よく動く相手には?

2007/08/21 by material-crew

フットワークが軽く、
よく動くプレーヤーってどこを狙っても拾われてしまいます。
そんな相手に勝つ方法・・・

そんなものは基本的にありません!^^;

が、
有効的なコース、攻め方や守り方はあります。
まず、バドの基本は相手にイヤなことをすること!
それは、言い方を変えれば
「相手の得意パターンにもっていかせない」
ということに繋がりますよね?

今回のテーマは、

      “よく動く相手には?”

動くことを得意としているのなら、
つまり、動かさなければいい訳です。

「動かさない!」を、「動けない!」
というふうに、ちょっと変換してみます。
「動けない!」ということは何らかが邪魔していて、
動けなくなります。

では果たしてそんなことが可能でしょうか?

フェイント!?
確かに効果はありそうですが、
それはちょっと難しいかも^_^;
もっと簡単!!

もうお解かりの方はいますよね?
そう!実はパートナーが邪魔となり、
動けないことがあるのです。

パートナーが邪魔になる!?

それはもしや・・・(^^♪
そうです!
よく動く相手ペアのちょうど真ん中に来たシャトルです。

ならば、その真ん中に打ってあげれば良いのです!
真ん中に打たれると、
どっちも手を出そうとし、
結果的に動けなくなってしまうのです。

いつもはあっちに振ったりこっちに振ったり、
振ったつもりなのに意外と簡単に拾われて、
最悪、カウンターを喰らったり(>_<) 実はそれは振っているようで振ってなく、 逆に相手のパターンにはまってしまってるのです。

だって誰が取りにいくのかが明確なら、
よく動く相手にしてみれば朝飯前だと思いませんか?

フットワークが軽く、
よく動くプレーヤーは動いてなんぼ!
とにかくコート内を縦横斜めに
ひたすらシャトルを追っかけたくなるもんです。

そこを抑えられてしまうとついイライラ^_^;
余計なことをし始めてしまい、
結果、自滅に繋がる傾向にあります。
とにかく、徹底的にクリアでも、ドロップでも、スマッシュでも
相手ペアのど真ん中にイヤというほど球を集めてみてください。

イライラさせたらこっちのもんです!(^^♪

レシーブは借金といっしょ!?そして宝くじ!?

2007/08/07 by material-crew

今回のタイトルって何だか意味不明ですよね?
でもとっても大事なことなんですよ!

ではここで「なぞ掛け」を一つ、
     『レシーブと掛けて、借金と解く!』
その心は!?
     『返せないものは無理して返す必要は無い(^^♪』

山田く~ん!座布団2枚持ってきて!(笑)

これ、実は先日練習していた時に、
隣のコートで練習していた人を見て、
ふと思いついたのです^^;
どういうことかと言うと、
ちょっとこんなの想像してみてください。
ゲーム中に自分のレシーブが段々と甘くなってきてしまい、
でも打ち負けたくないので、
頑張って奥まで返そうと。。。

そしてラケットをぶんぶん振り回してしまう、
そんなことってありませんか?

でも残念なことに、
あなたがどんなに頑張ろうとも、
そういう時ってほとんど返らないもんなんです(>_<)

それなら無理して奥まで返そうとせず、
返せる範囲内で返したほうが良いと思いませんか?

ローンやクレジットだって、
返済に無理あるプランは立てないですよね?
レシーブもそれと同じなんです!

まぁ、奥まで返ったとしたら、
それはジャンボ宝くじで、たまぁ~に当たる
7等の3,000円ぐらいだと思ってください。
ところで皆さん買いました?サマージャンボ!!

私は実家で半強制的に買わされています。
それも抽選が終わってから集金されるので、
なんかハズレくじにお金を払っている感じがするんですよ(ーー;)

とまぁ、、話がそれましたが、
バドのレベルを宝くじの枚数に置き換えると、
上級者に成れば成るほど買っているので(キャリアが長い)、
当然当たる確率も高い訳です。
でもそれなら、当たらないものを狙うより、
少しでも確率が高いものを望んだ方が良くないですか?

