景を目にしてしまったのです・・・。

それは私の地元では

    「アレ」

と呼ばれています。

使い方としては
「あのペアにはそろそろ“アレ”が生まれそう」(>_<) などと言います。
要するに、よくミックスの試合などで目にする
ペア同士の険悪なムードのことです(~_~;)
で、タイのペアに“アレ”が生まれかかっていたのです!

私は見ました!!(-。-)y-゜゜゜
男子の選手が女子の選手に向かって、
ラケットで「お前が前に入らないから決められた!バァカっ!」
みたいな仕草をしたのです。

すると女子は不機嫌そうに、
「そっちの配球が悪いから打たれたんだっ!」
みたいに言い返していたように見えました。

ほんとは違ったりして^^;

それも見て私は、
「あ~同じ人間なんだ、この人たちも」
と、ふと親しみを感じたのでした(^_^.)

さて私の場合、
普通とは違った観戦をします。
特にダブルスの時なんですが、
普通は豪快なジャンピングスマッシュを打ってる人に目が
いっちゃいますよね?
でも私の場合は違うんです。
後衛にシャトルが上がった場合の前衛のポジション取りに
目を向けています。
そして後衛が打った球の返球に対して、
前衛がどのタイミングで反応するかを見ます。
この見極めがダブルスでは重要なんです。
ダブルスは一人一人の力1+1を2にして戦うのでは無く、
“3”などにして戦うもの、
それにはコンビネーションというものが絶対に必要なんです。

特に上のレベルにいけばいくほど、
コンビネーションが必要不可欠なんです。
一人でやっても絶対に勝てません!
それがダブルスです。

全体を通してみて感じたことは、
とにかくレシーブが硬い!
ということです。

とくにインドネシアのチャンドラ・ウイジャヤ選手のレシーブが
凄かったですね。
後ろには絶対に引かないで、
「レシーブでも攻めてやる!」
という姿勢が見習うべきところでした。

後、気づいた点は、
点数がかなり引き離されても決して最後まであきらめずに、
同点までもっていってしまうというのもさすがでした。
私たちのような一般プレーヤーでは、
ラリーポイント制になった今、5点も6点も点数が離れてしまうと、
どうしても
「もうダメかな・・・」(>_<) という思いが心のどっかに現れてしまい、 結果として本当にそのようになってしまいます。
しかし彼らは本当に最後の最後、
床にシャトルが落ちるまで追っかけていくところは、
さすが一流プレーヤーって感じでしたね(^。^)

もし皆さんも機会がありましたら、
ぜひ、そういうプレーを実際に見ることをお勧めします。
見るだけでもイメージトレーニングになりますよ(^^♪

サルでもできる!スピンネット術とは?

2007/09/04 by material-crew

えーーー、、、
最初に言っておきたいことがありまして、
ごめんなさい!!サルにはできません!

すいませんでした!m(_ _)m
でもまぁ、それぐらい簡単にできる!
という意識でトライしてみてください。o(^o^)o

  “スピンネット”

グルグル不規則に廻っていて、
いつ打ち返したらいいのか分からないヘアピン、
そう、それがスピンヘアピン!

普通、スピンヘアピンって、
上級者の人だけが使う特別なショットって思っていませんか?
まぁ、確かにそういう傾向にあるかもしれません^_^;
でも、スピンヘアピンを使いこなしている上級者だって、
昔は初級者や中級者。
何度も何度もノックなどによる反復練習によって、
マスターしたのです。

最初からできる人はいません!
だから、これからマスターしたいって思っている人も
十分習得できます。
まずは、マスターしてやるぞー!
という前向きな取り組みが大事ですね(^^♪

では本題に、
よくスピンヘアピンって時計の2時~6時、
または6時~10時をなぞるように切るとか擦る
とか聞いたことないですか?

何だかよく分からないですよね?あれじゃ^_^;
スピンヘアピンには、外側から内側に切る「純切り」と、
その逆の内側から外側に切る「逆切り」が有り、
それぞれフォアとバックで計4つあるんです。

今回はその4つの中で一番やさしい、
フォアハンドの純切り、
時計の2時(外側)~6時(内側)に切るショットについてご説明します。
(左利きの場合は10時~6時に反時計周りです。)

まず、スピンヘアピンをする上で
私が特に気をつけていることは、

「しっかり踏み込んで打点を高く、」
「コルクをしっかり見て、」
「そしてグリップは力まない」

この3つです。

次にイメージです。
シャトルのコルク部分を人の足だと見立ててください。
そしてその足を(コルク部分)柔道の足払いをするように
ラケット面で払います。

この時、時計の2時~6時に切るとかは気にしなくていいです。
まずは、足払いの感覚をイメージしながら打ってください。
どうですか?
なんとなくイメージが湧きましたか?
飛んできたシャトルを“足払い!”
これで十分スピンがかかるもんなんです。

次に練習法です。
ヘアピン練習は、
とにかくハンドトスノック(手投げノック)による
反復練習が効果的です。
ネット前から手で放り投げてもらって、
それをスピンヘアピンで返す。
この時、大事なのはノッカー(フィーダー)の球出し。

そのままふんわり投げたシャトルを
スピンヘアピンで返すのって意外に難しいんです(~_~;)
ではどうするのかというと、
ノッカー(フィーダー)はコルク部分を指で駒を廻すように、
回転をかけて球出しをしてあげます。

そうすると、いとも簡単に初心者の方でも、
簡単にスピンをかけることができるのです。
このノッカー(フィーダー)が指でかける回転が、
速ければ速いほどよくスピンがかかります。
まずは意図的に回転させ、
スピンヘアピンの感覚をつかみましょう!

スピンヘアピンは力をほとんど使いませんので、
非力なプレーヤーでも正しい打ち方や理論さえ理解していれば
十分できます。

できないのは普段からそういう練習をしていないだけ。
ぜひ、この機会にスピンヘアピンを使いこなしちゃいましょう!
さすればあなたもネット前の魔術師!?(^^♪

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