『チリも積もれば山と成る!』
そう、8等の300円狙いです!
300円レシーブだって、
10回返せば3,000円!!
実際に10回も返せたら、
それは高額当選と同等の価値あるレシーブになります!

では具体的にどう返球するのかというと、
まずはラケット面を飛んでくる方向に合わせ、
腰を引かずにリラックスして待ちましょう!
そしてシャトルが飛んで来たら反発するのでは無く、
流すような感じでふんわりネットに返します。

返すというより飛んでくるシャトルの力を
ラケット面で吸収して当てる感じですね。
これで十分ネットに返せます。
ネットに返したら、
できればそのまま前に入黷黷ホなお良いですね(^。^)

とにかく無理しないこと!
これに気を付けていれば、
今まで返せなかった球も少しは返せるようになります。

そうそう、余談ですが元日本代表の人は、
相手の決め球をレシーブするのが究極の快感なんだとか
言ってました^_^;
レシーブの全部返済は無理ですが、
借金は全額返済しましょうね!

くれぐれも踏み倒しはいけませんよ!(^。^)

戦いはすでに始まっている!

2007/07/24 by material-crew

さて、今日のお話は心理戦です!

普通、大会では試合のコールをされ、
そしてコートに入りますよね?
そして2分前後でしょうか、
たいして出来ない基礎打ち&アップを開始。

この時、あなたは何を考えて打っていますか?
最近出た試合のことをちょっと思い出してみてください。

「今日は足が良く動くかも!?」
「スマッシュがいけてるかも!?」
「レシーブがいつもより良い!?」
「足が動かないよぉ~」
「サーブ入るかなぁ・・・」
「力がなんか入らないよ」
 ・・・
とまぁ、色々と考えちゃったりしませんか?^_^;

そしてさらにあなたは、
これから対戦する相手がどんな攻撃、どんな球回し
をしてくるのかが気になっていたはずです。
そりゃあ気になりますよね?
当然です!
ちょっと想像してみてください。

いま隣で対戦相手が、
「ガンガンスマッシュ打っていたら?」
「ドロップ交互やスマッシュ交互をしていたら?」
「半面フリーなんかしてたら!?」
そんな光景をあなたは横目でチラリ・・・(;¬_¬)
う~ん、気になりますよねぇ~。。。
そしてあなたは心の中でこう思うはずです。
ガンガンスマッシュを打っていたら、
⇒この人に上げたらヤバイかも~(~_~;)

ドロップ交互やスマッシュ交互、
そして半面でフリーなんかしてたら、
⇒この人シングルスもやりそうだし、動かされそう・・・(>_<)

そうです、勝手に色々なことを想像してしまい、
より一層緊張してしまうのです。
試合が始まる前にこんな状態では、
勝てる試合も勝てないですよね?

この場合、対戦相手も同じ心境にあるんだ!
ということを念頭に置き、
これを逆に使って対戦相手にプレッシャーを与えるのです!

試合で勝つ為には少しでも相手に強いと思わせることが、
意外と大事なんです。
ただし、気をつけないといけないことがあります。
それは逆に弱いところ、調子が悪いところを
相手にさらけ出してしまうことです。

例えばペアの人はスマッシュの調子良いけど、
あなたはレシーブがいまいちだったとします。
そこにペアがガンガンスマッシュ!
あなたはまったくレシーブ出来ず(>_<) そんなのをこれから対戦する相手に見せてしまえば、 あなたがレシーブが出来ないのをいち早く察知され、 狙われてしまう可能性が出てきます。

これでは逆効果です(T_T)

こんな時あなたは無理に奥までレシーブせず、
ネット前に返してスマッシュ&ネットにしたほうが無難です。
結論!ダメなところを見せるより、
調子の良いものを見せて相手にプレッシャーを与える!
そういう意味で、
実は“ラブオールプレー!”で試合が始まる前に、
“もう戦いは始まっているのです!”

ただ単に基礎打ちをするのでは無く、
限られた時間を有効に使うことが勝利への第一歩なのです。(^o^)

もしかして集中力UP!?

2007/07/10 by material-crew

今回は私が今試しにやっている練習法のご紹介です。

最初に言っておきますが、
この練習法で得られる効果の、客観的なデータは無いので、
本当に効果があるかは分からないです^_^;すいません。
バドミントンって皆さんご存知のとおり、
スポーツ界で最もスピードが速いものと言われています。

世界のトッププレーヤーが放つスマッシュのスピードは
なんと初速で時速350キロ以上!!
新幹線並みです!\(◎o◎)/
そんなとてつもなく速いスピードに反応するには、
目だけだと厳しいものがあります。

では、その速いスピードのシャトルを、
どうやって打ちかえしているのでしょうか?
今回ご紹介する練習法の“カギ”はここにあるのです。

例えば、小さい体育館と大きい体育館で、
どっちが打ち返すタイミングが取りやすいかを想像してみて
ください。(・・?)
ちょっと分かりにくい人は、
大勢で打っている体育館と、ほとんど人がいない体育館。

さて、あなたはどっちですか?
そう、ほとんどの方が小さい体育館、
または、ほとんど人がいない体育館のほうが
タイミングがとりやすいと思ったはずです。

なぜでしょう?

もうすでに始めからお解かりの方もいるかと思いますが、
実はプレーヤーは目だけで無く、
「聴覚」にも頼ってタイミングを取っていたのです。
相手が打った音、自分が打った音に反応しているのです。
そして、そこに注目して考えついたのが、
“耳栓をしてのバドミントン!”
「聴覚」を鈍らせて、目で見る反応力をUPさせる練習法です。

耳栓をすることにより「聴覚」が鈍り、
「視覚」はさらに研ぎ澄まさなくてはいけなくなります。
冒頭でもお話したとおり、
客観的なデータが出た訳でもないのですが、
実際やってみると、
「集中しなければ!」
という作用が働くようでした。

またゲーム数を重ねるごとに心拍数も上がり呼吸も乱れ、
より一層集中しなければいけないと感じました。
そういう意味で「集中力UP」に繋がる練習法といえるのでは
ないでしょうか。
こんな経験今までになかったですか?

たくさんの人が打ち合っている大きな体育館で試合したら、
タイミングが取りづらくレシーブが出来なかった^_^;
それはいつも練習している場所が、
音の反響の良い小さな学校の体育館だったりすると、
より一層そのように感じられるはずです。
そんなあなたは、意外と視覚よりも聴覚に頼りすぎているのでは
ないでしょうか?

私自身、この練習法により、
音というものを意識させられたことには違いありません。
よって、目的である「集中力UP」には繋がったいえます。

皆さんの日々の練習環境や個人差に寄っても変わってきますので、
一概には効果があるとは言えませんけど^_^;
この練習法はしばらく続けてみますので、
その結果をここでご報告したいと思います。

もし試してみたいという方は
自己責任の範囲でやってみてくださいね!

耳栓をしていることを忘れて、パートナーと激突!などの事故には
くれぐれもご注意ください。(^_^;)
ちなみに私が使った耳栓ですが、
普通のスポーツ店で売られている粘土状のシリコンゴムの耳栓です。
価格は500円ぐらいでした(^。^)

ハーフ球とは?

2007/06/26 by material-crew

皆さんハーフ球って良く聞くと思いますが、
どういう時に使い、また打った後はどうしていますか?

今回はそのハーフ球についてのお話です。
そもそも、その球が意図的に作って出したハーフ球なのか?
それとも中途半端に上げてしまった球なのか?
どっちなのかも分からずにいるプレーヤーが、
非常に多いような気がします。

バドミントンの基本は
“相手に上げさせる!”
これはもちろんハーフ球にも同じく言えることで、
まずは相手に上げさせる為のショットなんだ!
ということを念頭に置くようにしてください。
このハーフ球、
一歩間違えれば相手の前に球を出してしまい、
思いっきりカウンターを喰らってしまうこともあります。

しかし、
そんな危険なショットですが、
きちんとした使い方が出来れば、
ゲームを有利に進められるすばらしいショットなんです!
では実際にどういう時に使うのかと言うと、
一番多いのは、
相手がトップ&バックの時に、
前衛を抜いたサイドライン付近に打ってあげることです。
この場所は、前を張っている前衛からも遠い場所であり、
また、後ろで上がってくるのを待っている
後衛からも遠い場所でもあるのです。
そう!次に攻撃されにくい場所なんです(^^♪
前衛が後ろに下がりながら取ろうとすると、
後ろから来た後衛と重なってしまったりしますよね?

こんな光景は良く目にします^_^;

さて、的確なハーフ球を落とせたからといって
安心してはいけません!
実はこのハーフ球、ここからが肝心なんです。
次は上がってくることが予想されるので、
前衛は下がりながら取ろうとし、
後衛もまたチャンスとばかりに突進!
まるでスーパーのタイムセールのように^_^;

お互いが同じ球を追っかけ、
そして・・・前衛と後衛が重なってしまい
あげくの果てに攻撃出来ず上げてしまって(>_<)

あれ!?

これってさっき自分たちが相手に打ったハーフ球の状況と
似ていませんか?
上げさせるはずが、
いつのまにか・・・上げている(^_^;)
最後の最後で上げてしまっていては、
ハーフ球を出した意味がありませんよね?

この場合は前衛はハーフに出した返球を下がってまでは追っかけず、
後衛を信じて前衛の仕事に徹するのです!
このハーフ球を使いこなせるようになれば、
ダブルスがまた一段と楽しくなりますよ!

団体戦のオーダーの出し方

2007/06/12 by material-crew

団体戦のオーダーを考えるのって、すごい悩んだりしていませんか?

組み合わせや、出る順番のことです。
「試合だからもちろん勝ちにいく!」
また、

「団体戦はお祭りみたいなもんだから、楽しむこと!」
どっちもありだと思いますが、
今回はその心理戦、
勝つための“団体戦のオーダーの出し方”
についてのお話です。

私、良く聞かれるんですよ、
団体戦のオーダー^_^;
でも意外と私のオーダーが当たることが多いらしく、
今回はそんなテーマにしてみました。
最初に言っておきますが、
私は予想屋じゃないんで、
ハズレても私のせいにしないでくださいね ^_^;
あくまでも私の経験に基づいたお話ですのであしからず。

さて、団体戦のオーダーって、
意外と実力を平均化して出すことが多くないですか?
上級者と初級者で組ませて、
ペアのレベルの平均値を上げるわけです。
でも、この出し方は勝つことよりも、
「試合を楽しむ出し方」と私は思います。

ですから私は違います!
団体戦は個人戦と違い、
変な緊張感がありますよね?
個人戦では組むことのない、
自分よりも上のレベルの人と組むことになり、
そして周りのチームメイトからは、
「あの人が全部カバーしてくれるから大丈夫!」
と、他人事のように言われ・・・(ーー;)
「私のせいで負けたらどうしよう・・・」

そんなへんな緊張感の中、
試合はどんどんと進んでいってしまうのです(>_<)

あっさり勝てれば結果オーライでしょう、
でもこれが意外と苦戦してしまうことが多いんですよねぇ~。
普段の練習ではそこそこ出来ていたのに、
その日ばかりは苦戦しいられ、
上級者の方も焦りから、
いつもと違う動きをしてしまうんです。

そうなると、
上級者と組んでる方はどこに行けば良いのか分からず、
コート内を邪魔しないようにウロウロとただ動き廻るだけ(/_;)
そう、コート内での徘徊です(T_T)
これでは勝てるものも勝てません!

なら、どうすれば良いか?
私はやっぱり、軸になる一番強いペアを作って
最初に持っていきますね。

なぁ~んだ、
って思われるかもしれませんが、
この初戦を制することが、
残りの試合のペアの平常心を保つことが出来、
結果、精神的に楽になるのです。
逆に相手は初戦を落とすことにより、
次“絶対”勝たなくちゃいけない!

と思い、必要以上にプレッシャーを感じてしまうのです。
この“絶対”というのがやっかいなんですよ^_^;
そう、自滅パターンの始まりです。

最強2人を組ませてしまうのはもったいない使い方、
と思われる方もいますが、
私はこのやり方で案外成功しているんです。

もちろんこれだけが正解ではありませんけどね d(^.^ )
あくまでも自己責任で参考にしてみてください。

基礎打ちのプッシュの目的とは?

2007/05/31 by material-crew

基礎打ちのプッシュって、
「プッシュする方の練習?」
それとも
「レシーブする方の練習?」
どっちの練習だと思いますか?

一般的にはどっちの練習でもありそうですが、
果たしてどうなんでしょうか。。。(・・?

先日の練習で、プッシュ練習をしているあなた自身を
思い出してみてください。

その中でプッシュをしているあなたの
“立ち位置”。
あなたはどこに立ってプッシュしていましたか?
ネットにへばり付いていませんか?

実際の試合で、
そんなネット前まで入れていましたっけ??

たまたまネット前にいたところ、
チャンスボールが上がって来て全力でプッシュ!!
これならあると思いますが、
実際の試合でそんな光景ってあまりないですよね?

はっきり言って、
ネットにへばり付いてプッシュされたら、
かなりの上級者じゃない限り普通取れないですよ。

だってそれって、
『チャンスボール』じゃないですかっ!

決まって当然のショットです。
それをレシーブしろというのは、かなり酷だと思います。

基礎打ちのプッシュの立ち位置は、
ショートサービスラインから、
せめて30センチ前ぐらいまで。
そしてレシーバーが取れる7割りぐらいの力まで落とし、
ネットとある程度の距離を保ちつつ、
リズム良く、的確なポイントを狙います。

そうでないとただ単に、
『チャンスボールを打つ練習』と
『それを拾う練習』になってしまいます^_^;

何の練習でもそうですが、
やはり実際にある光景のショットを練習をしないと、
本当の試合でも使えません!

「使えない」

ということはあまり意味が無いということになりますから。

今度の練習で、
今一度確認してみてはいかがでしょうか(^。^)

相手からの返球があっちにいったりこっちにいったり、
まともに返って来ないようなら、
取れるぐらいまで力を加減してあげましょう!

セオリーって何?Vol.2

2007/05/15 by material-crew

さて、今回は前回の“セオリーって何?”
についての後編です。

「なぜバックを狙ったほうがいいのか?」

を図式で表してみました。
図1を見てください。
▼図1・2
○はあなた、そして●は初心者の相手です。(相手が右利きの場合)

ちなみに相手は初心者なのでバックハンドが苦手で、
フォアで構えていたとします。

そしてあなたは(1)にスマッシュ、もしくはドライブを打ったとします。
するとどうでしょう、
相手がフォアハンドで構えているところに打つので、
カウンターも打たれ、そればかりでなく、
返球が色々なところに返ってきてしまいます。(図2のピンクのエリア)

セオリーとは
「相手からの返球を限られた場所に絞り込ませること」
でもこれではセオリーになっていないですよね?
次に、図3・4を見てください。
▼図3・4
相手のバック方面(2)を狙えば、
図4のピンクのエリアに返球が返ってくるので
返球が予測しやすいです。

今度は上級者と対戦した場合です。(相手が右利きの場合)
あなたは相手のバックハンドを狙うことにより、
返球を制限させることを覚え、
初心者と対戦した時とまったく同じ、
相手のバック側に打ってみました。(図5を参照)
▼図5・6
今度はどうでしょう?

なんとあなたが打ったスマッシュよりも数段速い返球で
図6のピンクのエリアに返ってきてしまいました(@_@;)(図6を参照)
何度やってもクロスにレシーブされたり、
前に落とされたり、ドライブで返ってきたり。
バックを狙うのがセオリーのはずが・・・。
何で??(+_+)
実は上級者はレシーブをほとんどバックハンドで取るので、
よほどサイドラインぎりぎりの(5)を狙わない限り、(図7を参照)
返球エリアを限定することはできません。
▼図7・8
上級者の場合、バックでも(4)に打ってしまったら、
図6のように返球エリアが広がってしまうわけです。
では上級者にはどこに打てばセオリーなのでしょうか?
答えは図7と図9の(3)と(5)です。(図7と図9を参照)
これらのエリアに打てば、
返ってくる返球も少しは絞り込めます。(図8と図10を参照)
▼図9・10
でもこれはセオリーの一部分に過ぎないんです。
上級者になればなるほどセオリーが通用せず、
世界で活躍されている選手はこのセオリーの裏の裏、
そのまた裏をかいているのです。
また「セオリー」はこんな表現をすることもできます。
このブログを読んでいる読者の方で、
テレビゲームをされたことのある方なら
きっと知っていると思いま
そうロールプレイングゲームの王道
『ドラゴンクエスト』
このロールプレイングゲームをやったことがある、
もしくは知っているという方なら分かると思いますが、
「セオリー」はそのロールプレイングゲーム(RPG)
といったところでしょうか。
RPGは攻略本がなければどんな敵がどの位強くて
どんな技を使うのか最初は判らないのです。
しかし、ゲームを進めていくにつれて、
「この敵にはこの技が効く!」
とか、
「このレベルならこの程度の攻撃で通用する」
などが分かってきます。
バドミントンも始めたばかりの時はただ返すだけ。
少しするとただ返すだけでは良くないと気付いて、
色んなショットを打ってみたくなり、
相手のフォアにスマッシュ打ったら切り返されたぁ(T_T)
とか、
相手コートが見えてきて、
空いてるように見える所にクロスを打ってみたら、
逆に切り返され(>_<) 最初はそれがパートナーをハメてることすら知らずに(^_^;) でもそういう失敗を重ねて、 自分で「セオリー」を気付いていくものです。 もちろん人に教えて貰ったのが実感できれば それもまたセオリーの一つになるでしょう。 RPGのゲームだと裏技を友達から教えてもらったりできますが、 バドではそう簡単にはいきません! “攻略本=セオリー集” そんなのがあったら、手っ取り早いかもしれません。 ただし攻略本に載っている裏技も、 レベルが伴わないと出来ないこともあるように、 セオリーも技術が伴わなければ出来ないものです。 その為にはやはり地道な練習は欠かせないのです(^_^;)

セオリーって何?Vol.1

2007/05/01 by material-crew

さて、今回はセオリーについてです。
このセオリーについては、色々と耳にしているとは思いますが、
今回は色々な角度から見てお話します。

ちょっと長くなりそうなので、
次回5/15発行予定分と2回に分けてお送りしていきたいと思います。

さて、この「セオリー」なんですが、
知っているようでいて、
意外と気付いてないプレーヤーが多いんですよね^^;
「CLUB WAKABA」人たちも
”セオリー集”みたいなのががあったらほしい!
な~んて言ってました^_^;
そんなのある訳が・・・。
あるのかなぁ~(^_^)

実は先日、女子中級レベルのプレーヤーの方に
こんな質問をしてみたのです。

私:「試合で初めて対戦する相手にはまずどこ狙います?」
女子中級プレーヤー:ちょっと不思議そうに、
「え!?バックでしょう??(^_^;)」
私:「何でですか?」
女子中級プレーヤー:「う~ん・・・だってそこ狙えって習ったし^_^;」
私:「そうなんですかぁ。。。」

バックに打てと言われてるからバックに打つ。
決して間違ってはいないと思います。

でも何でバックなんでしょう(・・?

実はその理由を知っている、知らないとでは、
その試合の内容や勝敗が大きく変わってきます。
その答えは【セオリーって何?Vol.2】5/15発行にて
お話しするとして、今回は控えさせていただきます。

とりあえず結論から言ってしまえば、
このバックを狙うということが、
“セオリー”なのです。
それも代表的なものの一つですね、
特に中級レベルぐらいでは(^。^)
ではなぜセオリーなのでしょうか?

これは以前も書きましたが、
日本人プレーヤーはフォアハンドと比べてバックハンドの練習量が
明らかに少ないのでバックが弱いのです。
ちなみに余談ですが、バドミントン王国インドネシアでは
ジュニアの頃はバックハンドから教えるそうです。
練習量が少ないのに、バックハンドが強いはずがありません!
ただでさえ、日常生活の中でバックハンドの手首の使い方をする
動きが少ないのですから。

一般的に相手のバックに打てば、
あまり切り返されることが少ないので、
そこを狙うのです。
仮に取られたとしても、
ある程度の返球される場所が限られてしまうので、
こちらとしては次の予測がしやすくなるのです。
この相手からの返球を限られた場所に絞り込ませることが
セオリーなのです。

ご存知でしたか??
このほかにもセオリーに添った配球は、たくさんあります。
例えば、クリアやドロップを打つ場合、
「センターを狙う」
相手の真ん中を狙うことにより、
相手ペアにお見合いをさせ、判断を遅くさせるのです。
判断が遅ければ、返球のコースも限られてくるわけです。

次回はこのセオリーについて、
具体的な図式での説明と、
ちょっと違った点から見たセオリーのお話をします(^o^)/
次回、5/15発行【セオリーって何?Vol.2】まで
いましばらくお待ちを!

ぷちコラム【シャトルの打球感は味付け?】

今回はシャトルについてのお話です。
よく、試合とかで
「今日の試合球重くない?」とか
「軽くて打った気しないよね?」など
耳にします(^_^;)
ところでこの“感じる重さ”って何だと思いますか?
実は、この重さ、すなわち打球感は、
普段の練習で使い慣れているものと比べて、
軽いとか、重いとか、打った気しないとか感じるもので
大きく左右されるようです。

普段から使い慣れているシャトルが軽めのシャトルなら、
適度な重さのシャトルを打つと重いと感じてしまいます。
もちろん逆の場合もありますし、
飛ぶ、飛ばないということでも同じことが言えます。

食べ物で言えばいつも塩分控えめで慣れている人が、
適度な辛さのものを食べても「しょっぱい!(>_<)」 と感じてしまうのと同じ原理なんですね。 シャトルの打球感はまさに味付けと同じなんです(^。^)

“ゲーム練習”で得るものとは?

2007/04/17 by material-crew

皆さんゲーム練習ってやりますよね?
まぁ、当然ですが。
ではその「ゲーム練習」って何の練習で、
何を得るんでしょうね?
今回は「ゲーム練習」の“練習”について
考えてみようと思います。

まずは辞書で【練習】という語句を調べてみました。
すると出てきた答えは、、
【技能・芸事など上達するように同じことを繰り返しならうこと】
″上達するように同じことを繰り返しならう″?
これは正にノックやパターン練習のことですね!
ノックは決められた場所に、
決められたショットを繰り返し打つことにより、
安定して打てるようにすることです。

パターン練習も同様ですね。
ではゲーム練習ではどうでしょうか?

一般的にゲーム練習では
「とにかく勝つ!」
「簡単には上げない」
「全力で打つ!」
「サーブをミスらない」
 
「できるだけノータッチで決めさせない」
   ・
   ・
   ・
まぁその他にも色々とあると思いますが(^_^)

でも、どれもこれも同じことを繰り返し行うような
“練習”が無い感じがしませんか?
ではちょっと違った視点から考えてみましょう!

例えばそのゲーム練習の中で、
「良いショット」
「良い読み」
「良い切り返し」
そういうのって少なからずありますよね?

よくコーチから、
良かった時の動きやショットの感じを忘れずに覚えておくように!
な~んて言われたことありませんか?
その良かった時の動きやショットを
少しでも多く出すには、
良い動きやショットを何度もイメージして、
また繰り返し行うことにより、できるものではないでしょうか?
ただ単にゲームをしているだけでは、
たとえそのゲームを勝ったとしても
本来の“練習”とは言えません。

ゲーム練習・・・
上達するように
ゲーム内で同じ良いショット、良い動きを繰り返しならい
そして技術を得る。

皆さんは日々のゲーム練習の中で、
上達するような“練習”をして、
上達した技術を得ていますでしょうか?
意外と“練習”になっていないかもしれないですよ^^;
今一度、過去のゲーム練習を振り返ってみてはいかがでしょうか。

ぷちコラム【継続させるには腹八分目!?】

これじゃまずい!と思って
肉体の限界まで追い詰めてしまい、
体を痛めてしまって結局は続かなかった。
という話を耳にします^^;
気持ちは分かりますが、
これでは逆に時間がもったいないですよね?

トレーニングやランニングが特にそうなんですが、
もの足りないぐらいの方が、
「ちょっと物足りないから明日もやろう!」
っていう気になり、これが意外と続くんですよ。

継続させるには練習やトレーニングも
腹八分目な時も必要なんです。
続けていればマイナスになることは無いですからねぇ(^^♪

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